セミ(第7試合)はL・I・JとUNITED EMPIREの6人タッグ、内藤哲也&BUSHI&ティタンvsTJP&フランシスコ・アキラ&ギデオン・グレイ。11.5大阪ではBUSHI&ティタンがTJP&アキラのIWGPジュニアタッグに挑戦。さらに同大会で内藤はウィル・オスプレイのIWGP USヘビー級王座に挑むことが決定。L・I・Jとしてはベルト奪還に向け、UNITED EMPIRE相手に勢いを示したいところだ。
UNITED EMPIREはまずグレイが単独で入場。そしてマイクをつかみ「コンニチワ~、ボクハ、ジ・オーケストレーター、ギデオン・グレイデス!」と日本語で挨拶してから、英語でTJP&アキラを呼び込む。TJP&アキラはIWGPジュニアタッグのベルトを携え花道を進む。ゴング前、L・I・Jがグータッチをかわすと、UNITED EMPIREは奇襲攻撃を仕掛ける。
グレイは内藤にエルボーを連発。だが、内藤は涼しい顔で受け流す。するとグレイはモンゴリアンチョップからロープへ。しかし、内藤はマンハッタン・ドロップで迎撃。
内藤はハンマースルーを仕掛けるが、グレイは急所を押さえてそのまま倒れ込んでしまう。スイッチしたBUSHIはグレイにサミングをお見舞い。続いてBUSHIはチョップを叩き込み、ティタンに交代する。
ティタンはグレイにハンマースルー。グレイはロープで踏み止まり、突進してきたBUSHIにキックを見舞うと、TJPに交代。
ティタンとTJPはロープワークのすばやい攻防。ティタンはムーンサルトアタックを決めるが、続いてロープに走ったところをアキラが妨害。しかし、ティタンはオーバーヘッドキックをヒット。
だが、アキラはティタンをうまくエプロンに排除。そしてTJP&アキラは連携のドロップキックでティタンを場外に落とすと、アキラがプランチャをお見舞い。
戦場がリングに戻ると、TJP&アキラはティタンに連携の低空ドロップキック。そしてアキラがティタンに激しいストンピング。
次はグレイがティタンに変形のバックブリーカー。するとアキラの低空ドロップキックから、TJPがセントーン・アトミコとたたみかける。
続いてTJPがティタンに変形のコブラツイスト。だが、ティタンは切り抜けると、マトリックスディフェンスからゼロ戦キックをヒット。
ティタンはスイッチしようとするが、グレイが阻止。すかさずTJP&アキラが合体のフェイスバスターをティタンに炸裂する。
ダメージの大きいティタンに、TJP&は打撃のコンビネーション。そして顔面ウォッシュを繰り出すが、ティタンは追走してトルネードDDTをお見舞い。
次は内藤とアキラのマッチアップ。内藤はアキラをグレイに激突させ、アキラにはバックエルボーから低空ドロップキック。さらにアキラにコーナーミサイルをヒットし、右腕を突き上げる。
そして内藤はグレイのステッキでアキラを痛めつけると、そのステッキを場外に放り投げてしまう。
アキラはエルボーで内藤に反撃。しかし、内藤はBUSHIと共にアキラに連携の低空ドロップキックをヒット。
続いてBUSHIがアキラに串刺し攻撃。これはアキラが切り抜けるも、BUSHIはロープを用いたオーバーヘッドキックからミサイルキックを食らわす。
負けじとアキラはトラースキックを決め、スピードファイヤーで反撃。スイッチしたグレイは、BUSHIにパンチを叩き込んでから担ぎ上げる。
BUSHIが脱出すると、グレイはフライングクロスボディ。BUSHIがカウント2ではね返すと、グレイはロープに走るが、ティタンがカウンターのソバット。そしてBUSHIが前方回転エビ固めで飛び込み、すかさずティタンがスワンダイブのボディプレスを炸裂。だが、カバーはアキラがカット。
するとティタンはアキラを場外に追いやり、TJPもろともノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。リング上では、内藤がグレイに延髄斬りを食らわせ、すかさずBUSHI&ティタンがアンヘル・インモルタルを決めて3カウントを奪取した。
試合後、BUSHI&ティタンとTJP&アキラは挑発合戦。内藤はグレイのコートを着込んでみせる。そしてBUSHI&ティタンと勝ち名乗りを受けると、さらにグレイのステッキも手に。続いてL・I・Jは勝利のグータッチをかわした。