■退場順(カッコ内は退場させた選手)
1 YOH(ウエストコースト・レッキングクルー)OTT
2 ジョレル・ネルソン(アメージング・レッド)ピンフォール
3 アメージング・レッド(ロイス・アイザックス)ピンフォール
4 ロイス・アイザックス(ホミサイド)ピンフォール
5 ホミサイド(トム・ローラー)OTT
6 エル・ファンタズモ(ジョン・モクスリー)OTT
7 トム・ローラー(ジョン・モクスリー)ピンフォール
8 オカダ・カズチカ(ジェイ・ホワイト)OTT
9 ジュース・ロビンソン(ジョン・モクスリー)ピンフォール
10 ジェイ・ホワイト(エディ・キングストン)OTT
メインイベント(第7試合)ではスペシャルエリミネーションマッチとして、オカダ・カズチカ&YOH&ジョン・モクスリー&エディ・キングストン&ホミサイド&アメージング・レッド組が、ジェイ・ホワイト&ジュース・ロビンソン&エル・ファンタズモ&トム・ローラー&ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン組と激突。翌日の10.28ニューヨークでタッグ対決を行なうオカダ&キングストンとジェイ&ジュースにとっては前哨戦となる。
まずはTEAM FILTHY(ローラー&アイザックス&ネルソン)がハロウィン仕様の姿で登場。続いてIWGP世界ヘビーのベルトを持ったジェイが、ジュースとファンタズモと共に花道を進む。
対戦チームはレッドのあとキングストン&ホミサイド、続いてモクスリーが海野翔太を伴い入場。最後はオカダがYOHと共にリングインした。ジェイはオカダにベルトを見せつける。ゴング前、BULLET CLUBとTEAM FILTHYはToo Sweetサインをかわす。すると、モクスリーも味方とポーズをかわすと見せかけ、ジェイたちに中指を突き立てて挑発。
先発はオカダとジェイ。ロックアップで組み合うと、オカダはロープに押し込む。そして攻撃すると見せかけてクリーンブレイク。
続いてオカダはショルダータックルでなぎ倒すが、ジェイは膝蹴りからハンマーパンチで応戦。さらにストンピングの乱打、逆水平チョップをお見舞い。
そして両者は早くもレインメーカー、ブレードランナーの体勢に入り、互いを牽制しあう。
次はホミサイドと、仮面を被ったローラーが対峙するも、ロラーは視界が悪いのか、すぐにアイザックスとスイッチ。神父姿のアイザックスは、ホミサイドに十字架を突き出して挑発。ホミサイドが怒りを見せると、今度は仮面を被ったネルソンが登場。
ネルソンは聖水らしきものをふりかけて挑発する。ホミサイドは仮面を取るように要求し、ネルソンが顔を見せると、聖水を口に含んで、ネルソンの顔に噴射。
次はローラーが登場。だが、アイザックスとネルソンが背後からホミサイドに襲いかかる。すると両チームが入り乱れる大混戦模様に。収拾のつかない状態になるも、レフェリーはなんとか両チームを止める。
次はファンタズモが登場し、対戦相手にレッドを指名。ファンタズモはレッドをショルダータックルで吹っ飛ばす。だが、レッドはティヘラで対抗。ファンタズモは着地し、ここから丸め込み、さらにキックのスピード感あふれる応酬に。
そしてファンタズモはレッドに握手と求めるが、スキをついてエルボー。だが、レッドはヘッドシザースホイップ、ゼロ戦キックをお見舞い。
次はYOH、オカダ、キングストン、モクスリーがすばやいスイッチワークでファンタズモの左腕を痛めつける。そしてホミサイドはファンタズモの腕に噛み付いていく。
さらにYOHが腕を捻じ曲げるも、ファンタズモは顔面かきむしりで脱出。そしてTEAM FILTHYがYOHを蹂躙する。
BULLET CLUBとTEAM FILTHYは交互にYOHにボディスラムをお見舞い。そして2周目に突入すると、ネルソンがYOHをカバー。だが、YOHは跳ね返し、気合いを入れる。
YOHはネルソンにエルボーを連発し、ボディスラムを炸裂。さらにTEAM FILTHYにボディスラムを連発。そしてジュースとファンタズモにもボディスラムをお見舞いし、場内を沸かす。
続いてYOHはネルソンにフライングフォアアーム、ネックブリーカードロップとたたみかけてカバー。これはローラーとアイザックスがカットに入る。
TEAM FILTHYはYOHにトレイン攻撃。だが、YOHは切り抜け、TEAM FILTHYの同士打ちを誘う。勢いに乗るYOHはロープに走るも、ネルソンがパワーボムの体勢で捕らえ、アイザックスがジャーマンにつなぐ連携攻撃。そしてYOHをオーバー・ザ・トップロープで失格に追いやる。
TEAM FILTHYが勝ち誇ると、背後からレッドが襲いかかる。レッドはネルソンにティヘラ。さらにソバットからコードレッドを炸裂し、3カウントを奪取。しかし、すかさずアイザックスが横入り式エビ固めでレッドからピンフォールを奪い、失格に追い込む。
するとホミサイドがアイザックスにカッター。そしてラリアットで3カウントを奪って排除。
続いてホミサイドはローラーと激しいエルボーの応酬。ホミサイドは顔面かきむしりでひるませ、ダ・コップ・キラーを狙うも、ローラーは回避。そして、技の読み合いからローラーはホミサイドをオーバー・ザ・トップロープで排除しようとする。ホミサイドはロープをつかむも、レフェリーのブラインドをついてアイザックスたちが足を引っ張って失格に追いやる。
飛び出したキングストンはローラーに逆水平チョップを連発。だが、ジェイが足に攻撃を見舞い妨害。スイッチしたジェイはキングストンの両足に交互にストンピングを食らわす。さらに外回転のドラゴンスクリューからチョーク攻撃を見舞う。
次はジュースがキングストンにバックドロップ、セントーンを決めてカバー。キングストンがカウント2ではね返すと、ジュースはファンタズモに交代。
ファンタズモはキングストンに顔面かきむしり。さらにロープを用いて首を痛めつける。次はジェイがキングストンに逆水平チョップ。するとジェイが上半身のコスチュームを脱ぎ、ジェイに逆水平チョップを打ってくるよう要求。
ジェイの逆水平チョップをこらえたキングストンは、お返しの逆水平チョップで吹っ飛ばす。しかし、ジェイはキングストンの膝を蹴りつけてから、フロントネックロックで捕えて自軍コーナーに運ぶ。
そしてBULLET CLUB&TEAM FILTHYは、キングストンの背中に交互に引っかき攻撃をお見舞い。だが、マット運動を繰り返すファンタズモに対し、モクスリーが引っかき攻撃を敢行。
スイッチしたモクスリーはファンタズモにラリアット、投げっぱなしのブレーンバスターを見舞うと、そのままオーバー・ザ・トップロープで場外に放り投げて排除。
すかさず背後からローラーがモクスリーをスリーパーで捕獲。だが、モクスリーは後転して切り抜けると、エルボーからサッカーボールキック。
ローラーはその足を捕らえるも、モクスリーは脱出し、ローラーの両手をつかんでストンピングを乱打。ジュースがカットに入るも、キングストンがエクスプロイダーで投げつける。そのキングストンに対し、ジェイがDDT。
すると、オカダがジェイをショットガンドロップキックで吹っ飛ばす。だが、ローラーがオカダにバズソーキック。
しかし、モクスリーがローラーをパイルドライバーで突き刺してカバー。これをローラーはカウント2ではね返す。
ここでオカダとジェイ、モクスリーとローラー、キングストンとジュースが同時にエルボー合戦に突入。そして、ローラーがモクスリーに変形の裏投げからカミゴェを炸裂。
続いてローラーは仮面を被り、モクスリーをブレーンバスターで持ち上げる。だが、こらえたモクスリーは一気にデスライダーで突き刺し、3カウントを奪取。
するとジュースがモクスリーに襲い掛かり、パンチを乱打。ジェイもチョーク攻撃でアシストする。スイッチしたジェイはモクスリーにストンピングを連発。
続いてジュースはモクスリーにキャノンボール。ここからジュースとジェイがダブル攻撃を狙うも、切り抜けたモクスリーはダブルDDTで二人まとめて突き刺す。
スイッチしたオカダはジェイ、ジュースにエルボー。さらに同士打ちを誘い、ジュースにはリバースネックブリーカー。そしてコーナー最上段に上り、ジュースにエルボードロップを落とすと、レインメーカーポーズを見せる。
オカダはジュースにレインメーカーを狙うが、ジェイがカット。ジェイはオカダのドロップキックをかわすと、ブレードランナーの体勢に。
回避したオカダに対し、今度はジュースがパルプフリクションを狙う。だが、オカダは切り抜けてレインメーカー。これをジュースは切り抜けロープに走るが、オカダはドロップキックを突き刺す。
そしてオカダはジュースを開脚式のツームストンパイルドライバーで突き刺すと、一気にレインメーカーを炸裂。しかし、背後からジェイがオカダに襲いかかり、オーバー・ザ・トップロープで場外に排除。失格に追いやってしまう。
だが、モクスリーがグロッキー状態のジュースから3カウントを奪い、これで残りはモクスリー&キングストン、そしてジェイに。
モクスリーとジェイは激しいエルボー合戦に突入。そしてジェイはスキをついてブレードランナーを狙うも、モクスリーは切り抜けてラリアット。
続いてモクスリーはデスライダーの体勢に入るが、ジェイは脱出し、SSSを連発。そしてとどめのブレードランナーを狙うが、モクスリーは切り抜けて、ジェイを突き飛ばす。
するとキングストンがジェイにバックブローをお見舞い。すかさずモクスリーはジェイをデスライダーで突き刺す。そしてモクスリーとキングストンは、ジェイをオーバー・ザ・トップロープで場外に排除。オカダ組がモクスリーとキングストンの二人残りで勝利を収めた。