第2試合ではLA DOJO出身のアレックス・コグリンが、技巧派のトレイシー・ウィリアムズとROHピュアルールズマッチで対戦。
ROHピュアルールズマッチのルールは以下のとおり。
●試合開始、終了時に両選手で握手を交わす。
●それぞれの選手が3回のロープブレイクの権利を持つ。4回目以降のロープブレイクは無効となり、ロープを掴んだ状態、もしくはロープの下に身体の一部があったとしてもピンフォール、サブミッションでの決着が有効となる。
●顔面へのパンチは1度目で警告、2度目で反則となる。また顔面への張り手、チョップ、顔面以外へのパンチは有効となる。
●場外カウントは新日本プロレス、ROHのルールに従い、20カウントとする。
●セコンドなど試合に関係のない選手が試合に介入した場合、反則となる。
●3人のジャッジが試合の立会人となり、20分時間切れ引き分けとなった場合、勝敗はジャッジの判定となる。
ゴング前、両者は握手をかわす。試合が始まると、ウィリアムズは腕を捕らえてグラウンドに持ち込む。コグリンはヘッドシザーズを決めるも、ウィリアムズは切り抜けてレッグロック。その状態でコグリンはチョップを繰り出す。
するとウィリアムズは馬乗りエルボーを見舞い、雄叫びを上げる。コグリンもヘッドロックで反撃。これをウィリアムズは切り抜け、フライングメイヤーを狙う。
コグリンは力でこらえるも、ウィリアムズは意地のフライングメイヤー。コグリンもフライングメイヤーをやり返そうとするが、ウィリアムズは巧みに丸め込む。これはコグリンがカウント2ではね返す。
続いてロックアップからコグリンは足を捕らえ、グラウンドでレッグロック。ウィリアムズはその状態でコグリンの首を捕獲するが、コグリンは切り抜けると、ブリッジワークを使って変形の弓矢固めを決める。そして正調の弓矢固めへ。
脱出したウィリアムズはフィンガーロックの状態からコグリンをカバー。しかし、コグリンはブリッジで返す。さらにシーソーホイップを決める。
ウィリアムズもシーソーホイップをやり返し、スキをついて腕ひしぎ逆十字へ。これはコグリンが丸め込む。
ウィリアムズは切り抜けると、コグリンにアームブリーカー。しかし、コグリンも変形のスパインバスターで反撃。さらにエルボーアッパーからハンマースルー。だが、ウィリアムズはこらえ、逆水平チョップの連発から変形のバックドロップ。
さらにウィリアムズは串刺しラリアットから、コグリンをコーナー最上段に設置して雪崩式ダブルアームスープレックスを炸裂。そして変形スリーパーで捕らえる。
劣勢のコグリンはエルボーで反撃。さらにカニバサミから、リバースゴリースペシャルで捕獲。しかし、ウィリアムズは切り抜け、変形のバックドロップを炸裂。
そしてウィリアムズはストンピング、ハンマーパンチをお見舞い。コグリンもチョップを返すが、ウィリアムズはエルボーで鎮圧し、ネックロックで捕らえる。
すると、コグリンはなんとウィリアムズをポップアップしてパワーボムを炸裂。さらにショルダータックルの連発からエルボー、逆水平チョップ、串刺しラリアットとたたみかける。
続いてヒップトスでウィリアムズを投げつけ、ブレーンバスターで持ち上げる。ウィリアムズは脱出するも、コグリンはバックドロップの体勢に。
回避したウィリアムズはグラウンドに持ち込むが、コグリンはヘッドシザーズ。ウィリアムズはうまく脱出してコグリンの足を監獄固めのように捕獲。その状態で両者はエルボーの応酬。
コグリンは座った状態でウィリアムズをブレーンバスターの体勢で捕らえ、そのまま立ち上がると、豪快にマットに叩きつける。しかし、カバーはウィリアムズがカウント2ではね返す。
ここから両者はエルボー合戦に突入。そしてウィリアムズはコグリンのエルボーをかわしてロープに走ると、旋回しながらクリップラー・クロスフェイスでコグリンを捕獲。
コグリンはその状態から立ち上がり、力任せにバックフリップを炸裂。だが、カバーはウィリアムズがカウント2ではね返す。
そして両者は再びエルボーの応酬。ウィリアムズはローリングエルボーを繰り出すが、かわしたコグリンは見事なブリッジのジャーマンスープレックスホールドを炸裂。ウィリアムズは返すことができず、コグリンが勝利をつかんだ。