メインイベントは『G1』覇者のオカダ・カズチカが地元・ニューヨーク出身の人気者であるエディ・キングストンとタッグを結成。BULLET CLUBのジェイ・ホワイト&ジュース・ロビンソンとタッグマッチで対戦する。来年の1.4東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級選手権試合を行なう挑戦者のオカダと王者のジェイにとっては前哨戦だ。
先発はキングストンとジェイで試合はスタートだ。キングストンはタンクトップを脱いでジェイの逆水平チョップを受ける。しかし、微動だにしないキングストンはすぐさま逆水平チョップでお返しだ。
そのキングストンを背後からジュースが襲撃。ジェイはキングストンをストンピングで滅多打ちだ。ならばとキングストンは逆水平チョップでやり返す。たまらずジェイは場外に逃亡だ。ここでキングストンはオカダにタッチ。
オカダとジェイが対峙していると、またも背後からジュースが襲撃してくる。しかし、これを察知したオカダはエルボーで迎撃。キングストンもジェイに逆水平チョップを食らわせる。オカダはジェイに対してボディスラムからセントーン・アトミコだ。
たまらずジェイはジュースにタッチ。オカダはそのジュースをレッグシザースで倒すと、キングストンにタッチ。そしてジュースにダブルのエルボーアタックだ。さらにキングストンがフェイスロックで痛めつけ、ダブルアームスープレックスで叩きつける。しかし、場外からジェイが挑発すると、これに気を取られたキングストンのヒザ裏にジュースがエルボーで一撃だ。
ジェイが場外からその足を掴んでエプロンに叩きつけると、ジュースもレッグロックでさらにダメージを与えていく。そしてタッチを受けたジェイがストンピングで滅多打ち。さらにグラウンドでのドラゴンスクリューもお見舞いだ。
続いて自軍のコーナーに連行して逆水平チョップで痛めつけるジェイ。だが、キングストンは雄叫びを上げてこれを耐える。ならばとジェイはサミング。そこにタッチを受けたジュースがキャノンボールだ。
そしてスリーパーに捕獲したジュース。続けて担ぎ上げてのバックドロップで叩きつけ、セントーンを投下する。しかし、キングストンはヒザを立ててこれを防御。タッチを妨害するジュースに延髄斬りを食らわせてからオカダにタッチだ。
オカダはロープを走ってランニングのバックエルボー。続けて串刺し式のバックエルボーからDDTでマットに串刺しだ。そしてマネークリップに捕獲したオカダ。ジュースがこれを脱出するとコーナーで捕まえてリバースネックブリーカーを仕掛ける。
ジュースはこれをレフェリーを掴んで阻止。ならばとロープに走ったオカダを場外からジェイが足を引っ張ると、ジュースがDDTだ。そしてタッチを受けたジェイは逆水平チョップを連発。さらにブレードバスターで叩きつけていく。
ジェイはSSSの体勢に。これを阻止したオカダはエルボーだ。ジェイも応じて、両者エルボー合戦。ジェイが逆水平チョップを放てば、オカダもエルボースマッシュで対抗。さらにショットガンドロップキックで打ち抜いて、ボディスラムで叩きつける。そしてダイビングエルボードロップだ。
レインメーカーポーズを決めたオカダはレインメーカーへ。だが、ジェイもこれを許さない。逆水平チョップで反撃だ。しかし、オカダは微動だにせずにエルボーを連打して滅多打ち。ならばとジェイも逆水平チョップだ。
だが、オカダはドロップキックを放ってキングストンにタッチ。キングストンも逆水平チョップを連発すると、カットに入ってきたジュースのタンクトップを破って逆水平チョップ。さらにジェイ、ジュースを連続でエクスプロイダーで投げ飛ばしてしまう。そしてジェイにバックドロップを仕掛けたキングストン。
だが、ジェイはこれをサミングで阻止。そこにオカダが入ってきてバックエルボーだ。ならばとそのオカダにジュースがシザースキック。そのジュースをキングストンがラリアットで殴り倒す。
しかし、今度はジェイがキングストンにDDT。ならばとオカダがジェイにフラップジャックだ。そこにジュースが入ってきてパンチを連発。さらにスパインバスターで叩きつける。だが、今度はキングストンがジュースとジェイをまとめてラリアットで蹴散らしてみせる。
ジェイとキングストンはエルボー合戦。さらに逆水平チョップを打ち合う。ここはキングストンが優勢に運び、オカダがリングに戻ってくると2人で交互に逆水平チョップとエルボーを打ち合って、ジェイを痛めつけていく。
これでグロッキー状態になったジェイをオカダが羽交い締め。「コバシー!」と叫んで、キングストンがマシンガンチョップだ。キングストンはカットに入ってきたジュースもチョップで蹴散らすが、その隙にジェイが脱出。オカダのドロップキックとレインメーカーをスカしてSSSだ。
さらにキングストンもSSSで投げ飛ばしたジェイ。しかし、キングストンもデンジャラスバックドロップで反撃。カットに入ってきたジュースにもデンジャラスバックドロップをお見舞いだ。しかし、キングストンのヒザの裏にジェイがエルボー。ジュースも反対側のヒザ裏にエルボーを見舞っていく。
それでもくじけないキングストンはジェイとジュースの2人に対して、1人でチョップを振るって対抗していく。ジェイの急所パンチも阻止してバックフィストで一撃を食らわせたキングストン。
だが、倒れたジェイはジュースがレフェリーを捕まえている間に、不用意に近づいてきたキングストンの一瞬の隙を突いて急所にパンチ。動きの止まったキングストンを最後はブレードランナーでトドメを刺して3カウントを奪ったのだった。