『Road to THE NEW BEGINNING』第2戦・後楽園ホール大会。
　ファンクラブ撮影会のバレンタイン企画には、後藤が登場。たくさんのプレゼントをファンから受け取り、お礼にサイン入り生写真をお返しした。
　
　第1試合開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーが登場。天山広吉がインフルエンザの疑いで欠場し、対戦カードが一部変更になることを発表した。
　
　そこから始まった第1試合は、ライガー組vsトンガ組の6人タッグマッチ。まずは、節分にちなんでライガー＆タイガー＆BUSHIが豆まきを開始。ところが、尾崎リングアナが「鬼は外！」と掛け声をかけた途端、タイガーとBUSHIがライガーに豆をぶつける。怒ったライガーがBUSHIに豆を投げ返し、場内が笑いに包まれた。
　
　しかし、そんな楽しいムードは、トンガ組が入場した途端に一変。いきなり高橋（広）と渡辺がライガーたちに突っかけ、一気に戦闘モードになる。
　そんな中、ライガーと高橋が先発し、高橋がライガーを場外へ追いやる。そして、エプロンからのミサイルキックをお見舞い。その直後、トンガが前後の連続リープフロッグでBUSHIを翻ろうし、空手チョップ。さらに、渡辺がタイガーを場外に蹴散らし、3人がリング上を占拠した。だが、リングに戻ったライガーは、張り手とカウンター掌底で高橋をダウンさせる。
　タイガー対高橋となり、タイガーがキック連射で追撃し、高橋を場外へ追いやる。そして、ライガーが鉄柵攻撃、イス攻撃を見舞い、高橋の動きが完全にストップ。タイガーがカウンターローリングソバット、ライガーがパワーボムホイップなどで追い詰める。
　しかし高橋は、ヘッドシザースホイップでタイガーを投げ飛ばし、BUSHIのバックドロップをバク転で着地。そして、ショートレンジドロップキックを見舞う。
　これでようやく出番となったトンガは、開脚式ドロップキックをタイガーとBUSHI、ドロップキックをライガーにお見舞い。そして、タイガーには串刺しジャンピングボディアタック、ラリアット、変型サイドバスターで追撃。
　苦しくなったタイガーは、カウンターローリングソバットで反撃するが、トンガはすぐにバックフリップでお返し。だが、タイガーはラリアットをキャッチし、タイガードライバーで逆転した。
　BUSHI対渡辺の場面。渡辺が串刺しバックエルボー、旋回式サイドバスター、ダブルアームスープレックスと畳み掛ける。そして、高橋もリングに入り、トレイン攻撃から合体フェースクラッシャーをさく裂させる。
　さらに渡辺は、逆さ押さえ込みを繰り出すが、タイガーが跳ね返す。そして、タイガーのハイキック、ライガーの串刺し掌底、BUSHIのコードブレイカーが連続で渡辺にヒット。最後は、BUSHIがファイヤーバードスプラッシュでとどめを刺した。

※3人がガッチリ握手。
BUSHI「今日は、結果見てのとおり、この3人のマスクマンの中で、俺が最後、スリーカウントを獲ったよ。けどさ、お客さん、やっぱりこの3人の中で、ライガー、タイガーの名前に、まだまだ全然、勝ってない。いつか、この2人のレジェンドを超えるマスクマンになりたいと、思ってます」
ライガー「俺は、昨日も言ったように、時代の流れに挑戦して、必ず勝ってやる。いまは若い人間ががんばっている。会社としてはいいことだと思うよ。ただ、俺たち個人の人間としてはおもしろくない。この時代、ひっくりかえしてやるよ。ジュニアタッグ、タイガーと口が酸っぱくなるほど言っている。挑戦させてみなきゃわかんないだろ？　会社の中で話題にもなっていない。なんなんだ、この温度差は？　俺は、昨日はタイガーと組んで、今日はBUSHI選手と組んだ。でもやることは一緒。相手コーナーにBUSHIがいれば叩き潰すだけ。俺は、何度も言う。時代に、時代の流れに挑戦して、そして勝つ」
タイガー「ロッキーとコズロフが挑戦決まったんでしょ？　本隊からしたら、本隊側に勝ってほしい。でもね、アイツらが獲ればいい。そのときは、俺らが力づくでも、アイツらに挑戦してやるから！　コズロフだって、なんでライガー＆タイガーとカードが組まれていないんだ、と言ってたぞ？　そんなことは俺は知らない。でもやる気があるんだから、やらしてほしい。俺たちはリベンジしたいんだ！」
　
渡辺「クソ！」
高橋「終われるか！このままで終われるかよ！」
渡辺「俺達はタッグチームとしてやっていきたいって、前から言ってるんねだよ！」
高橋「やっと、俺達のタッグが出来るんだよ。それのスタートがこんなスタートで納得できねぇよ！何回でも組んでくれよ！俺達はもう、タッグチームとしてやっていくつもりだから」
渡辺「負けたままで、終われるかって！レジェンドの、タイガーさんライガーさんに負けたからって、くじけてられるかって！」
高橋「いつも負けてるよ！『次絶対勝つ！』って言って、いつも負けてるよ。いつも負けてるけど、これからの俺達は違うからな！どんどん進んでくからな。そして、新日本プロレスに新しい刺激を加えてやるよ！」
渡辺「あと、俺はノアにもリベンジするからな！クソ！」