第2試合NJPW STRONG無差別級王者のフレッド・ロッサーが、クローバーと対戦。クローバーは30年以上のキャリアを誇り、WCWやWWEなどメジャー団体を渡り歩いたベテラン。油断大敵の相手となりそうだ。
ロッサーはベルトを巻いて入場。
開始のゴングが鳴ると、両者は激しいロックアップ。そしてエルボー合戦に突入。続いてクローバーはロープに走るも、ロッサーは追走してラリアットを食らわせ、クローバーを場外に落とす。
クローバーがリングに戻ると、ロッサーは左腕を捕えてコントロール。クローバーが切り抜けると、ロッサーはエルボー、逆水平チョップをお見舞い。
しかし、クローバーはポップアップしてマットに叩きつけると、ロッサーの両手両足を捕えて締め上げる。さらに顔面かきむしりを見舞い、背後から頭部にハンマーパンチを乱打。
続いてクローバーはロープを用いてチョーク攻撃。さらにエプロンからギロチンドロップを繰り出し、ロッサーの喉をロープに食い込ませる。
場外に落ちたロッサーを、リング上のクローバーはエプロンまで引き上げる。だが、ロッサーはクローバーをエプロンまで連れ出してヘッドバット。
しかし、クローバーは逆水平チョップ、エルボーをお見舞い。すると、ロッサーはバックドロップの体勢で持ち上げ、そのままエプロンに打ち付ける。
場外に落ちたクローバーに対し、ロッサーはエプロンを走ってヒップドロップ。だが、クローバーはロッサーのリストをつかむと、引っ張って顔面を鉄柱に打ち付ける。
続いてクローバーはイス攻撃を狙うが、ロッサーはテイクダウンから逆エビ固めの体勢に。だが、倒れこみながらもクローバーはイスでロッサーの頭部に一撃。
クローバーはロッサーにヘッドバット、エルボー。ロッサーも打撃とヘッドバットを返し、気合いを入れる。すると、クローバーはスリーパーをお見舞い。
そしてクローバーはエプロンに上がると、場外でイスに座った状態のロッサーにダイビングラリアットを炸裂。
戦場がリングに戻ると、クローバーはロッサーをロープに詰めて、ショートレンジのショルダータックルを連発。そしてコーナー最上段に設置し、雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。そこからクローバーは執拗にカバーするも、ロッサーはカウント2ではね返す。
今度は手四つの体勢から、クローバーがヘッドバットを連発。そして背後に周り、ロッサーの腕を交差させて締め上げる。するとロッサーは後退し、クローバーをコーナーに打ち付ける。
脱出したロッサーは、クローバーのバックを取る。クローバーは切り抜けるも、すばやい動きでロッサーはノーザンライトスープレックスを炸裂。
クローバーが返すと、ここから両者は打撃の応酬に。スキをついてクローバーは丸め込む。ロッサーが返すと、クローバーはパンチを連発。さらに挑発するように頭部を叩く。
そしてクローバーは低空ドロップキックを食らわせるが、ロッサーもフロントキックで反撃。そしてロッサーはランニングのデスバレーボムを決めると、ロッサーをコーナーに詰めて逆水平チョップとショートレンジラリアットを連発。クローバーが腰から崩れると、ロッサーはヒップバットを連打。
勢いに乗るロッサーはSTFで捕らえるが、これはクローバーがロープエスケープ。そしてエルボーの応酬から、ロッサーがクローバーを担ぎ上げてアバランシュホールドを狙う。
しかし、クローバーはファイナルカットのように切り返す。今度は張り手の応酬に突入。だが、ロッサーはプリンスズスロウンを決めると、一気にエメラルド・フロウジョンを炸裂し、3カウントを奪取した。