大会開始に先駆けて行われる第0試合で、新人のオスカー・ロイベがデビュー。野毛道場の“先輩”である中島&大岩&藤田と組み、コナーズ&コグリン&キッド&ナイトのLA DOJOチームと対決。
中島とナイトの対決で試合が始まり、中島がロープ際でクリーンブレイクせずにチョップを見舞う。ここから両者がエルボーを打ち合ったのち、ナイトがコーナーを利用したアームホイップで中島を投げる。そして、ボディスラム、ジャンピングエルボードロップへ繋いだ。
大岩対キッドとなり、大岩がショルダータックルを連発。だが、すべてキッドが受け止め、張り手を食らわせる。
藤田対コナーズとなり、藤田がエルボー連打、ショートレンジドロップキック。だが、コナーズがスピアーで吹き飛ばし、藤田の動きがストップしてしまう。
そのままLA DOJOチームが藤田を逃がさず代わるがわるの攻撃で痛めつける展開が続く。しかし藤田は、ドロップキックでナイトに逆襲し、ようやく赤コーナーへ帰還。
ここからロイベの出番となり、ナイトにボディスラムからギロチンドロップを投下。しかしナイトは、ドロップキックでロイベを黙らせる。
続いてLA DOJOチームはロイベにトレイン攻撃を食らわせ、コナーズ&キッドがダブルチョップをお見舞い。そして、コグリンがロイベを肩車し、ナイトが打点の高いショートレンジドロップキックで吹き飛ばす。
それでもロイベはコグリンとキッドの合体技から逃げるが、コグリンがカウンタースクラップバスターで叩きつける。そして、コグリン&キッドが今度こそ合体技のDPD(合体変型フィッシャーマンバスター)を炸裂させ、ロイベを葬った。
試合後、中島&大岩&藤田が襲いかかるも、LA DOJOチームが次々と蹴散らし、リングを完全に独占した。
Historic X-over
- 日時
- 2022年11月20日(日) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・有明アリーナ
- 観衆
- 7,102人
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第0−1試合 15分1本勝負
オスカー・ロイベ デビュー戦※16時00分開始予定レフェリー|坂本祐哉
MATCH REPORT
COMMENT
キッド「イェー! イェー! イェー! ついにやったぞ! LAドージョーが日本に戻ってきたぞ! ちょっと教えてくれ……。何でこの音楽が流れてるんだ? (TVカメラに向かって)俺はお前らの目にヤングライオンとして映っているのか? 彼ら(コグリンとコナーズ)もヤングライオンに見えるか? それからこいつ(ナイト)はヤングライオンとは思えない闘いぶりだろ。そうだ! 俺たちはもうヤングライオンじゃないんだ! この音楽を流すのはやめてくれ。俺たちそれぞれのテーマ曲があるんだから。さて、真面目な話題に移るとするか……」
ナイト「言ってやれ!」
キッド「『WORLD TAG LEAGUE 2022』 &『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』にクラーク・コナーズ、ケビン・ナイト、アレックス・コグリン、そしてゲイブリエル・キッドが出場するぞ。みんな覚悟しておけ。俺たちはジム(道場)で鍛えに鍛えまくってきたからな。ただ一人この男(コグリン)だけはラボで鍛えてきたがな。体には新しいパーツが埋め込まれた。何せこの男はアンドロイドだからな! アレックス、さあ、話せ!」
コグリン「(マッチョポーズをしながら)俺は人間の域を超えている! もっともっと、それ以上の存在だ! 俺はヤングライオンでも、ただのレスラーでも、ただの男でもない……。俺はアンドロイドだ! 最後に日本で闘ってから3年近くになる。だが、気を抜いていたわけじゃないぞ! みっちり稽古をしてきた! ゲイブ、クラーク、ケビンも同じだ! ケビン、今回がお前にとって初の日本の試合だな」
ナイト「この日に向けての準備はできていた! これが(日本での)初の試合だ! 俺はヤングライオンで飢えに飢えている! チャンスを欲している! 俺の価値をしっかり日本のファンに証明したい。俺たちLAドージョーに楯突くと痛い目に遭うということを教えてやった。クラーク、さあ、話してくれ!」
コナーズ「今日は手短にまとめる……。(股間を氷嚢で冷やしながら)今、俺がアイスパックを持っているのは怪我をしているからじゃない。俺のキ○○マがあまりにもデカいからだ! 俺たちが本物の男だってことをしっかり見せてやった! アイツらをぶっ潰してやった! このまま狙うは世界制覇だ! 以上だ。じゃーな!」
ナイト「以上だ」
コグリン「カンパイ!」
キッド「シバタさんがいつも言ってるやつ……イジョー! イジョー!」
ロイべ「LAドージョーは強いな。俺たちは今日精一杯闘った。だが、次はこれ以上のものを見せないといけない。俺はこの日を夢見て3年半稽古してきたんだ。そうだ、3年半も! そしてついにここニュージャパンに辿り着いた! これからもっと俺が闘う姿を見ることになる。このリングに俺の最大のライバルがいる……。ユート・ナカシマは今日仲間としてリングに上がった。だが、次一緒にリングに立った時は、俺がアイツを潰す。アリガトウゴザイマシタ」
大岩「LA DOJOの奴ら、試合中も余裕ぶっこいてお客さんにアピールしてたよな? ふざけんじゃねえよ。そんな余裕ぶっこいてたら、いつか俺ら野毛道場が足元掬ってやる! ありがとうございました」
藤田「これで終わりじゃないぞ。調子乗んなよ! シングルでもタッグでももう1回、もう1回組め!」
中島「おう、ふざけんなよ、この野郎! 俺はよ、野毛道場、LA DOJO、ファレ道場…今はニュージーランドか、そんな括りは関係ねえんだよ。目の前にいる奴をぶっ潰すだけなんだ、この野郎。このままで終わりと思うなよ、ケビン・ナイト。クソーッ! そんなことよりよ、今日、絶対に負けたくねえ奴がリングに上がってたな? オスカー、ニュージーランドで2人で話した夢が1個叶ったな、オイ! だけどな、次のツアーはお前と何回も当たるからよ。勝つのは俺だ。もっと強くなってよ、今までにないタイプのヤングライオンになってやる。そんでもってよ、正面からぶっ潰してやる」