第6試合は『WTL』公式戦、“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組(4勝1敗)と鈴木みのる&ランス・アーチャー(3勝1敗)が対決。TMDKはオーカーン&ヘナーレからの不戦勝により、白星を大きく先行。難敵・鈴木&アーチャーを下し、さらに突っ走りたいところだ。
鈴木軍はリングに入ると同時にTMDKに襲いかかる。鈴木は場外でヘイストを二度にわたり鉄柵に叩きつける。アーチャーも場外でニコルスを蹂躙。
鈴木はヘイストをリングに上げると強烈なエルボー。そして鈴木&アーチャーはヘイストにトレイン攻撃を繰り出す。これをヘイストが切りぬけると、ニコルスがアーチャーに串刺しラリアット。
そしてニコルスはアーチャーを追撃のラリアットで場外に追いやると、プランチャを炸裂。
リング上、ヘイストは鈴木にリバースパワースラムを狙うも、鈴木は切り抜けるとヘイストをスリーパーで捕らえ、早くもゴッチ式パイルドライバーを狙う。
これをヘイストがこらえると、鈴木は膝蹴りからもう一度スリーパー。だが、ヘイストはうまく丸め込みで切り返し、電光石火の3カウントを奪取。
試合後、納得のいかない鈴木軍が怒りを見せると、TMDKはすばやく花道を下がり笑みを浮かべて勝利をアピール。鈴木軍はセコンドのヤングライオンに八つ当たりしながらバックステージへ。
ヘイスト「ワォ!」
ニコルス「すげぇよな。俺たちがやったこと見たか!?」
ヘイスト「新記録じゃないか?」
ニコルス「すごかったぜ。簡単に俺たちができることのサンプルをお見せしてやったぜ。誰にも番狂せとは言わせないぞ! まぐれでもないぞ! オマエらが見たのは世界一のタッグチームの偉業だ。これでようやく、世界中が俺たちが世界一のタッグチームだと気づいたはずだ。シェイン、オマエがアイツを倒したんだ!」
ヘイスト「MMAのレジェンドの1人にこの俺が勝った」
ニコルス「ちゃんと見てたぞ!」
ヘイスト「つまり、これで俺がMMAの新キングだ!」
ニコルス「かもな……」
ヘイスト「俺が世界一のMMAファイターだ! だから今日から、他のMMAの選手がやってるようなことをしないとな……。それはYouTuberとの勝負を意味する! MrBeast、PewDiePie、mrfruit, Rhabby_v、Hecox、それからACEファミリーの全員、JoJo Siwa!(全て有名な配信者たち?)。オマエらに挑戦させろ! オマエら全員の後ろを狙ってるぞ!」
ニコルス「あっちにZiggy(別の配信者)の姿が見えるぞ!」
ヘイスト「どこだ?(と走って探しに行く)」
ニコルス「(今日は)楽に金を稼いだぜ」
鈴木「オイオイ、この野郎、ふざけんじゃねぇぞ、この野郎。どこ目ぇつけてんだ? どこ見てんだ? この野郎……。あんなんで終わりとか言ってんじゃねぇぞ……」
アーチャー「……………………(※無言のまま消えていった)」