Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2013年2月3日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,015人(超満員札止め)
MATCH REPORT
『Road to THE NEW BEGINNING』第2戦・後楽園ホール大会。
第1試合では節分にちなみ、獣神サンダー・ライガーたちマスクマントリオが、観客席へ豆を投げ入れた。
第2試合の8人タッグマッチは、後藤洋央紀が牛殺し→昇天・改の必勝パターンでYOSHI-HASHIを料理。試合後、高校時代からの親友である柴田勝頼との対戦をブチあげた。
第3試合は、2月10日広島で行なわれるIWGPタッグ選手権試合の前哨戦となったが、天山広吉がインフルエンザの疑いで欠場となるハプニングが発生! 王者組のランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.が、小島聡&キャプテン・ニュージャパンを血祭りにあげた。
第4試合では、前日の岐阜大会で遺恨が勃発した真壁刀義と高橋裕二郎が、6人タッグマッチで激突。大荒れの展開となり、最後は飯塚高史が暴走して反則負けになった。ところが、またもや高橋が真壁を襲撃し、ぶっこ抜きジャーマンでKO! 今回もマイクアピールで激しく挑発した。
CHAOSvs鈴木軍の全面対抗戦・第2ラウンドは、オカダ・カズチカと鈴木みのるが激しくやり合う。そして、鈴木がゴッチ式パイルドライバーで外道を仕留めると、オカダが2月10日広島での一騎打ちを要求! 「レベルの違いを見せつける」と言い切った。
セミファイナルで行なわれた2月10日広島のダブル前哨戦は、IWGP王者・棚橋弘至と挑戦者・カール・アンダーソン、IWGP Jr.王者・プリンス・デヴィットと挑戦者・田口隆祐が激しい火花を散らす。そんな中、棚橋がハイフライフローでフィニッシュを狙うも、デヴィットが両膝でブロック。その直後、アンダーソンのガンスタン、デヴィットのブラディサンデーが火を吹き、棚橋がまさかの敗北を喫した。
メインイベントは、NEVER無差別級王者・田中将斗に石井智宏が挑戦する好カード。序盤から駆け引きなしの真っ向勝負が展開され、場内のヴォルテージも最高潮となる。
一進一退の激しい攻防が続く中、石井が田中のスライディングDをかわし、反対にスライディングDをお見舞い。そして、垂直落下式ブレーンバスターで勝負をかける。しかし、田中が持ちこたえ、スライディングD2連発で勝利した。
試合後、田中が石井の手を挙げ、石井が田中の腰にチャンピオンベルトを巻く。そして田中が、「これ以上の試合ができる自信があるヤツだったら、どこの団体でも、誰でもかまへん!俺の前に来いや!」と吼えた。