先シリーズの『BEST OF THE SUPER Jr.29』で因縁が勃発したHOUSE OF TORTUREと鈴木軍が、NEVER 6人タッグ王座を懸けて激突。

　まずはチャレンジャーチームの鈴木軍が登場するが、H.O.Tが花道で急襲。そのまま大乱闘で試合の幕が開く。
　しかし、金丸がSHOに足4の字固めを極めて悶絶させ、EVIL、裕二郎、そしてディック東郷も同じ目に遭わせる。
　ところが、金丸はロープワークを妨害されて転倒してしまい、そのままH.O.Tの集中攻撃にさらされる。そして、“反則”コブラツイストで追い込まれるも、カウンタージャンピングフロントキックでSHOに逆襲。
　その後、デスペラードとザックがリングへ入り、裕二郎とEVILを蹴散らす。そして、デスペラードがSHOに二―クラッシャーを食らわせると、金丸が低空ドロップキックから足4の字固めで捕獲。
　これでSHOが悶絶すると、ザックがその体勢のままネックツイストで追い討ち。しかし、EVILがNEVER 6人タッグベルトを持ってレフェリーを引きつけ、裕二郎がケインで金丸の首を絞める。
　ここから混戦となり、EVILがザックにフィッシャーマンバスター、デスペラードがEVILにスピアー、裕二郎がデスペラードにショートレンジラリアット、ザックが裕二郎にエルボースマッシュ。
　さらにザックがスリーパーホールドを繰り出すも、EVILコーナーの金具へ衝突させて脱出。だが、デスペラードがカウンタースパインバスターで叩きつけ、EVILを黙らせる。
　その後、金丸がサムソンクラッチでSHOを丸め込み、シャイニング延髄斬りをお見舞い。そして、ムーンサルトプレスからフォールにいくが、SHOがギリギリで肩を上げる。
　ここで金丸は追撃を狙うが、東郷がウイスキーを口に含んでいるところを目撃。SHOから離れて東郷にフロントハイキックを食らわせ、エプロンから転落させる。
　その直後、SHOがミドルキックを放つと、金丸が蹴り脚をキャッチ。ところが、そのまま脇腹を押さえてうずくまってしまう。
　そして、金丸が片膝をつくと、SHOがミドルキックでボディを撃ち抜いて悶絶させる。そして最後は、ショックアローからの片エビ固めで3カウントを奪った。

　
EVIL「（東郷含めた4人で現われ、缶ビールが用意されたテーブルにチャンピオンの3人が座ると、それぞれ缶ビールを手に持ち）よ～し」
　

　
SHO「これで分かったろ？ 楯突く相手は次はちゃんと選べよ。オイ、こういう目に遭うぞ？ 分かったやろうな？」
　


　
裕二郎「かんぱ～い！（と言って、缶ビールを一気に飲み干す）。ああ（と満足げなため息をつき）、今日はよ、HOUSE of TORTUREが鈴木軍を一気飲みだ」
　

　
EVIL「オイ、いいか？ これはよ、当たり前の結果だよ。全ての頂点はHOUSE of TORTUREの物だ。俺らが何も考えてないと思うか？ 全員潰してやるよ。よく覚えておけ」
　
　

デスペラード「試合中だ。1回キャッチに成功しているミドルキック。確かにSHOのミドルキックは危ねえよ。危ねえのは知ってんだ。だけどな、1回キャッチに成功している、試合中に目の前でだぞ？ 直前に成功しているそのキックをキャッチして、なんでノブさんがあんななんだよ？ おかしいだろ？」

　
デスペラード「試合中…あの状況でチェック出来るレフェリーは誰だ？ 無理か。人数増やすしかねえか？ なんかまたチープなトリックでも使ったんだろ。そうじゃなきゃな、あの状況でノブさんがひっくり返されるなんてあり得ねえんだよ」
　

　
ザック「あいつらに吸われる酸素がもったいない！ HOUSE OF DxxKHEADS！ 全く無駄だ、無駄！ ふざけやがって。やっとあのベルト（NEVER6人タッグ）の価値が上がり始めたところだったのに。ゴトー、イシイ、YOSHI-HASHI、確かに信じ難いが、あいつらによってベルトの価値は間違いなく高められた。なのにこれでまたゴミに逆戻りだ。あの連中はゴミ同然だ。ゴミっていえば、文句を言いたいことがある……。センシュウ、ブドーカン後のコメントで密かにヒントをあげるつもりで、『ファイナル・カウントダウン』を歌った。だから歌詞の“Are we heading to VENUS?”を“Are we heading to CHICAGO?”に変えた。それなのにお前らゴミは俺の美声をまんまとカットしやがった！ こうなればもう真っ向から名前を出すぞ！」
　

　
ザック「AMERICAN DRAGON （※ブライアン・ダニエルソン）！ OLD DRAGON BOLLOCKS！ （※BLACKPOOL COMBAT CLUBをもじってバカにした言い方で）BLACKPOOL “COUNTRY CLUB”の連中とゴルフで忙しいのは分かるが、世界最高のテクニカルレスラーが誰なのかハッキリさせようじゃないか！ いや、今ここで教えてやる！ 俺に決まってんだろ！」
　
※金丸はノーコメント