第5試合は鈴木みのるが、ROHやEvolveで活躍したトレイシー・ウィリアムズと対戦。海外でも大きな人気を誇る鈴木が、アメリカのテクニシャンファイターを迎え撃つ。
鈴木の入場時、場内は「風になれ~♫」の大合唱。
開始のゴングが鳴ると、鈴木は不敵な笑みを浮かべながら近づき、両者はまずリストの取り合いに。鈴木はトレイシーの足を崩して押さえ込むが、トレイシーはすばやくはねのけ、距離を取る。
続いて鈴木はローキックを連発。さらに膝蹴りを繰り出すが、トレイシーは切り抜けて河津落とし。そしてグラウンド卍固めを決めるも、鈴木はつま先を捻じ曲げて脱出。
トレイシーはエプロンの鈴木を引きずり起こしてエルボーを連発。だが、鈴木はぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固めを決める。
そして鈴木は場外戦に持ち込み、鉄柱にトレイシーの肩を打ち付ける。さらにストンピングを浴びせるが、トレイシーもチョップで反撃。
すると鈴木は強烈なチョップを浴びせ、リングに戻る。トレイシーもリングにあがり、再びチョップ。だが、鈴木は涼しい顔で耳をほじる。
怒ったトレイシーはチョップを重ねるが、鈴木は強烈なチョップ。チョップの応酬から鈴木は膝蹴り。そしてアームロックで捕らるが、トレイシーは足をロープにかけてエスケープ。
鈴木はトレイシーにサッカーボールキックを連発。トレイシーは気合いの表情で蹴り足を受け止め、バックドロップで投げつける。
トレイシーは串刺しラリアット、串刺しエルボーからラリアットへ。だが、鈴木は脇固めで切り返す。これを回避したトレイシーは、ドクターボムで持ち上げようとするも、鈴木はこらえる。ならばとトレイシーはレッグロックを決める。これは鈴木がロープエスケープ。
鈴木はトレイシーに串刺しフロントキック、サッカーボールキックを浴びせてカバー。トレイシーがカウント2ではね返すと、鈴木は強烈なチョップ。ここで鈴木が場内を煽ると、トレイシーはチョップを返していく。
激しいチョップの応酬から、鈴木はエルボーをお見舞い。トレイシーも必死に返していくが、鈴木は舌なめずりしてからの強烈なエルボーでダウンを奪う。
だが、トレイシーは続く鈴木の串刺し攻撃を切り抜けてコーナー最上段へ。しかし、鈴木はコーナー上でアームロックで捕らえる。これを切り抜けたトレイシーは、ターンバックルにDDTで鈴木の頭を打ち付ける。
そしてトレイシーはクロスフェイスロックで鈴木を捕獲。これは鈴木が足をロープにかけてエスケープ。
するとトレイシーは気合いを入れ、掟破りのゴッチ式パイルドライバーの体勢に。だが、鈴木はショルダースルーで返し、すばやい動きでトレイシーの背後に周りスリーパー。そしてエルボーでダウンを奪ってから、最後はゴッチ式パイルドライバーを炸裂。トレイシーから3カウントを奪取した。