Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2014年9月5日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,015人(超満員札止め)
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第6試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチレフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
先発したKUSHIDAと田口が互角の勝負を繰り広げ、同時に放ったドロップキックが交錯する。そこから棚橋対内藤となり、素早いロープワークから内藤が低空ドロップキック。しかし棚橋は、替わった田口にカウンターバックエルボー&フライングボディアタックの連続攻撃を食らわせた。
KUSHIDA対田口となり、田口の低空ドロップキックがクリーンヒット。ここから内藤組がKUSHIDAを逃がさず、膝に集中攻撃を開始。KUSHIDAは田口の足4の字固めで悶絶し、内藤のニークラッシャーで完全に動けなくなってしまう。しかし、内藤が仕掛けた2発目のニークラッシャーを高角度DDTに切り返し、ようやく脱出に成功。
棚橋対内藤となり、棚橋がフライングフォーアームからダイビングサンセットフリップ。だが、内藤がリープフロッグとドロップダウンでフェイントをかけ、ドロップキックで逆転。さらに、ランニングサンセットフリップで追撃する。
エルボー合戦を挟み、棚橋の張り手がさく裂。そこから左脚を取るも、内藤が右脚で延髄斬り。そして、トップロープ越しの串刺し低空ドロップキックを放つも、棚橋が脚をキャッチし、ドラゴンスクリューで逆襲。だが、次のテキサスクローバーホールドは田口がカットした。
KUSHIDA対田口の場面。田口が三角飛びミサイルキックで先制すると、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーで報復。さらに、トップロープを支点にしたバク転キック、スワンダイブミサイルキック、ムーンサルトプレスで追い討ちをかける。
続いてKUSHIDAはバズソーキックを放つが、田口がかわして延髄斬りをお見舞い。そして、どどんの体勢に入るも、KUSHIDAが脱出し、直後に棚橋がスリングブレイドで田口をなぎ倒す。しかし、内藤がミサイルキックで棚橋を排除。
その後、KUSHIDAと田口がエルボー合戦を繰り広げ、KUSHIDAがハンドスプリング式ニールキックを浴びせる。そして、ホバーボードロックを狙うも、田口が体勢を入れ替えて押さえ込む。
次に田口は延髄斬りで追撃し、再びどどんへ行く。これをKUSHIDAが前方回転エビ固めに切り返すと、さらに田口が回転して押さえ込む。すると、KUSHIDAがもう1度切り返しを狙うが、田口が自ら前方に回転してKUSHIDAの脚をキャッチ。そのままアンクルホールドで絞り上げ、ギブアップを奪った。
試合後、田口が「クッシー、神戸、あるよ、これ? あるんじゃないの? 俺、巻くぜ、ベルトを。クッシー・・・。アンクルだよ・・・。アンクル・・・アンクル・・・。その先は考えてなかったんだ。アンクルがあるんだ!」と笑いを浮かべつつマイクアピール。
これに対してKUSHIDAは、「田口、いままで何やってたんだよ!? 俺が作ってきた道、横取りすんじゃねぇよ!」と反撃する。
すると田口は、「いままでアンクルを練習してんだよ」と切り返し、「ライガーさん、僕が両国へお連れします」とKUSHIDAの発言を横取りした。
COMMENT
KUSHIDA「ハァハァ、道なき道を自分で歩いて、開拓して、今まで道をつくってきたんだよ。こんなところで田口隆祐に譲るわけないだろ。田口隆祐、オイ、一生それやってろ」
棚橋「今のクッシーにトータルで並ぶ選手なかなかいないよ。けど田口にはさぁ、節操がない強さがあるっちゅうかね。まぁクッシーはあぁ言ってたけど、恐い存在ではあると思うよ。常に可能性を残す選手。振り切るまではいかないけど、常に田口の可能性ってのはずっと残ってるから。まぁ俺に関して言えば、今年も残り4か月。振り切り足りないところばっかりなんで、全力、超全力で振り切ります」