内藤&SANADAが全勝のオージー・オープンをストップ!
『WTL』はTMDKが首位タイに浮上!
『SJTL』はCatch 2/2をはじめ、3チームが首位をキープ!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
12月2日(金)、大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪)で『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』第9戦が開催された。今大会では『WTL』の公式リーグ戦(全9試合の5戦目)が4試合、『SJTL』の公式リーグ戦(全9試合の6戦目)が5試合、行なわれた。
なお本日、、『WTL』にバッドラック・ファレと出場中のチェーズ・オーエンズが身内の不幸により緊急帰国となり、シリーズの残りの試合を全戦欠場することを発表。それに伴いファレ&オーエンズ組は残りの公式戦は不戦敗に。
オープニングマッチは『SJTL』公式戦、KUSHIDA&ケビン・ナイト組(1勝4敗)と金丸義信&DOUKI組(0勝5敗)の対決。厳しい星取りの両チームは、白星を目指し接戦を展開。終盤、ナイトはダイナミックなジャンピングボディプレスを繰り出すも、金丸は膝で迎撃。そこから鈴木軍がたたみかけ、最後はDOUKIのデイブレイクから金丸がタッチアウトにつないでナイトを料理した。
第2試合の『WTL』公式戦は、棚橋弘至&矢野通(2勝2敗)とアレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド組(0勝4敗)が激突。LA DOJOタッグはゴング前、ヤンキー座りで威嚇しようとするトオルとヒロシに奇襲攻撃。その後もイキのよさを見せるが、トオルとヒロシは海千山千のファイトで反撃。最後は矢野の鬼殺しで動きの止まったゲイブリエルを、棚橋がハイフライフローで葬った。
第3試合の『SJTL』公式戦は、YOH&リオ・ラッシュ組(4勝1敗)vs“H.O.T”SHO&ディック東郷(0勝5敗)。YOH&ラッシュの入場時、背後から高橋裕二郎が襲撃。その後もH.O.Tは無法ファイトも仕掛けるが、YOH&ラッシュは切り抜けて東郷に3Kを炸裂。しかし、H.O.Tの策略でレフェリー不在のため勝利ならず。そして、スキをついて裕二郎がYOHをケインで殴りつけると、すかさずSHOがショックアローを炸裂。H.O.Tがまんまと勝利を強奪し、なりふり構わず1勝目をゲットした。
第4試合の『WTL』公式戦は、グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ組(3勝2敗)vs“H.O.T”EVIL&高橋裕二郎組(0勝4敗)。第3試合の流れを受け、H.O.Tは無法ファイトで攻め立てる。だが、オーカーン&ヘナーレも力強いファイトで応戦。終盤、裕二郎がヘナーレにケイン攻撃を見舞うも、ギデオン・グレイが裕二郎に急所蹴り。そこからUNITED EMPIREは巻き返し、最後はヘナーレがStreets of Rageで裕二郎を撃破した。
第5試合は『SJTL』公式戦、“フライングタイガース”タイガーマスク&ロビー・イーグルス組(2勝3敗)とエース・オースティン&クリス・ベイ組(4勝1敗)が対峙。フライングタイガースは精度の高い攻撃で攻め立てるが、オースティン&ベイはトリッキーなファイトでペースを握らせない。終盤、タイガーはベイに雪崩式ダブルアームスープレックスを炸裂。だが、ベイは相手チームの誤爆を誘うと、オースティンと共に場外のイーグルスに断崖式の1, 2, sweet。最後はオースティンが、孤立したタイガーをTHE FOLDで仕留めた。
第6試合は『WTL』公式戦、“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組(4勝1敗)と鈴木みのる&ランス・アーチャー(3勝1敗)が対決。鈴木軍はリングインと同時にTMDKを場外に連れ出し蹂躙。そして鈴木はリングにヘイストを戻すと、早くもゴッチ式パイルドライバーを狙う。これをヘイストがこらえると、鈴木はスリーパー。だが、ヘイストは巧く丸め込みで切り返し、電光石火の3カウントを奪取。試合後、納得いかない鈴木軍は怒りを爆発させた。
第7試合の『SJTL』公式戦は、アレックス・ゼイン&エル・リンダマン組(4勝1敗)vsBUSHI&ティタン組(4勝1敗)。首位タイ同士の戦いは、ゼイン&リンダマンが開始から躍動感あふれる攻撃を繰り出していく。しかし、BUSHI&ティタンも意地の反撃。終盤、BUSHI&ティタンはゼインに怒涛の連携攻撃。そして、とどめのアンヘル・インモルタルを狙うが、ゼインは回避。ここからゼイン&リンダマンは一気にたたみかけ、最後はゼインがBUSHIをTACOドライバーで沈めた。
セミファイナル(第8試合)は『SJTL』公式戦、田口隆祐&クラーク・コナーズの“ワイルドヒップス”(2勝3敗)と、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(4勝1敗)が対峙。ワイルドヒップスはコミカルな動きも交えながら、Catch 2/2を切り崩しにかかる。田口どころかコナーズも赤パン姿となり、Catch 2/2の顔面に臀部を押しつける一幕も。苦戦を強いられたCatch 2/2だが、終盤にヒップアタックを狙う田口をアリウープで排除すると、最後はコナーズを2/2で撃沈した。
メインイベント(第9試合)では『WTL』公式戦として、内藤哲也&SANADA組(3勝2敗)が、単独首位の“オージー・オープン”マーク・デイビス&カイル・フレッチャー組(5勝0敗)と激突。体格で勝るオージー・オープンに対し、L・I・Jタッグはインサイドワークと緩急自在の動きで対抗。試合が佳境に入ると、オージー・オープンは流れるような連携で追い詰める。そして、オージー・オープンは内藤にサンドイッチラリアットからコリオリスを狙うが、内藤は切り返してフレッチャーにデスティーノ。ここからL・I・Jタッグは巻き返しを見せ、最後は内藤が正調のデスティーノでフレッチャーから3カウントを奪取。ついにオージー・オープンの連勝をストップした。
試合後、内藤は「明日の加古川大会でも勝利してしまうので5勝2敗。勝ち点10になることでしょう」と予言すると、最後は心の大合唱「デ・ハポン!」で大会を締めくくった。
これらの結果、『WTL』はTMDKが一歩後退したオージー・オープンと並び首位タイに。『SJTL』はCatch 2/2とゼイン&リンダマン、オースティン&ベイの3チームが5勝1敗で首位の座を守り抜いた。
『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「海野翔太選手(後編)!父親のプロレス入り大反対で一念発起!LA DOJOとのバチバチ対抗戦!『世代交代』への見解は?」