第6試合はAEWインターナショナル選手権試合として、王者のオレンジ・キャシディにゲイブリエル・キッドが挑戦。当初、ゲイブリエルはAEWのエディ・キングストンと対戦予定だったが、エディの負傷欠場により、キャシディとシングルマッチで対峙することに。
そして、キャシディが4月12日(水・アメリカ現地時間)に放送された『AEW Dynamite』内にて、バディ・マシューズを相手にAEWインターナショナル王座を防衛したのを受けて、ゲイブリエルとの一戦が同王座戦へと変更。大きなチャンスが舞い込んだかたちのゲイブリエルは、クセ者王者のキャシディをどう攻略するのか?
ゲイブリエルは気迫あふれる表情で花道を進む。キャシディはリュックを抱えて入場。そしてリングに上がると、リュックからベルトを取り出す。ゲイブリエルは至近距離でにらみつけるが、キャシディは視線を合わせない。
開始のゴング、キャシディはゆっくりとエルボーパットを装着し、サングラスを外す。そしてポケットインポーズを見せようとするが、ゲイブリエルが一気にロープに押し込んで阻止。
再度、キャシディはポケットインポーズを見せようとするも、ゲイブリエルはロックアップで組み付きロープに押し込む。そしてチョップを繰り出そうとするが、キャシディは両手で制すと、ここでポケットインポーズを披露。
続いてキャシディはショットガンドロップキックでゲイブリエルを場外に落とし、トペ・スイシーダをお見舞い。キャシディはゲイブリエルをリングに戻すと、旋回式のDDTを狙うが、回避したゲイブリエルは強烈なチョップ。たまらずキャシディは場外にエスケープ。
キャシディがリングに戻ると、ゲイブリエルは追撃のチョップから踏みつけてカバー。キャシディがカウント1ではね返すと、ゲイブリエルは挑発するようにポケットインポーズを披露。場内はブーイングが巻き起こる。
ゲイブリエルはキャシディをコーナーに追い詰め、強烈な逆水平チョップ。キャシディは腰から崩れてしまう。そしてゲイブリエルはパンチからセントーンを浴びせカバー。これはカウント2。すると、ここでゲイブリエルは師匠・柴田勝頼のようにあぐらをかいてみせる。
そしてゲイブリエルは逆水平チョップ&ヘッドバット。さらに串刺しラリアット、ブレーンバスターをキャシディにお見舞いする。
優勢のゲイブリエルは挑発するようにキャシディを蹴りつける。そしてゲイブリエルは両手をうしろで組み、キャシディに攻撃を促す。
すると、キャシディはゆっくりと無気力チョップを繰り出。す。怒ったゲイブリエルは突進するが、かわしたキャシディはトラースキックをヒット。そして串刺しのオレンジパンチを叩き込み、エルボーを乱打。さらにストンピングを連発する。
続いてキャシディはコーナー最上段からダイビングクロスボディ。そして旋回式のDDTを決めてカバーするが、ゲイブリエルはカウント2ではね返す。
するとキャシディはエルボーパットを外し、ゲイブリエルにオレンジパンチを狙う。だが、ゲイブリエルはダブルチョップで撃ち落とし、ブレーンバスターで持ち上げる。
これをキャシディはカッターで切り返すと、コーナー最上段からダイブ。だが、ゲイブリエルはキャッチし、垂直落下気味のブレーンバスターで突き刺してカバー。キャシディは何とかカウント2ではね返す。
ならばとキャシディはパワーボムを狙う。キャシディがこらえると、ゲイブリエルは指裂きからアッパー。そして再度パワーボムの体勢に。これをキャシディはビーチブレイクのように切り返してカバー。だが、カウントは2。
負けじとゲイブリエルはソバットからフロントネックロック。その状態でキャシディは前進し、ゲイブリエルをコーナーに叩きつけると、ボディブローをお見舞い。
しかし、ゲイブリエルは膝蹴りからコーナーに上り、フロントネックロックでキャシディを吊り上げる。キャシディはたまらずダウン。
そしてゲイブリエルはムーンサルトプレスを繰り出すが、キャシディは回避。続いてキャシディは後方回転して両足でゲイブリエルを捕らえようとするも、ゲイブリエルはツームストンパイルドライバーで切り返す。だが、カバーはキャシディが必死にカウント2でキックアウト。
するとゲイブリエルはキャシディを蹴りつけてから、ラリアットを繰り出す。かわしたキャシディは負けじとラリアット。ゲイブリエルもかわし、ロープに走るが、キャシディはカウンターのオレンジパンチ。だが、ゲイブリエルは吹っ飛びながらも、意地のラリアットを炸裂。
カバーをキャシディがカウント2ではね返すと、ゲイブリエルはアームロックで捕獲。しかし、キャシディはマウストラップで切り返し、技アリの3カウントを奪取。キャシディが王座防衛に成功した。
試合後、キャシディはサングラスを装着すると見せかけ、ゲイブリエルにかける。するとゲイブリエルはキャシディにベルトを渡し、両者は握手をかわした。