第4試合ではTMDKとTeam FILTHYによる6人タッグ、ザック・セイバーJr.&シェイン・ヘイスト&バッドデュード・ティトvsトム・ローラー&ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン。
NJPW WORLD 認定TV王者のザックは、前日のワシントンDC大会で挑戦者としてローラーを迎え撃ち、スリリングな攻防を制しV5達成。その追撃戦となるユニット対決は、どちらに軍配が上がるか?
ザックはベルトを腰に巻いて入場。ゴング前、場内は「オ~、ザック・セイバーJr.~♪」コールが巻き起こる。レフェリーチェックの際、FILTHYのコスチュームからはさまざまな凶器らしきものが見つかり、ブーイングに包まれる。
先発はザックとアイザックス。アイザックスはロックアップの体勢から、ザックを吹っ飛ばす。そしてアイザックスは力比べを要求。ザックは応えると見せかけ、キックを見舞う。
怒ったアイザックスがザックを担ぎ上げるが、ザックはスリーパーで切り返す。すると、アイザックスは後退し、ザックをコーナーに叩きつける。しかし、続く串刺し攻撃を切り抜けたザックは、巧みな動きでネックツイストをお見舞い。
スイッチしたティトはセントーン・アトミコをアイザックスに炸裂。だが、アイザックスはチンクラッシャーを食らわせ、ネルソンと交代。
ティトとネルソンは逆水平チョップの応酬。ティトはコーナーに押し込み、さらにショルダースルーで投げ飛ばす。続いて自軍コーナーに叩きつけ、ヘイストと交代。
ヘイストはネルソンに串刺しエルボー。さらにフライングメイヤーから低空ドロップキックを突き刺してカバー。ネルソンがカウント2ではね返すと、ヘイストはキックを連発。
ネルソンはヘイストの顔面に張り手を見舞い、ロープへ。ヘイストはドロップキックを繰り出そうとするが、この動きを読んだネルソンはバックブリーカー。
続いてローラーがヘイストに串刺しエのダイビングショルダー。そしてネルソンと共に、ティトにはサンドイッチのジャンピングキックをお見舞い。
さらに場外でアイザックスがザックをブレーンバスターの体勢で持ち上げると、リングではローラーとネルソンが、ティトをブレーンバスターで捕獲。そして、FILTHYは同時に叩きつける。場外マットでザックは苦悶の表情。
リング上、ネルソンはヘイストにバックブリーカー。そしてFILTHYはヘイストに連携攻撃。最後にローラーが飛びつき式の河津がけをお見舞い。
カバーをヘイストがカウント2ではね返すと、ローラーはエルボーアッパー。そして腰クネポーズで挑発。ヘイストはチョップを返すが、ローラーは逆に打撃でヘイストを場外に落とす。
スイッチしたアイザックスは場外でヘイストをバックドロップの体勢で捕らえ、エプロンに打ち付ける。
そしてアイザックスはリングに上がると、ヘイストをエルボーで吹っ飛ばす。続いてネルソンがヘイストに串刺しのダブルニー。そしてアイザックスがワンハンドバックブリーカーを炸裂する。
そしてネルソンはコーナーに上るが、ヘイストはすばやく飛びついて雪崩式ハーフハッチスープレックスで投げつける。
スイッチしたザックは、リープフロッグを繰り出したネルソンの足を捕らえ、リバースインディアンデスロックからブリッジ。
するとアイザックスがザックを引きずり起こしてパンチ。ザックが倒れると、ネルソンが足を痛めてしまう。さらにザックはリバースインディアンデスロックのまま、アイザックスをコブラツイストで捕獲。
続いてザックはネルソンに弓矢固め。さらに変形のサーフボードストレッチからカバーするが、これはカウント2。
ならばとザックはエルボーアッパーを連発。しかし、ネルソンは切り抜けてフロントスープレックス。
スイッチしたローラーはザックにキックを連発。そして首を捕らえて膝蹴りを連発すると、サッカーボールキックを発射。しかし、ザックは蹴り足を捕らえてレッグロック。
ローラーは脱出し、ここから両者はエルボー合戦。スキをついてローラーは延髄斬り。しかし、ザックは膝十字固めへ。だが、ローラーは脱出し、ここから足関を巡る攻防に。
ザックはアンクルホールドで捕獲するも、ローラーは脱出し、再びエルボーの応酬。そしてフロントキックの相打ちでダウブルダウン。
次はティトとアイザックスのマッチアップ。両者はショルダータックル、ショートレンジラリアットの応酬を繰り広げる。アイザックスが突進すると、ティトはエクスプロイダー。だが、アイザックスも小股すくいスープレックスで応戦。
次はヘイストとネルソンがエルボー合戦。競り勝ったヘイストはロープへ。ネルソンはジャンピングニーを食らわせ、ロープに走るも、ヘイストは打点の高いドロップキックをヒット。
次はザックとローラーのマッチアップ。ローラーは強烈な逆水平チョップでダウンを奪う。ザックが立ち上がると、さらにローラーは追撃の逆水平チョップを連発。
ザックはエルボーから突進するも、ローラーは逆さ押さえ込みの体勢からニーストライク。そしてNKOTBを狙うも、ザックは飛びつきアームロックの体勢に。
ローラーが切り抜けると、ザックはオクトパスホールドで捕獲。そしてティトがアイザックスを脇固め、ヘイストがネルソンを変形の極楽固めで捕らえる。この難局をローラーは何とか自力で脱出。
ここからFILTHYはザックを狙い撃ち。ネルソンのシーソーホイップから、アイザックスがザックを両肩に担ぐと、ローラーがジャンピングキック。そしてネルソンがダイビングエルボーを投下しカバーするも、ヘイストがカットに入る。
ならばとローラーはザックにスリーパー。ザックは切り抜け、相手の左腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。スイッチしたティトはローラーにソバットから延髄斬り。さらにバックドロップ。
勢いに乗るティトは、場外のローラーにトペ・スイシーダ。そしてリングに戻り、ネルソンにジャーマンスープレックスを狙う。だが、アイザックスがカット。しかし、ティトはウエスト・コースト・レッキング・クルーを、二人まとめてスピアーで吹っ飛ばす。
ここでローラーが襲いかかるが、ティトはブルーサンダーを炸裂。しかし、カバーはネルソンがカット。そのネルソンに、ヘイストがリバースパワースラム。
だが、アイザックスがヘイストをジャーマンスープレックスで叩きつける。するとザックがヘイストをエルボーで排除。すかさず、ネルソンがジャンピングキックをザックにお見舞い。
ネルソンはティトにもキックを繰り出すが、ティトは仁王立ち。そしてラリアットから、Ride the Lightningで豪快に叩きつける。
だが、ローラーがティトにランニングニーを突き刺し、最後はNKOTBで3カウントを奪取した。