第2試合では9.18別府のNEVER6人タッグ王座戦の前哨戦として、王者組の後藤洋央紀＆YOSHI-HASHI＆YOHに矢野通、前王者のEVIL＆高橋裕二郎＆SHO組にディック東郷が加わり激突。

　H.O.Tは入場時、ドッグケージを持ち込む。CHAOSはH.O.T撲滅Tシャツを着込んで入場。後藤&YOSHI-HASHI&YOHの腰にはNEVER6人タッグのベルトが輝いている。

　H.O.Tはゴングを待たずに奇襲攻撃。場外にCHAOSを連れ出し、いたぶっていく。EVILは後藤をドッグケージに収監しようとするが、これは未遂に。
　戦場がリングに戻ると、EVILは串刺し攻撃を狙う。だが、後藤はショルダータックルでなぎ倒す。さらにYOHと共にダブルのショルダータックル。
　続いてYOHはEVILにエルボー&キック。さらに串刺しエルボーからロープに飛ぶも、SHOが妨害。ここからH.O.Tは場外戦に持ち込む。SHOはYOHを鉄柵、さらに放送席の机に叩きつける。東郷はSHOが捕らえたYOHにナックルをお見舞い。
　東郷がYOHをリングに投げ入れると、EVILは再三にわたりカバーし、スタミナを削っていく。次は東郷がYOHにナックルから地獄突きをフィストドロップのように落とす。
　スイッチした裕二郎はYOHにフライングメイヤーからギロチンドロップ、エルボードロップ、倒れこみヘッドバットとたたみかける。カバーはYOHがカウント2ではね返す。
　次はSHOがYOHを両足で踏みつける拷問攻撃。さらにフィンガーロックから、腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。しかし、YOHもエルボーで反撃。
　すると東郷が襲いかかり、SHOと共にダブル攻撃を狙う。だが、YOHは回避し、東郷にドラゴンスクリュー。SHOにはドロップキックをヒット。
　ようやくスイッチしたYOSHI-HASHIは裕二郎にエルボーを連発。さらに逆水平チョップ、ソバット、ネックブリーカードロップとたたみかける。
　続いてYOSHI-HASHIはブレーンバスターを狙うも、裕二郎は手にかみつく反則攻撃。しかし、毘沙門が裕二郎にダブルのヒップトス。だが、続くざんまいはH.O.Tに妨害され、技の読み合いから裕二郎がYOSHI-HASHIにリバースのDDT。
　しかし、YOSHI-HASHIは、スイッチした東郷に低空ドロップキックを食らわせ、矢野と交代。矢野はコーナーパッドを外すが、東郷がつかまえてハンマースルー。しかし、矢野はロープにもたれかかって「ア～ア～ア～」と雄叫び。さらに「ブレイク！」を連呼し、会場も呼応。
　東郷はサミングからロープに走るが、矢野はマンハッタン・ドロップ。そしてYTRポーズを決めようとするが、H.O.Tが妨害。EVILと裕二郎は矢野に二人がかりでストンピングを浴びせる。
　ここで東郷が矢野の首をスポイラーズチョーカーで締め上げる。しかし、CHAOSもカットに入り、混戦状態に。
　リング上、矢野は東郷の突進をかわすと、ローブローを食らわせ、横入り式エビ固めで技アリの3カウントを奪取した。

矢野「ああ……クソッ！」
 

YOH「（笑みを浮かべながら）ああ、そっか。そうきたんだね。そうだよね。でもさ、あの館に4人じゃちょっと狭いんじゃないか？」
※後藤、YOSHI-HASHIはノーコメント
 

 
裕二郎「オイ、前回のタイトルマッチでよ、ドッグケージに閉じ込められて辱められたけど、一生忘れねえからよ」

東郷「（股間を押さえ苦悶の表情を浮かべながらEVILと一緒に来て）クソーッ！」

 
EVIL「オーライ、東郷。連日連夜よ、あいつらナメたTシャツ着て来やがって。あいつらよ。人としてもチャンピオンとしても最低なんだよ、この野郎！　それとよ、ドッグケージの恨みはドッグケージで晴らしてやるよ。お前らみたいなゴロツキにはあのブタ箱がお似合いなんだよ。ぶち込んでやるからな。よく覚えとけ！　よし、行くぜ！」
東郷「クソッ……（と言って、EVILと一緒に控室へ）」
 

 
SHO「なんだこのシリーズ始まってから、あのシャツは？　それにタオルまで作って、このクソッタレが！　後楽園の連中もやかましいしよ。お前らCHAOSを野放しにしておくわけにはいかねえんだよ、オイ！　この世のためにもよ。俺たちが正義のために、お前らをぶち込んでやるよ！」