Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2014年9月5日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,015人(超満員札止め)
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第1試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
そこから始まった第1試合には、9月23日神戸でKUSHIDA&シェリーのIWGP Jr.タッグ王座へ挑戦するタイチ&デスペラードが登場。これが復帰戦となるタイチは、自身の入場テーマ曲を“口パク”で歌い上げた。
田中対デスペラードで試合が始まり、デスペラードが田中を子供扱い。ここからシェリー対タイチとなり、タイチが握手と見せかけて不意打ち。しかしシェリーは、カウンタートラースキックと低空ドロップキックでタイチを場外へ追いやる。
さらにシェリーは、デスペラードをショルダースルーで投げ捨て、ロープへ走る。ところが、デスペラードが場外から足を引っ張って妨害。すかさずタイチがリングへ戻り、ロープへダッシュする。
これは田中がカットしたものの、直後にタイチのカウンタートラースキックがクリーンヒット。そこからタイチ組が場外戦でペースを掴み、シェリーを捕まえる。
リングに戻ったタイチは、「久しぶりのアックスボンバー!」と叫び、シェリーへ串刺しアックスボンバー。さらに、デスペラードも「アックスボンバー!」と叫び、キャノンボールで続く。
その後も攻め込まれたシェリーだったが、なんとか脱出し、田中が登場。タイチをドロップキックで吹き飛ばすと、デスペラードには串刺しジャンピングエルボー、サイドスープレックスを見舞う。
続いて田中はデスペラードに逆エビ固めを極めるが、タイチがミドルキックでカット。そして、ショートタイツ姿に変身してキックを放つも、回避した田中がスクールボーイでデスペラードを押さえ込む。
これを返したデスペラードがバックを取ると、田中は前方回転エビ固めで抵抗。だが、デスペラードが変型パサーダで田中を大きく投げ飛ばし、直後にタイチが側頭部へキックをお見舞い。
最後は、新合体技13Y5(トレッセ イ シンコ=デスペラードのギターラ・デ・ムエルタ&タイチのブラックメフィスト)がさく裂し、田中を轟沈した。
試合後、タイチがパイプイスで田中とシェリーを暴行。その後、デスペラードがマイクを掴み、「KUSHIDA!! どこ行った!? オイ! 俺の挑戦、退けて、“安パイ”の“痛風持ち”の田口、あれの挑戦受けたな!? そんなに防衛数かせぎてぇか? しょっぱいチャンピオンだな、コノヤロー! いいよ。俺とタイチが、まずオメーらの持ってるタッグのベルト(を獲る)。そのあとだ!! KUSHIDA、オメーが1人で持ってる(IWGP Jr.)ベルトも俺がもらってやっからな! よーく磨いとけ」と、KUSHIDAを激しく挑発。さらに、「あと、帰って来たばっかりの! タイチがひとこと言うことがあるってさ!」とタイチに振る。
ここでタイチは自分のスタンドマイクを持つが、何も言葉を発することなく退場した。
COMMENT
シェリー「今まで過去にも今にも新日本には多くの素晴らしいタッグチームがいたと思う。例えばヤングバックスであったり、ライガー・タイガーであったり、多くの強豪チームがいた。今日のように鈴木軍と闘うこともあるが、鈴木軍と闘うときにはレスリングはとてもじゃないけどできない。まともなレスリングになっていない。今日のパートナーの田中翔、田中翔は本当に素晴らしいレスラーだ。新日本の未来を担っていくだけの素晴らしいレスラーだと思う。だけど田中とKUSHIDAはちょっと違うんだ。自分はKUSHIDAをパートナーとして、自分たちのレスリングをこれからもやっていきたいと思う。その時はすでに始まっている」
※田中はノーコメント