Capital Collision

日時
2023年4月16日(日)   18:00(EST)開場 19:00(EST)開始
会場
アメリカ・Entertainment & Sports Arena(ワシントンDC)
観衆
2,179人

第8試合 30分1本勝負
STRONG無差別級タッグ選手権試合 3WAYマッチ

  • <第2代チャンピオンチーム>

VS

  • アレックス・シェリー

  • クリス・セイビン

    結果

  • ※4度目の防衛戦

境界線

  • <チャレンジャーチーム>

  • <チャレンジャーチーム>

  • マーク・デイビス

  • オカダ・カズチカ

※チャンピオンチームが4度目の防衛に失敗。オージー・オープンが新チャンピオンとなる
レフェリー|中林泰人

MATCH REPORT

 メインイベントはモーターシティ・マシンガンズvsオージー・オープンvsオカダ・カズチカ&棚橋弘至のSTRONG無差別級タッグ王座の3WAY戦だ。3.30ロス大会のメイン終了後、マイク・ベイリーに勝利した棚橋の前にSTRONGタッグ王者のモーターシティ・マシンガンズが登場。棚橋にオカダとのタッグで自分たちの王座に挑戦してくることを要求したのだ。そこに前STRONGタッグ王者であり、現在はIWGPタッグ王者でもあるオージー・オープンの二人も現われ挑戦を要求したことで3WAYによる王座戦が実現することになった。オカダ&棚橋のドリームタッグのタッグ王座初戴冠はあるのか?

 リング上は基本的に2チームが闘い、もう1チームはタッチを受けないと試合権利が発生しないというルール。そして先発はシェリーと棚橋の二人。棚橋とシェリーはリストの奪い合いからヘッドロック合戦。しかし、背後からフレッチャーが棚橋に強引にタッチしてリングに上がる。シェリーもセイビンにタッチ。フレッチャーとセイビンもリストの奪い合いだ。
 ここでフレッチャーは逆水平チョップ。しかし、シェリーが入ってきて、フレッチャーの足を固めるとフェイスクラッシャーだ。ここでオカダが登場。エルボーでフレッチャーに攻め込んでいく。そして低空のドロップキックで倒れたフレッチャーの顔面に一撃だ。
 だが、フレッチャーもボディスラムで反撃してデイビスにタッチ。デイビスはエルボーからバックドロップへ。オカダが踏ん張るとニーリフトからコーナーへ投げる。だが、これを避けると他のチームが一斉に入ってきてトレイン攻撃だ。
 各チームトレイン攻撃を仕掛け合う中、リング上はオカダとデイビスの二人になり、オカダがDDTだ。そしてチンロックで固めるオカダ。棚橋とタッチをするとダブルのバックエルボーでデイビスを蹴散らし、リングに入ってきたセイビンにはダブルのブレーンバスターだ。
 そして棚橋がデイビスの足にストンピングを連打してオカダにタッチ。二人で股裂きだ。だがデイビスはバックドロップで反撃。リングに入ってきたモーターシティ・マシンガンズもまとめてラリアットでなぎ倒す。
 そしてフレッチャーが登場。シェリーに対してエルボーを見舞うとロープに飛ばす。しかし、これを防いだシェリー。セイビンが入ってきてラリアットとマッケンローをサンドイッチ式で放ってフレッチャーを倒すと、カットに入ってきたデイビスも捕まえてASCSラッシュを炸裂させる。
 セイビンはフレッチャーを複合の立ち関節技で固めてからフォールへ。フレッチャーがキックアウトするとシェリーと共にサンドイッチ式のショートレンジラリアットからダブルのラリアットだ。
 さらにシェリーがフレッチャーの左腕を固めて身動きを取れなくすると、右の指を掴んで曲げていく。続けて側頭部にニードロップだ。だが、ロープに飛んだところで背後からデイビスがタッチ。立ち上がったフレッチャーがトラースキックで動きを止めるとダブルのキック。フレッチャーのビッグブーツからデイビスがセントーンを投下だ。
 デイビスはシェリーをストレートアームバーで痛めつけていくが、背後からオカダがキック。デイビスはそのオカダを逆水平チョップで蹴散らしてしまう。そして串刺し式のラリアットをシェリーに食らわせると、ブレーンバスターの体勢で持ち上げてフレッチャーにタッチ。そしてそのままフレッチャーに渡すと、フレッチャーが滞空時間の長いブレーンバスターだ。
 だが、シェリーはシェルショックを食らわせてようやくセイビンにタッチ。セイビンは素早く動いてオージー・オープンを同士討ちさせると、コーナーの棚橋とオカダにも低空のドロップキックを放って場外に転落させる。そして、オージー・オープンには二人まとめてダイビングボディアタック。さらに場外にいた棚橋とオカダにもプランチャーだ。
 リングに戻るとシェリーがフレッチャーを捕まえたところにセイビンがミサイルキック。だが、フレッチャーもセイビンの攻撃をかわしてブレーンバスターだ。しかし、デイビスにタッチすることができず仕方がなくオカダとタッチ。
 オカダはセイビンにエルボーアタック、フラップジャック、リバースネックブリーカーだ。そしてボディスラムで叩きつけてからダイビングエルボードロップを狙うオカダ。だが、ここはシェリーがカット。セイビンがオカダにドロップキックを炸裂させる。
 ここで棚橋とデイビスが登場。棚橋はフライングフォアアームからボディスラム。続けてセカンドロープからサンセットフリップを投下だ。さらに低空のドロップキックをヒザに食らわせてからドラゴンスクリュー。続けてテキサスクローバーホールドに捕獲する。
 オカダも入ってきてフレッチャーにマネークリップ。しかし、モーターシティ・マシンガンズが入ってきてこれをカットだ。ここでデイビスはフレッチャーにタッチ。オージー・オープンがモーターシティ・マシンガンズを捕まえて両者をぶつけると、場外に出てエプロンへのバックドロップを棚橋とオカダに同時に決める。
 さらにオージー・オープンは棚橋とオカダを抱えてぶつけると、リングに戻して合体技のAussKOを炸裂させる。そしてコリオリスの体勢に入ったオージー・オープン。これをオカダがカットし、棚橋がフレッチャーにスリングブレイドだ。続いてオカダもデイビスにドロップキックを炸裂させる。
 そしてオカダがデイビスにボディスラムを決めると、ダイビングエルボードロップを投下。続いて棚橋もハイフライフローを発射だ。しかし、デイビスは剣山で迎撃。そのデイビスを場外からモーターシティ・マシンガンズが足を引っ張って排除。さらに突っ込んできたオカダもロープを緩めて場外に転落させると、シェリーがロープを開けたところにセイビンが突っ込み、二人に対してトペ・スイシーダだ。
 ならばとフレッチャーがシェリーをドロップキックで転落させ、コーナーに上がって場外に向かってラ・ケブラーダだ。そしてセイビンをリングに上げるとオージー・オープンはサンドイッチラリアットを発射。これを同士討ちさせたセイビンは素早く動いてフレッチャーをキャッチ。デイビスを蹴って踏み台にしてのスイング式DDTだ。
 そしてフレッチャーを捕まえるとシェリーと合体技のザ・ダートボム。これはフレッチャーがキックアウト。ここにオカダが入ってきてシェリーにレインメーカーを仕掛ける。だが、セイビンがこれを救出。オカダにスタナーだ。
 棚橋にはシェリーがマンハッタンドロップ。続いてセイビンが低空のドロップキックでダウンさせると、シェリーが鎌固めに捕獲。そこにセイビンが低空のドロップキックを顔面に突き刺す。そして、セイビンがフレッチャーをパワーボムの体勢で抱え上げ、シェリーがコーナートップに上がって合体技を狙う。
 だが、逃れたフレッチャーはセイビンに串刺し式のラリアット。デイビスも串刺し式のスライディングエルボーで続き、シェリーにはツームストンパイルドライバーだ。さらにデイビスがClose Your Eyes and Count to Fuckでマットに串刺しだ。
 そしてエプロンに上がってきた棚橋にフレッチャーがドロップキックを食らわせて排除。デイビスもオカダにコーナーで三角飛び式のラリアットを食らわせて排除する。そしてセイビンにサンドイッチラリアットを食らわせると、最後は合体技のコリオリスを決めて、オージー・オープンが勝利。オージー・オープンが新STRONGタッグ王者となり、タッグの二冠王となった。

COMMENT


 
フレッチャー「(日本語で)チョットマッテクダサイ。俺、座りたいわ。25分間。そして機能不能になったかもしれない二つの睾丸だ。1週間前、両国国技館でだ。俺たち何を成した?」
デイビス「(肩にかけたIWGPタッグ王座をタップしながら)こいつだ」
 

 
フレッチャー「そうだ。IWGPタッグ王座。1週間後の今日、Capital Collisionのメインイベントで(STRONG無差別級タッグ王者を手にして)こいつを勝ち取った。ドリームタッグチームと最強のタッグチーム王座を制して、勝ち取った。そして、史上初のIWGPタッグ王座とSTRONG無差別級タッグ王座の両タイトル保持者となった訳だ! これからもベルトコレクションを増やして最高のタッグ王座になっていく。さぁ、今後の予定をおさらいしておこう。明日(日曜)もメインイベントが予定されている。月曜に飛行機に乗り、ニホンに帰り、14時間の旅だ。マイレージがまた貯まるぜ。そして翌日にはTMDKとのIWGPタッグ王座防衛戦が組まれている。詳しい日程は新日本プロレスのウェブサイトで調べてくれ。その後はどうか。何人か頭に浮かんでる奴らがいる」
デイビス「言ってやれ」
 

 
フレッチャー「数日前、いや、昨日のことか。AEWのRAMPAGEの試合の後、バックステージでマイクを手にした奴らにすれ違った。FTRだ。最後に試合をしたのはいつだろう。その時は、俺たちが(STRONG無差別級タッグ王座を指差して)これを持っていて、お前たちは(IWGPタッグ王座を指差して)これを持っていた。そして今どうなっている? 両方のタッグ王座が俺たちの元にある。マイクで何を話してもいい。でも俺たちがお前たちよりも優れていることは明らかだ。この二つの金を持っていることがその証だ。お前らの持っているのはたった1つのベルトだ。(ウィンクしながら)これからどうなるのか…。今日、オカダ、棚橋とやった。ピンを奪うことは出来なかったが…。もしドリームチームとして俺たちと対戦し続けたいのであれば、やってみろ。どっちのベルトが良いか選んでくれ。毘沙門にも負けていたが、俺たちはどうだった。1週間前、両国で毘沙門に勝ってこのベルトを手に入れた。だからなんだって?」
 

 
フレッチャー「だから、俺たちはお前たちよりも優れていて、最高のタッグチームだと言うことだ。俺たちがベストだと言うことだ。これまでもずっとベストだったし、これからもベストだ! そしてこれらの金がそれを証明している! 今日いくつかの名前を出したが、誰が相手になろうと関係ない。なぜなら相手が誰でも、俺たちがベストだから、勝ち続けてやる! コリオリスや、アポロドライバーで、誰が相手であろうが関係ない! 俺がカイル・フレッチャー、そしてこいつがマーク・デイビスで、俺たちが史上初、IWGPタッグ王座と、新・STRONG無差別級タッグ王座の両王者、Aussie Openだ! これから、永遠に、俺たちが世界を回していくぜ!」
 
 

 
シェリー「ここ最近で初めての負けだった」
 

 
セイビン「Aussie Open、おめでとう。今日は負けてしまったが、俺は今もモーターシティ・マシンガンズが最強のタッグチームだと信じている。今日、4人の世界で最強のプロレスラーたちと同じリングに上がった。負けは負けで、STRONG無差別級タッグ王座は奪われてしまった。だが、セキュリティで止められることはなくなるから、良いこともあったと言えるのではないか。どう思う?」
  

 
シェリー「俺も、正直言って、Aussie Openには最強のタッグになりえると思っている。違いは、俺たちは既に最強のスポーツアスリートであることだ」
 

 
シェリー「そして、良く聞く言葉かもしれないが、何度負けるかではなくて、何度起き上がれるかが重要なんだ。そして俺たちが再度、新日本プロレスのブルーマットに上がって、金を手に入れられないと思うなら、考えが甘い。Aussie Open、改めておめでとう。俺たちのためにも、リングを熱くしてしておけよ」

 
 

 
オカダ「まあ、世界中のタッグのトップ選手と戦えば、まだまだっていう事がね、この前のIWGPのタッグでもそうですし、まあ今回のSTRONGでも、差ってのは、経験の差ってのは出たと思うんで。まあ、これからもしっかりとタッグを組むという意味で、棚橋さん」
棚橋「うん!」
 

 
オカダ「NEVER6メン」
棚橋「オシッ!」
オカダ「X、2つあるんで」
棚橋「オイ」
オカダ「やっぱり棚橋さんと組んで」
棚橋「オイ!」
オカダ「どんどんどんどん、もっともっとね、やっぱ上を目指して行きたいんで。Xは……」
 

 
棚橋「そうだね。やっぱ組んで並行じゃなくて、1試合で1個でもいいから」
オカダ「そうですね」
棚橋「ちょっと新しいひらめきと言うか動きをね」
オカダ「まあ本当に、ここまで、まあ“個”で戦ってましたし、それなりの連携っていうのはありましたけど、それもやっぱり“個”の連携になってたと思うんで」
棚橋「またこのタッグの力が伸びれば、シングルマッチにオレ、還元できると思うから」
オカダ「そうですね」
棚橋「なあ、高め合っていこう、ハイ」
 

 
オカダ「ハイ、6メン、X。まずは棚橋さん、宜しくお願いします」
棚橋「ハイ」
※ガッチリと握手

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出場選手

  • シリーズ画像 アレックス・シェリー
  • シリーズ画像 クリス・セイビン
  • シリーズ画像 カイル・フレッチャー
  • シリーズ画像 マーク・デイビス
  • シリーズ画像
  • シリーズ画像
  • シリーズ画像 棚橋 弘至
  • シリーズ画像 オカダ・カズチカ

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