メインイベントはモーターシティ・マシンガンズvsオージー・オープンvsオカダ・カズチカ&棚橋弘至のSTRONG無差別級タッグ王座の3WAY戦だ。3.30ロス大会のメイン終了後、マイク・ベイリーに勝利した棚橋の前にSTRONGタッグ王者のモーターシティ・マシンガンズが登場。棚橋にオカダとのタッグで自分たちの王座に挑戦してくることを要求したのだ。そこに前STRONGタッグ王者であり、現在はIWGPタッグ王者でもあるオージー・オープンの二人も現われ挑戦を要求したことで3WAYによる王座戦が実現することになった。オカダ&棚橋のドリームタッグのタッグ王座初戴冠はあるのか?
リング上は基本的に2チームが闘い、もう1チームはタッチを受けないと試合権利が発生しないというルール。そして先発はシェリーと棚橋の二人。棚橋とシェリーはリストの奪い合いからヘッドロック合戦。しかし、背後からフレッチャーが棚橋に強引にタッチしてリングに上がる。シェリーもセイビンにタッチ。フレッチャーとセイビンもリストの奪い合いだ。
ここでフレッチャーは逆水平チョップ。しかし、シェリーが入ってきて、フレッチャーの足を固めるとフェイスクラッシャーだ。ここでオカダが登場。エルボーでフレッチャーに攻め込んでいく。そして低空のドロップキックで倒れたフレッチャーの顔面に一撃だ。
だが、フレッチャーもボディスラムで反撃してデイビスにタッチ。デイビスはエルボーからバックドロップへ。オカダが踏ん張るとニーリフトからコーナーへ投げる。だが、これを避けると他のチームが一斉に入ってきてトレイン攻撃だ。
各チームトレイン攻撃を仕掛け合う中、リング上はオカダとデイビスの二人になり、オカダがDDTだ。そしてチンロックで固めるオカダ。棚橋とタッチをするとダブルのバックエルボーでデイビスを蹴散らし、リングに入ってきたセイビンにはダブルのブレーンバスターだ。
そして棚橋がデイビスの足にストンピングを連打してオカダにタッチ。二人で股裂きだ。だがデイビスはバックドロップで反撃。リングに入ってきたモーターシティ・マシンガンズもまとめてラリアットでなぎ倒す。
そしてフレッチャーが登場。シェリーに対してエルボーを見舞うとロープに飛ばす。しかし、これを防いだシェリー。セイビンが入ってきてラリアットとマッケンローをサンドイッチ式で放ってフレッチャーを倒すと、カットに入ってきたデイビスも捕まえてASCSラッシュを炸裂させる。
セイビンはフレッチャーを複合の立ち関節技で固めてからフォールへ。フレッチャーがキックアウトするとシェリーと共にサンドイッチ式のショートレンジラリアットからダブルのラリアットだ。
さらにシェリーがフレッチャーの左腕を固めて身動きを取れなくすると、右の指を掴んで曲げていく。続けて側頭部にニードロップだ。だが、ロープに飛んだところで背後からデイビスがタッチ。立ち上がったフレッチャーがトラースキックで動きを止めるとダブルのキック。フレッチャーのビッグブーツからデイビスがセントーンを投下だ。
デイビスはシェリーをストレートアームバーで痛めつけていくが、背後からオカダがキック。デイビスはそのオカダを逆水平チョップで蹴散らしてしまう。そして串刺し式のラリアットをシェリーに食らわせると、ブレーンバスターの体勢で持ち上げてフレッチャーにタッチ。そしてそのままフレッチャーに渡すと、フレッチャーが滞空時間の長いブレーンバスターだ。
だが、シェリーはシェルショックを食らわせてようやくセイビンにタッチ。セイビンは素早く動いてオージー・オープンを同士討ちさせると、コーナーの棚橋とオカダにも低空のドロップキックを放って場外に転落させる。そして、オージー・オープンには二人まとめてダイビングボディアタック。さらに場外にいた棚橋とオカダにもプランチャーだ。
リングに戻るとシェリーがフレッチャーを捕まえたところにセイビンがミサイルキック。だが、フレッチャーもセイビンの攻撃をかわしてブレーンバスターだ。しかし、デイビスにタッチすることができず仕方がなくオカダとタッチ。
オカダはセイビンにエルボーアタック、フラップジャック、リバースネックブリーカーだ。そしてボディスラムで叩きつけてからダイビングエルボードロップを狙うオカダ。だが、ここはシェリーがカット。セイビンがオカダにドロップキックを炸裂させる。
ここで棚橋とデイビスが登場。棚橋はフライングフォアアームからボディスラム。続けてセカンドロープからサンセットフリップを投下だ。さらに低空のドロップキックをヒザに食らわせてからドラゴンスクリュー。続けてテキサスクローバーホールドに捕獲する。
オカダも入ってきてフレッチャーにマネークリップ。しかし、モーターシティ・マシンガンズが入ってきてこれをカットだ。ここでデイビスはフレッチャーにタッチ。オージー・オープンがモーターシティ・マシンガンズを捕まえて両者をぶつけると、場外に出てエプロンへのバックドロップを棚橋とオカダに同時に決める。
さらにオージー・オープンは棚橋とオカダを抱えてぶつけると、リングに戻して合体技のAussKOを炸裂させる。そしてコリオリスの体勢に入ったオージー・オープン。これをオカダがカットし、棚橋がフレッチャーにスリングブレイドだ。続いてオカダもデイビスにドロップキックを炸裂させる。
そしてオカダがデイビスにボディスラムを決めると、ダイビングエルボードロップを投下。続いて棚橋もハイフライフローを発射だ。しかし、デイビスは剣山で迎撃。そのデイビスを場外からモーターシティ・マシンガンズが足を引っ張って排除。さらに突っ込んできたオカダもロープを緩めて場外に転落させると、シェリーがロープを開けたところにセイビンが突っ込み、二人に対してトペ・スイシーダだ。
ならばとフレッチャーがシェリーをドロップキックで転落させ、コーナーに上がって場外に向かってラ・ケブラーダだ。そしてセイビンをリングに上げるとオージー・オープンはサンドイッチラリアットを発射。これを同士討ちさせたセイビンは素早く動いてフレッチャーをキャッチ。デイビスを蹴って踏み台にしてのスイング式DDTだ。
そしてフレッチャーを捕まえるとシェリーと合体技のザ・ダートボム。これはフレッチャーがキックアウト。ここにオカダが入ってきてシェリーにレインメーカーを仕掛ける。だが、セイビンがこれを救出。オカダにスタナーだ。
棚橋にはシェリーがマンハッタンドロップ。続いてセイビンが低空のドロップキックでダウンさせると、シェリーが鎌固めに捕獲。そこにセイビンが低空のドロップキックを顔面に突き刺す。そして、セイビンがフレッチャーをパワーボムの体勢で抱え上げ、シェリーがコーナートップに上がって合体技を狙う。
だが、逃れたフレッチャーはセイビンに串刺し式のラリアット。デイビスも串刺し式のスライディングエルボーで続き、シェリーにはツームストンパイルドライバーだ。さらにデイビスがClose Your Eyes and Count to Fuckでマットに串刺しだ。
そしてエプロンに上がってきた棚橋にフレッチャーがドロップキックを食らわせて排除。デイビスもオカダにコーナーで三角飛び式のラリアットを食らわせて排除する。そしてセイビンにサンドイッチラリアットを食らわせると、最後は合体技のコリオリスを決めて、オージー・オープンが勝利。オージー・オープンが新STRONGタッグ王者となり、タッグの二冠王となった。