セミファイナル(第8試合)は『SJTL』公式戦、田口隆祐&クラーク・コナーズの“ワイルドヒップス”(2勝3敗)と、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(4勝1敗)が対峙。現状は黒星先行のワイルドヒップスとしては、ここで星を五分に戻したいところ。首位タイのTJP&アキラは現王者として優勝を果たすべく、さらなる白星量産を目論む。
Catch 2/2はギデオン・グレイに呼び込まれ、タッグのベルトを携え入場。ゴング前、コナーズと田口はサッポロビールをバッグから取り出す。さらに田口はサッポロ一番味噌ラーメンをコナーズにわたすと、なんとコナーズはそこにビールを入れて飲み始め、ワイルドなところを見せる。
ここで田口がタイツのヒモを緩め、ワイルドなところを見せると、思わずアキラも応戦しようとするが、これはTJPがいさめる。
先発はコナーズとTJP。リストの取り合いからTJPはコークスクリューヘッドシザーズ。だが、コナーズは力で切り抜ける。
続いてロープワークの攻防に移ると、コナーズがショルダータックル。さらにコナーズはアキラもショルダータックルで吹っ飛ばす。
そしてワイルドヒップスはTJPを場外に追いやると、アキラに連携のヒップアタックを連発。だが、TJPがカットに入る。
すると田口はTJPとアキラを延々とロープに走らせる。Catch 2/2がバテると、すかさずコナーズがTJPをジープ・フリップで吹っ飛ばし、激突したアキラは衝撃で場外に落ちる。
コナーズは早くもTJPにトロフィーキルを狙う。TJPが切り抜けると、Catch 2/2がコナーズに連携のドロップキック。そして場外に落ちたコナーズ、アキラがプランチャをお見舞い。
アキラがコナーズをリングに戻すと、TJPがカバー。コナーズがカウント2ではね返すと、TJPはリバースインディアンデスロックで捕獲。田口が救出を狙うも、TJPは田口もまとめて変形のコブラツイストで捕らえる。そして河津落としで叩きつけると、コナーズは悲鳴を上げながらロープエスケープ。
続いてCatch 2/2はコナーズに連携の低空ドロップキック。そしてアキラが逆水平チョップからフライングメイヤー。さらに変形のチンロックを決める。すると田口がヒップバットでカット。
コナーズは自軍コーナーに戻ろうとするが、アキラが阻止。そしてCatch 2/2が連携のセントーンをコナーズに炸裂。だが、TJPのカバーを、コナーズは必死にカウント2でキックアウト。
ならばとTJPはコナーズに顔面ウォッシュを敢行。だが、コナーズはカウンターのスピアーを炸裂。
次は田口とアキラのマッチアップ。田口のヒップバットを、アキラはアトミックドロップで迎撃。そして田口をロープワークで延々と走らせるが、アキラが油断したスキに田口はヒップアタックをヒット。
続いて田口はヒップバットを連発してからカバー。そして、試合中にビールをちょこちょこ飲んでいたためか、「気持ちわるいよー!」と言いながらカバーするが、これはカウント2。
ここでワイルドヒップスはアキラにダブルのヒップアタックを狙う、だが、アキラは切りぬけ、ロープワークの途中でTJPにスイッチ。
TJPは突進してきたコナーズを場外にうまく追いやり、田口に襲いかかるが、田口は延髄斬りをお見舞い。そして田口はCatch 2/2にまとめてDDT&リバースDDTを決める。
田口は気合いを入れると、タイツを下げて赤パン姿に。そしてザ・ロックのピープルズ・エルボーのようなモーションから、TJPに赤パンで顔面騎乗。TJPは丸め込みで切り返し、ここから丸め込み合戦に。
続いてロープワークの攻防となり、TJPは前方回転エビ固め。田口はこらえ、コナーズもアシストするが、アキラがそのコナーズに前方回転エビ固め。しかし、コナーズもこらえ、タイツを下げてなんと赤パン姿に。ワイルドヒップスは二人揃っての顔面騎乗でCatch 2/2を押さえ込むも、これはカウント2。
ならばとワイルドヒップスはTJPに連携のヒップアタック。だが、田口のカバーはTJPがカウント2でキックアウト。
するとワイルドヒップスはオヤァイポーズからサンドイッチ式ケツイェをTJPに炸裂。そしてコナーズが押さえ込むも、アキラが必死にカット。
そしてアキラはコナーズにカサドーラからのフットスタンプをお見舞い。すかさず田口がアキラにヒップアタック。だが、TJPが田口をトラースキックでなぎ倒す。
ここからコナーズとTJPが打撃の応戦。競り勝ったコナーズがロープに走ると、TJPはローリングソバットをヒット。そして突進するが、コナーズはパワースラム。続いてトロフィーキルを狙うも、TJPが回避すると、Catch 2/2はダイビングフットスタンプ&ファイナルカットを炸裂。そしてTJPがカバーするも、田口がカットに入る。
田口は孤軍奮闘し、Catch 2/2にヒップアタックを狙う。だが、Catch 2/2はカウンターのアリウープをお見舞い。そして最後はコナーズに2/2を炸裂し、TJPが3カウントを奪取。Catch 2/2が5勝1敗と星を伸ばした。
試合後、Catch 2/2はIWGPジュニアタッグのベルトを掲げて勝ち誇った。