AEW暫定王座戦への出場権を懸け、棚橋と後藤が激突するシングルマッチ。
棚橋はAEWの6.1イングルウッド大会に登場し、AEWヘビー級王者CMパンクへ挑戦表明。ところが、CMパンクが負傷欠場に追い込まれ、現地時間6月26日(日)のシカゴ大会でAEW暫定世界王者を決めることが緊急決定。棚橋vs後藤の勝者が、AEWの代表選手(ジョン・モクスリーvsバトルロイヤルの勝者)と対決することになった。
序盤、ロープ際で後藤がクリーンブレイクすると、棚橋がトーキックで不意打ちしてニュートラルコーナーへ追い込む。そして、カウンターバックエルボーからコーナー2段目へ飛び乗るが、後藤が背後から襲って場外に転落させる。
場外戦となり、棚橋が鉄柵攻撃をお見舞い。ところが、直後に後藤がダッシュし、ラリアットで棚橋を吹き飛ばす。
これで棚橋の動きが止まると、後藤はエルボーを連発し、串刺しニールキック、ブルドッキングヘッドロック、チンロック、スリーパーホールドなどで攻め込む。しかし、棚橋がカウンターフライングフォーアームで逆転し、ボディスラムからダイビングサンセットフリップを浴びせる。
続いて棚橋はスリングブレイドを狙うが、後藤が回避して串刺しラリアット。それでも棚橋はカウンター低空ドロップキックからドラゴンスクリューの体勢に入るが、後藤がバックドロップで投げ捨てる。しかし、棚橋が改めてドラゴンスクリューで後藤をなぎ倒す。
続いて両者がエルボーを打ち合い、棚橋がエルボー→太陽ブロー→エルボースマッシュの連続攻撃をお見舞い。それでも後藤は張り手を浴びせるが、棚橋もすぐに張り手を返す。
だが、後藤がカウンター牛殺しで巻き返し、棚橋を担ぎ上げる。だが、棚橋がその体勢からスリングブレイドを敢行し、後藤をなぎ倒す。
それでも後藤は(正調)スリングブレイドを受け止めて棚橋の両脚をコーナーへかけ、変型GTRをお見舞い。だが、棚橋が張り手を浴びせ、カウンタースリングブレイドへ繋ぐ。
続いて棚橋はボディアタック式ハイフライフローで後藤に追い討ちし、最後は(正調)ハイフライフローからの片エビ固めで勝利した。