第6試合はスターダムのアイコンであるSWA世界王者の岩谷麻優が登場。AEWなどで活躍するカイリン・キングを相手に2度目の防衛戦を行なう。岩谷は初代IWGP女子世界王者決定トーナメントで既に決勝戦進出を決めており、同王座戴冠に向けて弾みをつけるためにも、ニューヨークの地で防衛を収めたいところだ。
ゴングと同時にまずはロックアップ。ここは岩谷がロープに押し込んでいく。一度ブレイクすると今度はリストの奪い合い。さらにグラウンドの攻防を繰り広げる。ここでカイリンが岩谷をヘッドロックに捕獲だ。
これを岩谷が突き放すが、カイリンはショルダータックル。ならばと岩谷もルチャの動きからドロップキックで反撃だ。しかし、カイリンは岩谷がロープに飛んだところをカウンターのソバットで迎撃だ。
そして岩谷をコーナーに追い詰めると逆水平チョップで痛めつけていく。続けてボディスラムで叩きつける。岩谷も前方回転エビ固めを狙うが、カイリンはこれを阻止。串刺し式のラリアットを炸裂させる。
しかし、岩谷は2発目をかわしてスクールボーイ。続けて延髄に蹴りを食らわせると、低空のドロップキックで顔面を打ち抜く。カイリンが場外に出るとトペ・スイシーダで追撃だ。そしてカイリンをリングに戻すとコーナートップへ。
しかし、カイリンも立ち上がってコーナーに上がっていく。岩谷はこれを転落させるとセカンドロープからミサイルキックだ。そしてドラゴンスープレックスへ。カイリンがこれを外すとエルボーアタック。続けてトラースキックで顔面を打ち抜いてみせた。
そしてセカンドロープからダイビングフットスタンプを投下した岩谷。カイリンを踏みつけて挑発すると、コーナートップからムーンサルトプレスを発射だ。しかし、カイリンはこれを避けて自爆させるとハイキック。そしてパンプハンドルで捕獲する。
岩谷が脱出すると強引に捕まえて高々と持ち上げて叩きつける。そしてエルボーで反撃してくる岩谷をチョップで黙らせると、もう一度パンプハンドルで持ち上げてから回転させて顔面から叩きつけてみせる。
ここは岩谷もカウント2でキックアウト。ならばとカイリンはファイヤーマンズキャリーで抱え上げる。これを岩谷はドドンパに切り返す。それでも立ち上がったカイリンはファイヤーマンズキャリー。そして岩谷を下ろすとハイキックだ。
しかし、岩谷はカイリンがロープに走ったところを捕まえて、高速のドラゴンスープレックスで反撃。コーナートップからフロッグスプラッシュで追撃するとバズソーキック、トラースキックを連発だ。
そして雄叫びを上げるカイリンをバズソーキックで蹴り倒し、ムーンサルトプレスを発射。これで3カウントを奪い、SWA世界王座の防衛に成功したのだった。
試合後は2人で正座をして礼。お互いの健闘を称え合ったのだった。