セミ(第6試合)では鷹木信悟が、元IMPACT WRESTLINGの強豪、ジェイク・サムシングとシングル対決。翌日の10.28NYのエル・ファンタズモとのKOPW 2022争奪戦に向け、鷹木として勝利で勢いをつけたいところ。しかし、ジェイクは身長188cm、体重119㎏と恵まれた体格を持つ肉弾ファイターだけに、油断大敵の戦いとなる。
鷹木はファンタズモに壊されたKOPWの台座を、ネックレスのように首に下げて手に入場。
開始のゴング、ロックアップで組み合うと、ジェイクがロープまで押し込む。そして離れ際に鷹木の胸を突き飛ばす。
続いてロープワークの攻防となり、鷹木がショルダータックルを繰り出すも、ジェイクは仁王立ち。
今度はエルボー合戦に突入。競り勝ったジェイクは串刺し攻撃へ。だが、かわした鷹木はヒップトス。そしてショルダータックルでなぎ倒し、エルボードロップからカバー。
ジェイクがカウント1ではね返すと、鷹木はフロントネックロックで捕らえる。これはジェイクが足でロープエスケープ。
鷹木は膝蹴りを連発し、追走式のキチンシンク。そしてジェイクをブレーンバスターで叩きつけてカバーするが、ジェイクはカウント2でキックアウト。
すると鷹木はジェイクの頭部を蹴りつけて挑発。さらにエルボーを繰り出すも、ジェイクもエルボーで応戦。さらにジェイクは力強いボディスラムで叩きつけ、お返しとばかりに顔面にキックをお見舞い。
続いてジェイクはラリアットで3度にわたり鷹木からダウンを奪う。ジェイクは鷹木をコーナーに詰めてパンチを連発。そして変形ファイナルカットを打ち込み、鷹木を場外に追いやる。
場外戦に突入すると、鷹木も打撃で反撃。だが、ジェイクは鉄柱、エプロンに鷹木を打ち付けてからリングに戻す。
ジェイクはパンチで鷹木を吹っ飛ばしてカバー。鷹木がカウント2ではね返すと、ジェイクはスリーパーで捕らえる。そのままグラウンドに持ち込むが、鷹木は立ち上がってバックエルボーで脱出。
そして鷹木はロープに走るも、ジェイクはカウンターのボディシザースドロップ。そして鷹木にエルボーを連発。さらにコーナーパッドに頭部を叩きつけるが、鷹木は自ら頭をガンガン打ち付けて気合いを入れる。
そして鷹木は突進してきたジェイクにバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。場内は「シンゴ」コールが発生。
鷹木はショルダータックルからボディスラム。そしてセントーンを食らわす。さらに串刺しラリアットを決め、ブレーンバスターの体勢に。ジェイクがこらえると、鷹木はツイスト&シャウトのように叩きつける。
鷹木は気合いを入れ、ジェイクの首筋にエルボーを連打。そしてスライディングラリアットを繰り出すが、ジェイクはキャッチ。そして力任せに鷹木の顔面をマットに打ち付けると、続いてチョークスラムを炸裂。そしてファルコンアローで叩きつけるが、鷹木はカウント2ではね返す。
するとジェイクは首切りポーズを見せてショートレンジラリアット。かわした鷹木はバックに回るも、ジェイクはエルボーで回避。
ならばと鷹木はジェイクを担ぎ上げるが、ジェイクは脱出。ここからパンチの応酬を経て、鷹木は追走式ラリアット。さらに突進するが、ジェイクはジャンプで飛びかかる。これを空中で受け止めた鷹木は、デスバレーボムを炸裂。
鷹木は「オイ! オイ! オイ!」と叫んで場内を煽り、串刺しラリアットをお見舞い。そしてMADE IN JAPANで叩きつけるが、ジェイクはカウント2で必死にはね返す。
すると鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に。だが、ジェイクは切り抜け、続く鷹木の龍魂ラリアットをデスバレーボムで切り返す。
ジェイクは鷹木のリストをつかみ、ショートレンジラリアットをお見舞い。鷹木も同じ技を返し、ラリアットの応酬に。そしてラリアットの相打ちを二度繰り返し、競り勝ったジェイクは豪快なショートレンジラリアットで鷹木をなぎ倒してカバー。しかし、鷹木はカウント2でキックアウト。
するとジェイクはパワーボムの体勢に。だが、鷹木はショルダースルーで切り返し、渾身のパンピングボンバーを炸裂。
そして鷹木はジェイクに左右のエルボー。ジェイクもエルボーを返すが、鷹木はナックルからヘッドバット。そしてスライディングラリアットを炸裂。
カバーはジェイクがカウント2ではねかえすも、最後は鷹木が豪快なパンピングボンバーで3カウントを奪取。ジェイクとの肉弾戦を制した。