第7試合の『SJTL』公式戦は、アレックス・ゼイン&エル・リンダマン組(4勝1敗)vsBUSHI&ティタン組(4勝1敗)。首位タイの2チームによる直接対決。トップ争いで激しい攻防が繰り広げられるのは必至だ。
リンダマンとティタンが先発で試合開始。
両者ロックアップからロープ際、リンダマンはクリーンブレイク。
続けて両者はエルボー合戦を展開すると、リンダマンはショルダータックル、低空ドロップキックでティタンを蹴散らし、BUSHIにはゼインとのトレイン攻撃をお見舞い。
勢いに乗るリンダマンはボディスラムからダイビングボディプレスを発射。
これはティタンがギリギリでかわし誤爆を誘うと、打撃の連打から前落とし、トラースキックの連続攻撃。
スイッチしたBUSHIはコーナーで強烈なダブルチョップ2発を放つと、チンロックから首四の字でリンダマンのスタミナを奪っていく。
BUSHIからタッチを受けたティタンはリンダマンの腕にダイビングフットスタンプを見舞うが、リンダマンも一本背負いからDDTで反撃してゼインとタッチ。
ゼインはBUSHIにラリアット、ティタンへ打撃の連打から2人まとめてギロチンドロップで蹴散らすと、ティタンにバハ・ブラストを敢行。
しかし、ティタンはハンドスプリングで着地するとティヘラでゼインを投棄し、リンダマンにはゼロ戦キックも放つ。
さらに、ティタンはBUSHIのアシストからスワンダイブ式プランチャを場外のゼイン&リンダマンに発射。
ティタンはすぐさまゼインをリングに戻すとBUSHIとタッチしトレイン攻撃をお見舞い。
続けて、BUSHIはコードブレイカーを狙うもゼインはこれを受け止めエルボーを放つと、リンダマンはエクスプロイダーでティタンを投げ捨て、BUSHIへぶっこ抜きジャーマン。
エンジン全開のリンダマンはノータッチ・トペ・コン・ヒーロで場外のティタンを分断すると、最後はゼインが「イタダキマス!」からTACOドライバーでBUSHIを葬り、公式戦5勝目を奪取した。
リンダマン「よし、来た! よーし! (ゼインに向かって片言の英語で)今日、BUSHI、ティタン、ナンバー1ね。ディス・ラン・セイム。1位同士の対決。俺ら勝ったな。次は本当に見えてきたんじゃねえの、てっぺんが。オイ、次の山口はYOH&リオ・ラッシュ組。(ゼインに向かって)YOH、リオ・ラッシュね」
ゼイン「(ちゃんと話を聞いてない様子で)ん?」
リンダマン「(ゼインに向かって片言の英語で言い聞かせるように)YOH&リオ・ラッシュチーム・イン・山口! アイツらもガンガン勝ってるからな。それでよ、俺はずっとYOHに対して言いたいことがあるって言ってここまで来たな。やっと山口でYOHに触れることになるな。2人の答えは試合後のリング上、もしくはバックステージコメントだ。オイ、1試合で完結するような、そんな甘い感情じゃねえんだよ。俺はYOHに対して、いろいろ思っていることあるぞ。アレックス、プリーズ!」
ゼイン「毎日俺たち人間は朝食、昼食、夜食を食べる。時には間食もする。俺たちに言わせればBUSHIとティタンは、俺たちにとってスナックや前菜程度の相手だった。このリーグ戦、まだ公式試合がいくつか残っている。リンダ、ゴールに到達するためには、もう一つも負けられないぞ。俺たちのゴールとは優勝して、存在する全てのチームを生きたたま食うことだ! イタダキマス!」
リンダマン「仙台のディナーはトロフィーと牛タンだ、この野郎!」
BUSHI「(頭を押さえながら)効いたぜ……。でもな、このリーグ戦、このリーグ戦、終わったわけじゃないぞ。いいか? 諦めるにはまだ早過ぎる! 可能性はまだ残っているはずだよ」
ティタン「アレックスとリンダマンに敗れた。プロレスではこんな結果になることもある。勝者がいれば必ず敗者がいる。今日は俺たちが敗者となった。だが、これはリーグ戦だから、まだチャンスは残っている。最終的にどんな形でリーグを終えるのか分からないが、俺とBUSHIは全力を尽くしている。だから満足できている。神がいる限り、俺は闘い続けることができる。NJPWのリングで結果を残すんだ。そしてL・I・Jの1人として、BUSHIの横で、ティタンは闘っている! BUSHI、やろうぜ! そうだ、パレハ!」