第4試合はタイチ&金丸義信が中野たむ&なつぽい(COSMIC ANGELS)、エル・デスペラード&DOUKIがスターライト・キッド&渡辺桃(大江戸隊)がカルテットを結成して対峙するミックスド8人タッグマッチ。
スターダムの11.3広島ではたむ&なつぽいが、渡辺&キッドを下しゴッデス・オブ・スターダム王座を防衛。11.13仙台の再戦(タッグリーグ公式戦)でも、たむ&なつぽいが返り討ちにしている。その遺恨を引きずるかたちでのミックスドマッチは、敵味方にわかれる鈴木軍の動きを含め、より見逃せない一戦となる。
まずはステージ上に桃、DOUKI、キッド、デスペラードの順で登場し、4人勢揃いしてから花道を進む。デスペラードとキッドのマスクは、互いのマスクをハーフで彩ったコラボバージョン。
続いて金丸が単独で入場。そしてタイチがステージに姿を現し、そのあとにゴッデス・オブ・スターダムのベルトを携えた、たむ&なつぽいが登場。3人はコラボのように歌いながら花道を進む。すると、キッドと桃が花道まで戻り、たむ&なつぽいに詰め寄る場面も。
ゴング前、桃は「タイチ!」と挑発。さらに桃は蹴りを見舞う。すかさずタイチは詰め寄るが、デスペラードが「男と女はダメだぞ」と割って入る。
先発はなつぽいとキッド。すばやい動きからキッドがアームホイップ。しかし、なつぽいもアームホイップで反撃。するとキッドはフライングクロスボディ。さらにその場飛びムーンサルトプレスをお見舞いする。
スイッチしたデスペラードがなつぽいの髪をつかむと、レフェリーが阻止。すると金丸が登場し、デスペラードにヘッドロック。デスペラードはショルダータックルからヘッドロックを狙うも、金丸が切り抜けてヘッドロック。その後もヘッドロックを巡る攻防を繰り広げるが、金丸が制する。
だが、デスペラードが金丸にハンマースルーを仕掛けると、キッドがエプロンからBOXで殴打。怒った金丸がキッドをつかむも、デスペラードが場外に追いやる。するとDOUKIが金丸を鉄柵に投げつける。ここで大江戸隊がセコンドも含め、金丸を袋叩き。そして桃がキックを連発してから、金丸をリングに戻す。
続いて桃がレフェリーの注意を引きつけるスキに、デスペラードたちは金丸に顔面かきむしり。さらにデスペラードとDOUKIが連携攻撃。DOUKIは金丸にラ・ランツァを決める。しかし、金丸も旋回式のDDTでDOUKIに反撃。
次はたむと桃のマッチアップ。キックの応酬から、大江戸隊はダブルでたむにサンドイッチ式キック。だが、たむ&なつぽいもダブルのヘッドハンターで反撃。
さらにたむ&なつぽいはランニングキックを大江戸隊に決め、場外に排除。そして手をつないでプランチャを狙うも、デスペラードとDOUKIがエプロンに立って阻止。
しかし、タイチと金丸が蹴落とすと、たむ&なつぽいの手を握る。そしてたむ&なつぽいはLove X-Overを炸裂する。
戦場がリングに戻ると、たむ&なつぽいは、大江戸隊に同時にジャーマンスープレックスを炸裂。だが、これはDOUKIがカット。
するとたむが桃にタイガースープレックスを狙う。しかし、桃は切り抜けてテキーラ・サンライズをお見舞い。
だが、たむもスピンキックで反撃。負けじと桃はハイキックを繰り出し、ここでダブルダウン。
次はタイチとDOUKIのマッチアップ。DOUKIはティヘラ、トペ・レベルサ。だが、タイチは喉輪落としの体勢に。DOUKIは後方回転して切り抜けると、DDTをお見舞い。
そしてDOUKIはコーナー最上段からラ・ランツァを決めるも、カバーはカウント2。ならばとDOUKIはデイブレイクを仕掛けるが、タイチはこらえて上手投げ。さらにアックスボンバーを叩き込む。
するとデスペラードもタイチに組み付くが、これもタイチは上手投げで切ってとる。そしてタイチはDOUKIにタイチ式ラストライドを狙うが、切り抜けたDOUKIはイタリアンストレッチNo.32。さらにデスペラードが金丸、キッドがたむをヌメロ・ドスで捕える。
混戦模様のリング上、デスペラードがなつぽいの髪をつかむ。するとなつぽいはデスペラードに強烈な張り手。ここでキッドとデスペラードがダブル攻撃を狙うが、なつぽいはうまく回避。しかし、キッドはなつぽいにティヘラ。
すると、たむがキッドに技の読み合いからタイガースープレックスをお見舞い。だが、ここで桃が黒バットでたむに襲いかかる。
さらにDOUKIがなつぽいを捕え、桃がバット攻撃を狙うも、金丸が阻止。ここで金丸がDOUKI、なつぽいが桃に「フェアリ丸ミスト」をお見舞い。
そしてタイチはパンタロンを脱ぐと、たむと共に「愛をとりもどせ!!」(ダブルの天翔十字鳳)をDOUKI&桃に発射。そして最後はタイチがブラックメフィストでDOUKIから3カウントを奪取した。