第4試合は永田裕志がLA DOJOのクラーク・コナーズ、ザ・DKCとトリオを結成し、内藤哲也&鷹木信悟&SANADAのL・I・Jトリオと対戦。アメリカ発の配信番組『NJPW STRONG』でおなじみのTHE DKCは、今回が初来日。その初戦でどのような戦いを見せるのか。
内藤はリングインすると、DKCを挑発するような空手ポーズ。そしてL・I・Jはグータッチをかわす。
先発はDKCと内藤。DKCは気合の雄叫びを上げ、まずはロックアップ。そしてバックの取り合いからDKCはヘッドロックを繰り出す。内藤はグラウンドに持ち込んで袈裟固め。しかし、DKCはヘッドシザーズで切り抜け、両者はスタンドに戻る。
内藤はDKCのロックアップをすかして空手ポーズ。すると怒ったDKCは打撃で猛攻。だが、内藤は顔面かきむしりでひるませ、挑発するように空手パンチを連発。
するとDKCは空手キックで反撃し、コナーズにスイッチ。すかさず内藤は距離を取る。コナーズは「シンゴ!」と鷹木を指名。鷹木は「顔じゃねえ!」と言いながら、内藤とスイッチ。
両者は激しいショルダータックルの応酬。そして逆水平チョップ合戦を繰り広げる。鷹木はグーパンチでひるませてハンマースルー。そしてショルダータックルでコナーズをなぎ倒すと、ニードロップをお見舞いし、「拍手ー!」と場内を煽る。
続いて鷹木はコナーズの首をつかんで力任せに放り投げ、SANADAとスイッチ。SANADAは鷹木が捕らえたコナーズの腕にハンマーパンチを落とす。
さらにコナーズの左腕をマットに叩きつけてから内藤にスイッチ。内藤はSANADAが捕らえたコナーズの左腕にハンマーパンチを落とし、続いてフライングメイヤーから低空ドロップキック。そして相手コーナーの永田を敬礼ポーズで挑発。
そして内藤はコナーズにネックブリーカードロップから逆片エビ固め。これは永田がキックでカット。
スイッチした鷹木はコナーズにエルボーを落とす。さらに追走式キチンシンクからブレーンバスターをお見舞いしてカバー。これはコナーズがカウント2ではね返す。
ならばと鷹木はバックドロップを狙うも、コナーズはこらえる。すると鷹木は後頭部にショートレンジラリアット。そして内藤と共にダブル攻撃を狙うが、コナーズはかわして内藤にスピアー。
すかさず鷹木はコナーズにバックエルボー、ナックル、ショートレンジラリアットを繰り出すが、コナーズはパワースラムで切り返す。
スイッチした永田は相手コーナーのSANADAにフロントキック。そして鷹木にミドルキックを連発し、串刺しフロントキックを炸裂。続くエクスプロイダーを鷹木がこらえると、ダブルアームスープレックスで叩きつけてカバー。これは鷹木がカウント2ではね返す。
ならばと永田はキックを繰り出すも、鷹木はその蹴り足を捕らえてエルボー。ここから両者は激しいエルボーの応酬。そして鷹木はロープに走るが、永田はキックで食い止めて延髄斬り。しかし、鷹木もスライディングラリアットを決める。
スイッチしたSANADAは永田の膝に低空ドロップキック。そして相手のお株を奪うナガタロックを狙うが、永田は阻止。そして永田はフェイントからの低空ドロップキックをSANADAの膝にお返し。
次はDKCがSANADAに袈裟切りチョップを連発。さらにエルボーでダウンを奪うも、その倒れた瞬間にSANADAの足がDKCの股間に当たってしまう。
悶絶するDKCだったが、つばめ返しをSANADAに決める。ここから永田組はSANADAにトレイン攻撃。さらに永田がSANADAにエクスプロイダーを決めると、DKCはコーナー最上段からファイヤーキックを炸裂。しかし、カバーは内藤がカット。
DKCは雄叫びを上げ、ロープへ。そしてSANADAに十字架固めのように飛びつくも、SANADAはこらえると内藤に向けてDKCを投げる。
内藤はDKCにマンハッタン・ドロップから延髄斬り。そして鷹木がパンピングボンバーを炸裂。そしてSANADAはDKCをスタンディングのドラゴンスリーパーで捕らえるが、DKCは首固めで丸め込む。
跳ね返したSANADAに対し、DKCは十字架固めのように叩きつける。SANADAがカバーを返すと、DKCは「DKC、ファイヤー!」と叫び、SANADAを抱えて袈裟切りチョップを狙う。
だが、SANADAは切り抜けてオコーナーブリッジの体勢からスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。その状態で振り回してからSkull Endを決めると、DKCは無念のタップアウト。L・I・Jトリオが勝利をつかんだ。
試合後、場内は奮闘したDKCに拍手を送る。鷹木は永田に敬礼ポーズで挑発。そしてL・I・Jトリオは勝ち名乗りを受けると、最後にグータッチをかわした