『BEST OF THE SUPER Jr.29』を制し、前人未到の3連覇を達成したヒロムが登場。6月21日(火)後楽園ホールで行われる「IWGP Jr.戦」へ向け、王者・石森と前哨対決。
試合開始前、エースのマジックで出現したステッキに内藤が興味を示す。そして、ヒロムに促されて自分も真似してみるが、当然のごとく失敗に終わる。
そんな中、BULLET CLUBが内藤へ襲いかかり、連携攻撃で先制。さらに、執拗なひっかき攻撃で痛めつけていき、オースティンがまたもやステッキを出現させる。
しかし内藤は、石森に低空ドロップキックを見舞って脱出に成功。ようやくスイッチしたヒロムが、石森とオースティンを激突させ、串刺しラリアット、低空ドロップキックで石森に追い討ちをかける。
それでも石森はエルボー合戦へ持ち込むが、ヒロムが競り勝ってロープへ走る。だが、石森がカウンターフロントハイキックで急停止させ、その場飛びジャンピングニーアタックで追撃。
するとヒロムは、トラースキックとラリアットで挽回していくが、石森がすぐにラリアットをお返し。そして、ランニングドロップキックでヒロムをコーナーへ吹き飛ばした。
BUSHI対ファンタズモとなり、BUSHIがトップロープを支点にしたバク転キック、ミサイルキック、コーナーを利用したヘッドシザースホイップ、DDTと畳みかける。
しかし、次に狙ったコードブレイカーはファンタズモがこらえ、サドンデスを食らわせる。そこへ内藤が入るも、オースティンが場外へ追いやり、エプロンからランニングローキックを見舞う。
ここでファンタズモがBUSHIを担ぎ、オースティンがコーナーを利用したジャンピングスピンキックで撃ち抜く。そして、ファンタズモが変型デスバレーボムを敢行。
その直後、オースティンがフォスベリー・フロップで内藤&ヒロムを分断し、ファンタズモがCR IIでBUSHIを沈めた。
試合後、石森がIWGP Jr.ベルトを腰に巻いて挑発すると、ヒロムは『SUPER Jr.』優勝トロフィーを持って対抗。ロープを挟み、一触即発で睨み合った。