試合後、オカダとJONAHは挑発合戦を繰り広げる。そして、TMDKが退場すると、棚橋がマイクを握る。
■棚橋のマイクアピール
「ハアハアハア……(場内は『棚橋』コール)。ついに! この日が来ました!(場内拍手&歓声)。2年半、2年半のあいだ、みなさん、拍手での応援、そして新日本プロレスについてきてくれて、ありがとうございました!(場内拍手&歓声&『棚橋』コール)。
今日、第1試合から試合を終えて控え室に帰ってくる選手の表情が、まるで違いました(場内拍手&歓声)。それは本当にみなさんの声援があって、初めて成り立つプロレス。それが今日ここに、あったからだと思います。うしろの席のみなさんも、もうちょっとの我慢! みんなでもう少し、ルールを守って、必ず! 近い将来、いつもの日常を取り戻しましょう!(場内拍手&歓声)」
ここで「オカダ」コールも発生し、棚橋がマイクをわたす。
■オカダのマイクアピール
「みなさん! 今日も熱い、熱い、熱い声援! 本当にありがとうございました!(場内拍手&歓声&『オカダ』コール)。でも、いつも、これぐらいの歓声は感じて戦ってましたし、まだまだこんなもんじゃないでしょ?(場内拍手&歓声)。まだまだ、みなさんの熱い声援が必要です! 熱い応援も必要です! 引き続き、僕たちも楽しい戦いをしっかりと繰り広げていきますので、よろしくお願いします!(場内拍手&歓声&『オカダ』コール)。というわけで、新日本プロレスに、って言いたいところなんですけど、やっぱり、みんなでせっかく声が出せるんだったら、(腕を突き上げて)こっちだよね(場内拍手&歓声)」
そして、オカダは棚橋にマイクを戻す。
■棚橋のマイクアピール
「ヨシ! じゃあ、オカダ。オマエのお願い聞くから、俺のお願いも一個だけ聞いてくれ(場内拍手&歓声)。今日というスペシャルな日だけ、一緒に愛してます、やってくれ!(場内拍手&歓声)」
オカダは笑みを見せると、試合のダメージで腕が上がらないアピール。すかさず場内は「オカダ」コールで後押し。すると、オカダの腕が歓声に合わせて、徐々に上がっていく。
そして棚橋は「今日はご来場ありがとうございました! 新日本プロレス、この2年半のぶんを全力で取り返しにいきます! じゃあ、最後に! 後楽園ホールのみなさん! そして『ワールド』をご覧のみなさん、愛してま~す!」と叫び、オカダと共に腕を突き上げた。そして、棚橋とオカダはコーナーに上って場内の歓声と拍手に応え、リングをあとにした。