オージー・オープンが三つ巴の戦いに激勝!
STRONG&IWGPのタッグ二冠王に!
KENTAがエドワーズを沈め王座防衛!
ヒクレオがKENTAに王座戦を要求!
金丸が前哨戦でヒロムに技アリ勝利!
ザックがローラーとの接戦を制しTV王座V5!
コナーズが衝撃のBULLET CLUB入り!
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4月15日(現地時間・土)、アメリカ・Entertainment & Sports Arena(ワシントンDC)にて『Capital Collision』が開催された。
第1試合はチャック・テイラー&ロッキー・ロメロ&リオ・ラッシュ&クラーク・コナーズ&THE DKC組と、KUSHIDA&ボラドール・ジュニア&マイク・ベイリー&ゲイブリエル・キッド&ケビン・ナイト組が激突。開始から10人が入り乱れる混戦は、終盤に空中技の応酬に突入。エプロンでKUSHIDAがDKCを肩車し、ナイトがショットガンドロップキックを炸裂すると、DKCはラ・ケブラーダのように場外の選手たちに吹っ飛ぶ場面も。最後はボラドールが因縁のあるロッキーにバッククラッカーで勝利。試合後、コナーズは仲間であるDKCに襲いかかると、不敵な笑みを浮かべた。
第2試合ではAEWのARフォックスと、BULLET CLUBのニューリーダーであるデビッド・フィンレーが対決。5.3福岡でタマ・トンガのNEVER無差別級王座に挑戦するフィンレーは、荒々しいファイトで攻め込む。ハイフライヤーのフォックスも得意のフォックスキャッチャー、ロー・メン・ペイン、450°スプラッシュを次々と繰り出すが、フィンレーは3カウントを許さない。最後はフィンレーがトラッシュパンダでフォックスを一蹴。試合後、フィンレーがコナーズを呼び寄せると、両者はToo Sweetサイン。コナーズが衝撃のBULLET CLUB入りを果たした。
第3試合はNJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.が5度目の防衛戦として、自身が逆指名した元STRONG無差別級王者のトム・ローラーと対峙。両者は得意のサブミッション、さらに鋭い打撃でつばぜり合いを展開。激しい攻防でローラーの口からは出血も見られる。終盤、ローラーはTTDからNKOTBを狙うが、ザックがピンチを回避すると、丸め込みの応酬に。最後はザックが3カウントを奪い、見応えある接戦を制した。
第4試合はスペシャルシングルマッチとして、石井智宏と現NEVER6人タッグ王者のエル・デスペラードが激突。2020年の『NEW JAPAN CUP』以来、約3年ぶりとなる一騎打ちは、前回同様に白熱の攻防に。石井の鬼気迫るファイトに対しデスペラードも必死に食らいつき、膝攻めで攻略を狙う。終盤、デスペラードはピンチェ・ロコを炸裂すると、追撃の二発目を狙う。だが、回避した石井はカウンターのラリアットでデスペラードの動きを止め、最後は垂直落下式ブレーンバスターで沈めた。
第5試合は前STRONG無差別級王者のフレッド・ロッサーと、ひさびさの新日本マット登場となるジュース・ロビンソンが激突。4月5日のAEWの大会で、新日本追放となったジェイ・ホワイトとの共闘を示唆したジュースは、入場時のロッサーに奇襲攻撃。さらにジュースは注意に入ったレフェリーにパンチを見舞うと、、妻・トニー・ストームの名前の入った紙が貼られたイスでロッサーを滅多打ちに。続いて小銭を握り締めたパンチでロッサーをKOしたジュースは、マイクで「俺の妻の名前を二度と出すな!」と怒りをぶつけ退場。試合はノーコンテストに。
第6試合は内藤哲也&高橋ヒロムvsSANADA&金丸義信。5.3福岡のIWGP世界ヘビー級王座戦(王者SANADAvs挑戦者ヒロム)、4.27広島のIWGPジュニアヘビー級王座戦(王者ヒロムvs挑戦者・金丸)を見据えたタッグマッチは、L・I・Jタッグが序盤から好連携を見せる。しかし、Just 5 Guysもひるまず応戦し、ヒロムを狙い撃ちにする。終盤、目まぐるしい攻防の中、金丸はヒロムを丸め込みで捕らえる。ヒロムがカウント2で返すと、すかさず金丸は相手の両足を4の字で固めてカバー。ヒロムは返すことができず、金丸が職人技で前哨戦を制した。
セミファイナル(第7試合)はSTRONG無差別級王者のKENTAが、かつてNOAHの練習生であり、2017年にはGHCヘビーのベルトを戴冠したエディ・エドワーズを相手に2度目の防衛戦。過去にNOAHマットで対戦経験を持つ両者は、歴史を確かめあうような攻防を展開。試合が佳境に入ると、エドワーズは必殺のダイハードを炸裂。カバーをKENTAが返すと、奥の手のダイハード・フロウジョンを狙う。しかし、切り抜けたKENTAは無法状態を作り、エドワーズにベルト攻撃。これを回避したエドワーズは逆にベルトで襲いかかるが、KENTAはカウンターの急所蹴り。すかさずgo 2 sleepにつないで3カウントを奪った。
メインイベント(第8試合)ではSTRONG無差別級タッグ選手権試合 3WAYマッチとして、王者組のモーターシティマシンガンズ(クリス・セイビン&アレックス・シェリー)に、現IWGPタッグ王者組のオージー・オープン(マーク・デイビス&カイル・フレッチャー)、そしてオカダ・カズチカ&棚橋弘至のドリームタッグが挑戦。
前STRONGタッグ王者のオージー・オープンは、4.8両国でIWGPタッグ初戴冠を果たした勢いを駆って、猛攻を見せる。だが、MCMGは巧みな試合運びで応戦。百戦錬磨のオカダ&棚橋も随所で存在感を見せる。攻守が激しく入れ替わる三つ巴の戦いは、フレッチャーがコーナー最上段から場外の敵にラ・ケブラーダを繰り出し、場内を大きく沸かす。
終盤、オージー・オープンは大暴れを見せ、セイビンを孤立させると、サンドイッチラリアットからコリオリスを炸裂。この一撃でSTRONGタッグを奪還し、タッグ二冠王となった。
そのほか、第0試合ではシェイン・ヘイスト&バッドデュード・ティト組と、ウエスト・コースト・レッキングクルー(ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン)が対決。パワフルなチームプレーのせめぎ合いの応酬の末、ティトがRide the Lightningでアイザックスを仕留めた。