セミファイナル(第7試合)はSTRONG無差別級王者のKENTAが、エディ・エドワーズを相手に2度目の防衛戦。KENTAは3.30ロス大会にて、鈴木みのるを下し同王座を初防衛。すると、試合後にエドワーズが登場し、次期挑戦をアピール。KENTAはエドワーズをヤングボーイ扱いしながらも、迎撃の構えを見せた。
かつてエドワーズはNOAHの練習生として修行を積み、、2008年11月にはKENTAのGHCジュニアヘビー級王座に挑戦。そのときは敗北を喫したが、エドワーズは以降、ROHやIMPACTで数々のベルトを戴冠。2017年にはNOAHでGHCヘビー級のベルトも奪取。エドワーズが成長した姿で、KENTAの前に立ちはだかる。
エドワーズは緑を基調とした出で立ちで花道を進む。KENTAはベルトを携え入場。
開始のゴングが鳴ると、エドワーズはロックアップでKENTAをロープに押し込み、逆水平チョップを繰り出す。しかし、KENTAはかわすと、「リラックス!」と笑みを見せる。
続くロックアップもエドワーズが押し込むが、KENTAは体勢を入れ替える。そしてKENTAは顔面に張り手をお見舞い。これにエドワーズは拍手を送る。
続いてエドワーズは逆水平チョップを食らわすが、KENTAはかわしてローキック。さらにフロントキックを繰り出すが、エドワーズは蹴り足を捕らえて逆水平チョップでKENTAをなぎ倒す
KENTAが場外にエスケープすると、エドワーズは襲いかかる。しかし、KENTAはエプロンにエドワーズの腰を打ちつけ、パンチを連発。さらに顔面かきむしりから、エドワーズをリングに戻す。
KENTAはエドワーズの胸板にキックを連発。しかし、エドワーズはマンハッタン・ドロップ、そしてフロントスープレックスで反撃。
続いてエドワーズはKENTAの顔面にニードロップを見舞うと、コーナーを背負わせて逆水平チョップを炸裂。そしてKENTAにハンマースルー。だが、KENTAはロープで踏みとどまり、エドワーズをキックからのDDTで突き刺す。
さらにKENTAはフライングメイヤーから背中にサッカーボールキックを連発。そして顔面かきむしりから、スウィンギングネックブリーカーを見舞いカバーするが、エドワーズはカウント2でキックアウト。
するとKENTAは顔面にニードロップを連発し、フェイントをはさみ後ろ足で顔面を蹴りつける。怒ったエドワーズは逆水平チョップの連発で反撃。さらに強烈な逆水平チョップでKENTAを腰から崩すと、顔面を踏み潰して挑発する。
KENTAは突進してきたエドワーズにハイキックを炸裂。さらにキックのコンビネーションから、エドワーズのラリアットをかわすと、パワースラムを食らわす。
エドワーズは串刺し攻撃で反撃を狙うも、KENTAは切り抜けるとトルネード式のスタンガン。そしてコーナー最上段からフライングラリアットを叩き込んでカバーするが、これはカウント2。
するとKENTAはSTFを決めるが、エドワーズは必死にロープエスケープ。ならばとKENTAはバックを取るも、エドワーズは回避すると、変則的なロープワークからエルボーを突き刺し、さらにブルーサンダーを炸裂。だが、カバーはカウント2。
続いてエドワーズはタイガードライバーを狙うが、KENTAは回避。するとエドワーズはエルボーから串刺し攻撃を狙う。KENTAは切り抜けてコーナー最上段に座るも、エドワーズはチンチェッカーを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
するとエドワーズはKENTAのお株を奪うように“おやすみポーズ”を見せ、go 2 sleepの体勢に。だが、KENTAは切り抜け、ここから両者はフロントキックの応酬に。
続いてKENTAは顔面にステップキック。エドワーズは逆水平チョップの連発で反撃。
KENTAは顔面への張り手からフロントキック。しかし、エドワーズはラリアットを食らわせ、ここでダブルダウンに。
先に立ち上がったエドワーズは突進するも、切り抜けたKENTAはグリーンキラーを炸裂。続いてKENTAは串刺しフロントキックから、串刺しの低空ドロップキックを突き刺す。
ここでKENTAはコーナー最上段からダイビングフットスタンプを食らわせてカバー。だが、エドワーズはカウント2でキックアウト。
するとKENTAは“おやすみポーズ”と見せかけ、首切りポーズからgo 2 sleepを狙う。しかし、エドワーズは回避。
ならばとKENTAは掌底の連発でダウンを奪う。そしてブサイクへの膝蹴りを叩き込んでカバー。エドワーズは必死にカウント2ではね返す。
するとKENTAは再度go 2 sleepの体勢に。だが、エドワーズは切り返してパワーボムで持ち上げる。これをKENTAはフランケンシュタイナーのように切り返し、エドワーズの首をロープに打ち付けると、後頭部にブサイクへの膝蹴り。
さらに追撃のブサイクへの膝蹴りを狙うが、エドワーズはカウンターのラリアット。そしてコーナーへのパワーボムホイップから、タイガードライバーを炸裂。しかし、KENTAはカウント2ではね返す。
するとエドワーズはシャイニングウィザードを決め、続いてダイハードを炸裂するも、カバーはKENTAが何とかカウント2でキックアウト。
ならばとエドワーズは、再度ダイハードの体勢に入るが、回避したKENTAはエドワーズをレフェリーに突き飛ばす。
エドワーズは衝突寸前で踏みとどまると、KENTAをパワーボムの体勢で捕らえる。しかし、KENTAはそのまま押し込み、レフェリーをコーナーとのあいだにサンドイッチ。無法状態を作る。
そしてKENTAはエドワーズをDDTで突き刺すと、場外でベルトを手にし、エドワーズを殴りつけようとする。だが、エドワーズはカウンターのトラースキック。
今度はエドワーズがベルト攻撃を狙うが、KENTAはカウンターの急所攻撃。そしてKENTAはベルトでエドワーズを殴りつけてから、レフェリーを叩いて起こす。
今度こそKENTAはエドワーズにgo 2 sleepを突き刺し、3カウントを奪取。最後はKENTAがダーティーファイトからの伝家の宝刀で、2度目の防衛に成功した。