第5試合はIWGPジュニアヘビー挑戦を巡り、抗争が激化するKUSHIDAと王者・石森太二が、それぞれ邪道、外道をパートナーにタッグ対決。KUSHIDAは8.18日本武道館のタッグマッチで石森からスモールパッケージでピンフォール勝ちをスコア。そして「9月のロングツアー、全国どこへでも石森太二を追いかけます。絶対認めさす!」と改めて挑戦をアピールしている。
石森はIWGPジュニアヘビーのベルトと共に入場。そしてBULLET CLUBはゴング前にToo Sweetサインをかわす。
先発はKUSHIDAと石森。KUSHIDAは低いタックルからグラウンドに持ち込む。だが、石森はすばやく距離を取り、スタンドに戻す。
今度は石森が足を捕らえてグラウンドに持ち込むも、KUSHIDAはヘッドロック。続くロープワークの攻防では、互いにすばやい動きでホイップを見せ、さらに技の読み合いを展開。石森は一旦場外にエスケープ。
次は邪道と外道のマッチアップ。外道はサミングから張り手。続く串刺し攻撃をかわした邪道は、強烈な逆水平チョップ。外道もパンチをやり返すが、邪道は涼しい表情で逆水平チョップを返す。
外道が倒れると、邪道は引きずり起こし、グリーンキラーを狙う。だが、石森がカット。ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。石森はKUSHIDA、外道は邪道に顔面かきむしり。
外道は邪道をリングに投げ入れてストンピング。スイッチした石森はタンクトップを脱ぎ捨て、それを用いて邪道にチョーク攻撃。さらに石森はロープを用いて邪道の首を攻め立てる。
続いて石森は金具むき出しのコーナーに邪道の頭部を叩きつけてから、外道に交代。外道は邪道を顔面かきむしりでなぎ倒し、顔面を踏みつけていく。さらにフィストドロップを落としてカバー。これは邪道がカウント2ではね返す。
外道が頭部にナックルを叩き込むと、邪道は歯を食いしばって気合を入れる。そしてカウンターのショルダータックルで反撃。
次はKUSHIDAと石森のマッチアップ。KUSHIDAはブレーンチョップからキックを連発。さらにボディアタック、オーバーヘッドキックをお見舞い。
外道が襲いかかるも、KUSHIDAはうまく切り抜けて同士打ちを誘う。KUSHIDAのカニバサミで石森が転倒し、その頭部が外道にヒット。
そしてKUSHIDAは石森をBone Lockで捕獲。だが、石森も切り返してBone Lock。するとKUSHIDAは丸め込みで返す。
石森は切り抜け、技の読み合いからサミング。そして突進してきたKUSHIDAにサイファーウタキをお見舞い。
ここからBULLET CLUBはKUSHIDAにトレイン攻撃。だが、KUSHIDAは石森をうまく場外に排除。そして外道にはハンドスプリング式エルボー。続くハンマーロックスープレックスは、石森がカットに入る。
しかし、邪道が石森を場外に追いやり、ここからKUSHIDAと共に外道に対してキックの連携攻撃。KUSHIDAは外道に側転からの低空ドロップキックを決めると、最後はハンマーロックスープレックスで3カウントを奪取した。
試合後、KUSHIDAと石森は視殺戦を繰り広げた。