「新日本のタイトル、ぜ~んぶ奪ってやるよ!」
H.O.Tがタグチジャパンを無法殺法で撃破し
NEVER6人タッグを初防衛!!
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10月23日(日)、青森・新青森県総合運動公園マエダアリーナ・メインアリーナで『バトル・オータム ’22』第8戦が開催され、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第8試合)ではEVIL&高橋裕二郎&SHOのH.O.Tが保持するNEVER6人タッグ王座に、棚橋弘至&ヒクレオ&田口隆祐が挑戦。10.10両国でタグチジャパンはノンタイトル戦ながら王者H.O.Tに勝利。以降、激しい火花を散らしてきた両チームによる決戦は、H.O.Tが田口を狙い撃ち。だが、気合充分の田口は尻殺法で切り抜け、そこからタグチジャパンも反撃に出る。終盤、H.O.Tは無法ファイトで棚橋とヒクレオを排除。田口は孤軍奮闘し、“青森スープレックス”をSHOに炸裂。しかし、最後はセコンドのディック東郷のイス攻撃でひるんだところを、SHOがショックアローでマットに突き刺して勝利を強奪。
王座防衛に成功したH.O.Tは試合後、「H.O.Tが新日本のタイトル、ぜ~んぶ! 奪ってやるよ」(SHO)と、「H.O.Tはこのリングの法律だ!」(EVIL)と、不敵にアピールした。
セミ(第7試合)はL・I・JとUNITED EMPIREの6人タッグ、内藤哲也&BUSHI&ティタンvsTJP&フランシスコ・アキラ&ギデオン・グレイ。11.5大阪のIWGPジュニアタッグ王座戦に向け、王者TJP&アキラは息のあったタッグプレーで攻め込む。しかし、挑戦者BUSHI&ティタンと、同じ11.5大阪でウィル・オスプレイのIWGP USヘビーに挑戦する内藤も負けじと徹底抗戦。終盤、L・I・Jは怒涛のたたみかけを見せ、最後はBUSHI&ティタンがグレイをアンヘル・インモルタルで沈めた。
第6試合は本間朋晃&マスター・ワトvsSANADA&高橋ヒロム。ワトとヒロムは11.5大阪や来年の来年1.4東京ドームの大一番を見据え、開始と同時にフルスロットル。スピーディーな攻防で意地をぶつけ合う。終盤、本間はL・I・Jタッグに連続で小こけしを命中。だが、L・I・Jは分断に成功すると、最後はSANADAがSkull Endで本間からギブアップを奪った。
第5試合は鈴木軍とBULLET CLUBの6人タッグ、タイチ&エル・デスペラード&TAKAみちのくvsKENTA&石森太二&外道。試合はサミングとチョークが飛び交うラフファイトの応酬に。IWGPジュニアヘビーを巡り火花を散らすデスペラードと石森は、丁々発止の攻防を繰り広げる。最後はタイチが外道に左の上手投げから横綱式カチ上げエルボーを叩き込み、3カウントを奪取した。
第4試合はデビッド・フィンレー&タイガーマスク&成田蓮vs後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI。TV王座決定トーナメント1回戦(10.26後楽園)に向け、激しい抗争を繰り広げている成田と石井はバチバチの真っ向勝負を展開。YOSHI-HASHIがカルマでタイガーを下したあと、成田は石井に襲いかかりスリーパー。両者はさらに遺恨を深めた。
第3試合は真壁刀義&矢野通&大岩陵平vsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。10.26後楽園のTV王座決定トーナメント1回戦を前に、矢野とオーカーンは互いを意識しながらせめぎ合いを見せる。若獅子・大岩の奮闘が光るも、最後はヘナーレが豪快なランペイジで仕留めた。
第2試合はアレックス・ゼイン&中島佑斗vsザック・セイバーJr.&金丸義信。TV王座決定トーナメント1回戦で好勝負を繰り広げたゼインとザックは、スリリングな技の読み合いを展開。若獅子・中島も鈴木軍相手に闘志をぶつけるも、金丸が徹底した膝殺しを敢行。最後は金丸が4の字固めで、中島からギブアップを奪った。
オープニングマッチはヤングライオンの藤田晃生がDOUKIと激突。番狂わせを起こすべく、藤田は血気盛んな攻撃。得意のフロントスープレックスも炸裂するが、最後はDOUKIがカウンターのラリアットからイタリアンストレッチNo.32につないで勝利を収めた。
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