また、第0試合ではスターダムの人気ユニット“COSMIC ANGELS”のメンバーである白川未奈&月山和香が、カイリー・レイ&ティアラ・ジェイムズと対戦。11.3広島（スターダム）で、上谷沙弥の持つワンダー・オブ・スターダム王座への挑戦が決定している白川と、ニューヨーク出身の月山は、この大舞台でどのような戦いを見せるのか？

　先発は白川とレイ。白川はレイのロックアップをすかして、挑発するようにグラマラスポーズ。するとレイはキックを叩き込む。そしてアームホイップから丸め込むも、白川も丸め込みで応戦。
　続いて白川はレイの膝に低空ドロップキック。そして月山と共にサンドイッチ式低空ドロップキックをレイにお見舞い。
　次は月山がレイをヘッドロックで捕獲。レイがハンマースルーで投げ飛ばすと、ジェイムズがエプロンからキック。
　次はレイとジェイムズが月山にツープラトンのブレーンバスター。そしてジェイムズがギロチンドロップを食らわす。
　スイッチしたレイは月山にハンマーパンチ。さらにキックからボディスラム。だが、カバーは月山がカウント2ではね返す。
　するとレイは自軍コーナーで月山の首に足を押し当てて痛めつける。次はジェイムズが月山をコーナーにハンマースルーで叩きつけていく。そしてブレーンバスターからカバーするが、月山はカウント2でキックアウト。
　ジェイムズはスリーパーで捕らえるが、月山は脱出してエルボー。さらに突進してきたジェイムズにジャンピングクロスボディ。
　ようやくスイッチした白川は、ジェイムズの膝に低空ドロップキック。すかさずレイが飛び込むも、白川は同じく膝に低空ドロップキックをヒット。
　白川はジェイムズに串刺しエルボー、さらにコルバタの体勢から河津落とし。カバーをジェイムズがカウント2ではね返すと、白川はジェイムズの膝をマットに打ち付ける。
　続いて白川はニークラッシャーを決め、4の字固めにつなげる。しかし、レイがカットに入る。すると月山がレイを場外に分断。
　白川はもう一度4の字固めを狙うも、ジェイムズは足で吹っ飛ばし、白川がはねかえってきたところにカウンターのラリアットを炸裂。
　ジェイムズはレイにスイッチ。レイは自軍コーナーに戻ろうとする白川を捕らえると、串刺しエルボー、キャノンボールとたたみかける。だが、カバーは白川がカウント2ではね返す。
　レイは白川を引きずり起こすが、白川はエルボー。ここからエルボーの応酬となり、連打で競り勝った白川はロープへ。しかし、レイは追走して強烈なエルボー。
　だが、白川もエルボーを決め、グラマラスソードを炸裂。スイッチした月山は、コーナー最上段に上り、レイにミサイルキックをヒット。しかし、カバーはカウント2。
　すると月山はレイに極楽ドンを狙う。レイが回避すると、月山はエルボー。そして月山と白川はレイに連携のエルボー。そして今度こそ月山が極楽ドンを決めるが、カバーはジェイムズがカット。そしてジェイムズは白川をチンクラッシャーで排除。
　月山は気合いを入れ、レイにムーンライト・ドリームを狙うも、レイは脱出。そしてレイは流れるような動きから、月山の顔面にトラースキック。カバーは月山は必死にカウント2でキックアウト。
　ならばとレイは月山を引きずり起こして肩に担ぎ上げる。だが、月山はパロスペシャルで切り返す。レイはロープに逃れると、月山を再度担ぎ上げ、一気にTKOで叩きつけて3カウントを奪取した。

レイ「イェイ！私たちが勝者だよ！ハイタッチ！私たち初めて組んだけど、結果を残したね。カイリー・レイ＆ティアラ・ジェイムズがしっかり勝ちを収めた」
ジェイムズ「勝者は私たち」
レイ「ちょっとした反則行為もあったけどね……」
ジェイムズ「でもミナ＆ワカには手加減してやったよ」
レイ「2人も強かったよ。でも私たちの方がさらに強かった」
ジェイムズ「と言っても今日は本気を出さなかったからね。2人は運が良かったよ」
レイ「ロープをうまく利用した。使えるものはしっかり使う。当たり前だよね？」
ジェイムズ「そうしない理由はないよね？」
レイ「私たちの方が頭がキレてたってこと」
ジェイムズ「一枚上手だった」
レイ「2人も強いけど、頭で私たちが上回った。サンキュー！」
　
　
※二人共に英語で
白川「ワカ、頑張ったね。良い勝負だったよ。どうだった？」
月山「ニューヨークは自分の故郷だから、なんとしてでも勝ちたかった。またここで闘いたい」
白川「この2年で世界の状況は大きく変わった。でもここで闘うという自分の夢は一度も諦めなかった。今日はやっとその夢が叶った。次の夢は（スターダムの）白のベルトを巻くこと。次はあの白のベルトを巻いてここに帰ってくるから。待ってて。サンキュー」