オープニングマッチではロッキー・ロメロが、かつてIWGPジュニアタッグ王座を共に巻いたアレックス・コズロフとフォーエバー・フーリガンズを復活させ、LA DOJOのケビン・ナイト&ザ・DKCと対戦。
ゴング前、ビジョンに待望のフォーエバー・フーリガンズ復帰を示す煽り映像が流れる。
先発を巡り、ロッキーとコズロフは早くも揉める。だが、両者は抱擁をかわして仲直り。そしてコズロフがナイトと対峙する。
ロックアップからリストの取り合いとなり、コズロフはファイヤーマンズキャリー。そしてフレアーウォークを見せる。
続いてバックの取り合いからナイトがヘッドロック。ここからロープワークの攻防となり、ナイトがショルダータックル。そして両者共にすばやい動きを見せ、コズロフはナイトに握手を求める。
強制的に握手をかわすと、コズロフはスキをついて串刺し攻撃へ。だが、ナイトはかわし、セカンドロープからフライングクロスボディをお見舞い。コズロフは思わずロッキーに抱きつく。
次はロッキーとDKCのマッチアップ。ロックアップからロッキーはフライングメイヤー。そしてDKCの頭を叩いて挑発。
ならばとDKCはヘッドロックを決めるが、ロッキーは脱出して腕を固める。すると、DKCは首投げで切り返し、ショルダータックル3連発。今度はロッキーがコズロフに抱きつく。
コズロフがスイッチを拒否すると、ロッキーは気合いを入れ直し、DKCと力比べの体勢に。そして不意打ちのキックから逆水平チョップ。
だが、DKCもアームホイップ、ティヘラで反撃。そしてLA DOJOタッグはダブルのブレーンバスターを食らわせる。
続いてナイトはロッキーに躍動感あふれるボディプレス。さらにエルボーの連発からハンマースルー。ロッキーはロープにしがみつくも、ナイトはドロップキックで場外に落とし、空中技を狙う。だが、これはコズロフが妨害。そしてコズロフはロープを用いた変形ロメロスペシャルでナイトを痛めつける。ロッキーはDKCを場外で蹂躙。
戦場がリングに戻ると、ロッキーはナイトにフライングメイヤーから低空ドロップキック。カバーをナイトが返すと、コズロフに交代。
コズロフはナイトをブレーンバスターで叩きつけてカバー。これもナイトは返すも、コズロフはチンロックで捕らえる。ナイトは自軍コーナーに戻ろうとするも、コズロフは阻止。
次はロッキーがナイトにフットスタンプ。続いてナイトを逆水平チョップからボディスラムで叩きつけると、コズロフがロープ越しのボディプレスをお見舞い。
勢いに乗るフーリガンズは、ナイトに連携の低空ドロップキックを狙う。しかし、ロッキーが延々とロープワークを繰り返したため、コズロフがマンハッタン・ドロップで食い止める。そしてコズロフは抱擁しようとするが、ロッキーはお返しのマンハッタン・ドロップ。すかさず、ナイトがドロップキックでフーリガンズを吹っ飛ばす。
スイッチしたDKCはフーリガンズにチョップを連発。さらにコズロフをトラースキックで吹っ飛ばす。そして「DKCファイヤー!」と叫び、ロッキーにチョップを乱打。だが、カバーはロッキーがカウント2でキックアウト。
するとDKCはナイトのアシストを得て前方回転エビ固め。だが、これもロッキーはカウント2ではね返す。
ならばとナイトがロッキーを肩車で担ぎ、DKCがジャンピングキックを炸裂。だが、ナイトのカバーはコズロフがカット。
コズロフはDKCを延髄斬りで蹴散らす。しかし、ナイトは打点の高いドロップキックでコズロフを排除。
ナイトはロッキーに串刺し攻撃を狙う。しかし、切り抜けたロッキーはトルネードDDTの体勢に。これをこらえたナイトはロッキーをコーナー最上段に設置し、豪快な雪崩式ブレーンバスターを炸裂。だが、カバーはカウント2。
ならばとナイトは逆エビ固めを決めるが、コズロフが逆水平チョップでカット。そしてナイトをDDTで突き刺す。
スイッチしたコズロフは、帽子を被りコザックダンスの要領でキックを連発。さらにフットスタンプでナイトを踏み潰してカバー。しかし、ナイトは必死にカウント2ではね返す。
するとフーリガンズはナイトにヘルズブルドーザーを炸裂。そして連携のミサイルキックからロッキーがカバーするも、これもカウント2。
ならばとフーリガンズはとどめのコンタクトキラーの体勢に。しかし、ナイトは切り抜けて同士打ちを誘うと、コズロフに逆水平チョップを連発。
だが、コズロフはナイトを担ぎ上げ、今度こそコンタクトキラーを炸裂。しかし、コズロフのカバーをDKCがカット。
DKCはロッキーを場外に追いやりプランチャ。そしてコズロフがナイトを引きずり起こそうとするも、ナイトは首固め。これをコズロフは返すことができず、LA DOJOタッグが価値ある勝利をゲットした。