第1試合はチャック・テイラー&ロッキー・ロメロ&リオ・ラッシュ&クラーク・コナーズ&THE DKC組が、KUSHIDA&ボラドール・ジュニア&マイク・ベイリー&ゲイブリエル・キッド&ケビン・ナイト組と激突。
現AEWのテイラーは、かつて新日本でバレッタ(現トレント・バレッタ/現AEW)とのコンビ“ベスト・フレンズ”として活動。今回はロッキー、ラッシュ、コナーズ、DKCとチームを結成する。
対するは4.27広島でTJP&フランシスコ・アキラのIWGPジュニアタッグ王座に挑戦するJET SETTERS(KUSHIDA&ナイト)に、CMLLのボラドール、IMPACTのベイリー、そしてLA DOJO出身のゲイブが加わったチーム。攻守が激しく入れ替わりそうな10人タッグで勝利をつかむのは?
KUSHIDA組はKUSHIDAのテーマ曲で入場。ボラドールはロス・デプレダドーレスの仮面をつけて花道を進む。ロッキーはCMLLのベルトを腰にリングインすると、ボラドールを挑発。
ゴング前、ゲイブリエルはマイクを握り、コナーズに「新日本を見せてやろうぜ!」と呼びかける。
先発はコナーズとゲイブリエル。まずは激しいエルボー、逆水平チョップの応酬を繰り広げる。続いてロープを利用した打撃の攻防から、ゲイブリエルがショルダータックルでなぎ倒す。
するとDKCがゼロ戦キックをゲイブリエルにヒット。しかし、そのDKCにナイトがフライングニールキックをお見舞い。そしてナイトにはロッキーがスピンキック。ここから両軍は、それぞれ打撃の応酬に突入。
続いてゲイブリエルとコナーズがラリアットの相打ちを繰り広げる。そして両軍は場外戦になだれ込む。
リング上、DKCがゲイブリエルに裏拳を連発。しかし、ゲイブリエルは逆水平チョップからボディスラムをお見舞い。
続いてベイリーとDKCがミドルキックの打ち合いに。競り勝ったDKCはロープに走るが、ベイリーは強烈なキック。そして両足のキックでの速射砲から延髄斬りを食らわす。
スイッチしたナイトはDKCにフライングメイヤーから低空のダイビングショルダータックル。さらにJET SETTERSが連携の膝蹴り。そしてKUSHIDAはDKCを変形のサーフボードストレッチで捕獲する。
次はJET SETTERSがダブル攻撃を狙うも、DKCはチョップで孤軍奮闘。そしてドロップキックで二人まとめて吹っ飛ばす。
スイッチしたラッシュは、ナイトにティヘラを食らわせ、さらにトリッキーなロープワークからラリアットをお見舞い。
すかさずKUSHIDAが襲いかかるも、ラッシュはエプロンに追いやり倒立キック。するとゲイブリエルが襲いかかるが、ラッシュがスピンキックで排除。
今度はナイトが突進するも、ラッシュはスパニッシュ・フライを炸裂。そしてラッシュはファイナルアワーを繰り出すが、かわしたナイトはショットガンドロップキックをヒット。
スイッチしたベイリーは旋風脚。これはラッシュがかわすも、ベイリーはキックのコンビネーションからその場飛びシューティングスタープレスを炸裂。
ラッシュがカウント2ではね返すと、ベイリーはエルボーの連打からキック。だが、ラッシュは蹴り足を捕らえ、変形のファルコンアロー。
次はテイラーとKUSHIDAのマッチアップ。KUSHIDAはフライングボディアタック、サッカーボールキック。だが、続くハンドスプリングエルボーを切り抜けたテイラーは、ソールフードで反撃。
次はロッキーとボラドールのマッチアップ。ボラドールはすばやい動きからティヘラで場外に追いやると、トペ・スイシーダをお見舞い。
次はラッシュとベイリーが登場。ラッシュはベイリーのキックをかわすと、その勢いでボラドールにトペ・スイシーダ。
続いてベイリーがバミューダトライアングル、テイラーがトペ・コンヒーロを場外に向けて炸裂。ここでDKCとゲイブリエルが、エプロンで場外に向けた攻撃を巡り攻防を繰り広げる。
すると、コナーズがゲイブリエルにスピアーを叩き込み、場外に吹っ飛ばす。続いてDKCがコーナー最上段に上ろうととするが、KUSHIDAが倒立キックで阻止。そしてKUSHIDAがエプロンでDKCを肩車で担ぐと、ナイトがドロップキックを炸裂。DKCはラ・ケブラーダのように吹っ飛び、場外の選手たちに突っ込む。
リング上、JET SETTERSがロッキーにダブル攻撃を狙う。ロッキーは切り抜けるが、ナイトはセカンドロープから振り向きざまにフライングボディアタック。
そしてボラドールとKUSHIDAがロッキーに打撃の連携。続いてボラドールはバッククラッカーを食らわせてカバーすると、ロッキーは返すことができず。KUSHIDA組に凱歌が上がった。