2月10日広島で行なわれるIWGPタッグ選手権試合の前哨戦。小島のパートナーである天山が欠場し、急遽6人タッグからタッグマッチへ変更となった。
　アーチャー＆スミスのセコンドには、この試合に出場予定だったTAKAみちのくが登場。マイクアピールでアーチャーとスミスを「鈴木軍が誇る最強タッグチーム」「IWGPタッグチャンピオン」と紹介する。さらにTAKAは、「次の防衛戦の相手は、天山・小島、略してテンコジ!! ・・・あれ!? 1人いない。（天山は）ビビッて逃げちゃったのかな!? 小島さん、アナタも逃げたほうがいいんじゃないですか？ 去年、何度も負けてますよね？ 何度やっても結果は同じ！ なぜならば！ 鈴木軍イチバーン！」と続け、小島を激しく挑発する。そして、「レッツ・ゲット・クレイジー！」の声と共にアーチャーとスミスが奇襲を仕掛け、乱闘で試合がスタートした。
　
　しかし、小島とキャプテンがアーチャーとスミスを鉢合わせにし、キャプテンがドロップキックでスミスを場外に追いやる。そして小島が、アーチャーに逆水平チョップ乱射。
　さらに小島がスミスを捕まえ、キャプテンが出番を買って出る。そして、逆水平チョップを連射するが、スミスはまったく動じず。背後からアーチャーが襲い掛かり、スミスが自分の着ていたTシャツでキャプテンの首を絞める。
　続いてアーチャーが、ストンピング連射、踏みつけ攻撃、ラリアットでキャプテンに追い討ち。さらに、アーチャーとスミスのダブルショルダータックル、ギロチンドロップ＆ジャンピングボディプレス、スミスのフロントスープレックス、ハイアングルボディスラムが次々とキャプテンを襲う。
　追い詰められたキャプテンは、アーチャーの串刺し攻撃をかわしてコーナーに激突させ、カウンターショルダータックルで脱出に成功。ようやく出番となった小島は、アーチャーに逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップ、腕へのラリアット、エルボー連射。そして、ローリングエルボーを放つも、アーチャーが受け止めてF’n Slamで逆襲。
　小島対スミスの場面。スミスがノーザンライトスープレックスホールドを繰り出し、続いてパワーボムを狙う。しかし、小島がウラカン・ラナで切り返し、コジコジカッターで逆転。
　キャプテン対スミスとなり、キャプテンがダイビングショルダータックルからダイビングヘッドバット。しかし、アーチャーがかわして誤爆させ、スミスのサイドバスター＆アーチャーのダイビングギロチンドロップという合体技がさく裂。
　ここでアーチャーとスミスはキラーボムを仕掛けるが、キャプテンがスミスを蹴って回避。その直後、小島がアーチャーの後頭部へラリアットを食らわせ、ロープ際のラリアットで場外に落とす。そして、キャプテンと小島は、スミスに合体バックドロップをお見舞い。
　するとキャプテンが、キャプテンチャージからスミスにカリビアンデスグリップを仕掛ける。これをスミスがこらえると、小島が右肘のサポーターを投げ捨ててロープへダッシュ。ところが、アーチャーに場外から足を引っ張られ、転倒してしまう。
　それでもキャプテンは、スミスに地獄突きをお見舞い。しかし、直後にアーチャーがキャプテンを羽交い絞めにし、そのまま合体技キラーボムをさく裂させた。