バトル・オータム '22

日時
2022年10月23日(日)   15:30開場 17:00開始
会場
青森・新青森県総合運動公園マエダアリーナ・メインアリーナ
放送
バナー
観衆
1,530人

第8試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

  • <チャレンジャーチーム>

  • <第24代チャンピオンチーム>

※EVIL&裕二郎&SHOが初防衛に成功
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 メインイベント(第8試合)ではEVIL&高橋裕二郎&SHOのH.O.Tが保持するNEVER6人タッグ王座に、棚橋弘至&ヒクレオ&田口隆祐が挑戦。両チームは10.10両国にてノンタイトル戦で対戦。その終盤、H.O.Tが無法殺法で田口を追い込み、SHOがとどめのショックアローの体勢に入る。すると、ヒクレオがSHOを豪快なチョークスラムで叩きつけ、田口をその上に被せ3カウントを奪取。ここで遺恨が生じた両チームは以降、今回の王座戦に向けて激しい火花を散らしてきた。前日の10.22秋田の最終前哨戦を制し、勢いに乗る“タグチジャパン”が王座を奪取するのか? それとも王者組がなりふり構わずベルトを守りぬくのか?

 タグチジャパンには邪道がセコンドとして帯同。田口の手には前日、SHOから奪い取ったトーチャーツールが見える。王者H.O.Tはベルトを携え、ディック東郷の先導で花道を進む。
 ゴング前、SHOはトーチャーツールを返せと要求。すると、田口はセコンドの中島佑斗にわたし、「持って帰れ!」とバックステージに持って行かせる。そしてタグチジャパンは円陣を組むが、H.O.Tが奇襲攻撃を仕掛ける。

 EVILとSHOに対し、田口は孤軍奮闘。だが、ヒップアタックはアッサリかわされてしまう。そしてSHOとEVILはトレイン攻撃を繰り出すも、田口は切り抜けてSHOにヒップアタック。しかし、EVILに放った一発は、アトミックドロップで迎撃されてしまう。
 ならばと田口はEVILにヒップアタックのフェイントから、スミ・ミツオをヒット。そしてヒップバットを連発し、自軍コーナーにブロックサイン。
 次は棚橋、ヒクレオもEVILに対しヒップバットを連発。そして3人がかりでEVILにヒップバットを連発するが、3発目はEVILが回避。これを合図にH.O.Tは場外戦に持ち込む。
 EVILが田口を鉄柵に打ち付けると本部席が崩壊し、リングアナが巻き添えを食う。さらにEVILはマイクコードで田口にチョーク攻撃。
 EVILは田口をリングに戻すと、バックドロップの体勢からトップロープに田口の急所を打ち付ける。さらにEVILとSHOは田口の足を引っ張り、電気アンマ状態に。
 続いて場外で裕二郎が田口を捕らえると、東郷がイスで腹部に一撃。そして田口をリングに戻し、SHOがカバーするも、これはレフェリーがカウントを認めず。
 次は裕二郎が田口に顔面かきむしり。そしてギロチンドロップ、エルボードロップ、倒れこみヘッドバットとたたみかけてカバー。しかし、田口はカウント2ではね返す。
 スイッチしたEVILはTシャツを棚橋に投げつけてレフェリーの気をそらすと、田口に数珠つなぎコブラツイストをお見舞い。
 次はSHOが田口をフィンガーロックで捕らえ、胸板と背中にキックを連打。スイッチした裕二郎は田口にコーナーを背負わせて顔面にフロントキック。
 しかし、田口は裕二郎の頭部を足ではさみこみ、臀部に何度も打ちつける。そしてヒップアタックを決め、ヒクレオにスイッチ。
 ヒクレオは裕二郎にフロントキック。さらに裕二郎をボディスラムで担ぎ上げ、コーナー最上段に打ち付ける。
 すかさずEVILが襲いかかり、SHOと共にダブル攻撃を狙うも、ヒクレオは切り抜けてラリアットで二人まとめてなぎ倒す。
 すると裕二郎がヒクレオを蹴りで崩し、ピンプジュースの体勢に。だが、ヒクレオは喉をつかんでチョークスラムを狙う。これを裕二郎は手にかみついて解除。
 しかし、ヒクレオは裕二郎にバックエルボーから豪快なエルボードロップで反撃。ここで東郷がヒクレオを挑発し、気を取られたヒクレオに、裕二郎が背後からローブロー。
 これはヒクレオが動きを読むも、裕二郎は顔面かきむしりでひるませてから顔面にフロントキック。そしてロープに走るが、ヒクレオはカウンターのパワースラム。これはSHOがカット。
 スイッチした棚橋は裕二郎にフライングフォアアーム。さらにエルボーを連発し、裕二郎にハンマースルー。裕二郎が逆に投げ返すと、棚橋はその勢いで場外の東郷にスライディングキック。
 さらに棚橋は裕二郎に強烈な張り手を叩き込み、ツイスト&シャウトを狙うも、逆に裕二郎がフィッシャーマンズバスターで叩きつける。
 スイッチしたEVILは棚橋の顔面を踏みつけて挑発。さらに相手の足をレフェリーに預け、土手っ腹にトラースキックを狙うも、棚橋は切り抜けてドラゴンスクリュー。
 棚橋はダウン状態のEVILに追撃のドラゴンスクリューを食らわせ、テキサスクローバーで捕獲。すると田口がSHO、ヒクレオが裕二郎、邪道が東郷にテキサスクローバーを同時にお見舞い。
 EVILがロープに逃れると、棚橋はロープへ。EVILはうまくオーバー・ザ・トップロープで場外に排除しようとするも、棚橋はロープをつかんで逆上がりでリングに戻る。
 すると、EVILは変則的な動きで強烈なラリアットを炸裂。そしてEVILはダークネスフォールズを決めるが、棚橋はカウント2ではね返す。
 ならばとEVILは首切りポーズからEVILへ。棚橋は回避し、掟破りのEVILの体勢に入るが、切り抜けたEVILは金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
 そしてH.O.Tは3人がかりで棚橋にストンピング。続いてトレイン攻撃を繰り出すが、棚橋がかわすと田口とヒクレオが救助に入る。
 今度は田口とヒクレオがSHOにトレイン攻撃。そして棚橋がスリングブレイドを決めてカバーするも、SHOはカウント2ではね返す。
 ここで棚橋は雄叫びを上げ、コーナー最上段からSHOにハイフライアタックを敢行。そしてとどめのハイフライフローを狙うも、SHOはレフェリーをロープに投げ飛ばし、その衝撃でバランスを崩した棚橋は急所をコーナーに打ち付けてしまう。さらに裕二郎がヒクレオの顔面をステッキで殴打。
 ここでEVIL&東郷が棚橋にマジックキラー。すかさずSHOがカバーするも、棚橋はカウント2ではね返す。そしてSHOの攻撃を切り抜けた棚橋は、ツイスト&シャウトを炸裂。
 スイッチした田口はSHOにスワンダイブのヒップアタック。そしてオヤァイポーズからケツイェを食らわせてカバーするが、SHOはカウント2ではね返す。
 すかさず田口はオーマイアンドガーアンクルを決め、そこからどどんの体勢に。しかし、SHOはそのまま後退し、田口を金具むき出しのコーナーに打ち付ける。
 だが、田口はSHOの串刺し攻撃を切り抜けてヒップアタック。それをSHOは空中で受け止めてジャーマンで切り返す。続いてクロスアーム・パイルドライバーで田口を突き刺してカバーするも、棚橋がカット。しかしEVILがラリアットで棚橋を排除する。
 ここでSHOは田口にショックアローを狙う。すると、ヒクレオがSHOを捕えてチョークスラムの体勢に。だが、その背後から裕二郎がローブローをお見舞い。
 すかさず裕二郎はヒクレオにピンプジュースを炸裂。そして裕二郎がレフェリーの注意を引きつけると、東郷がSHOにトーチャーツールを手渡す。
 SHOはトーチャーツールで殴りかかるが、かわした田口は延髄斬り。さらに田口は裕二郎にも延髄斬りを決める。田口は気合いを入れ、「青森スープレックスだ!」と叫ぶと、SHOの両腕を青森の「A」にしてから、スープレックスを炸裂。だが、SHOはカウント2で必死にはね返す。
 ならばと田口はどどんスズスロウンを決めるも、SHOはこれもカウント2でなんとかキックアウト。ここで田口は奥の手であるどどん・ジ・エンドの体勢に入るが、SHOは脱出。
 そして田口にジャンピングニーを決め、パワーボムの体勢に。これを田口はショルダースルーで返す。そのままSHOは丸め込もうとするが、こらえた田口はタイツを下ろし、赤パンツで顔面騎乗しカバー。だが、SHOはカウント2でキックアウト。
 SHOが跳ね除けた勢いで吹っ飛んだ田口に対し、東郷が場外からイス攻撃。すかさずSHOが横入り式エビ固めを決めるも、田口はカウント3寸前でキックアウト。だが、最後はSHOがショックアローで田口を突き刺し、3カウントを強奪。H.O.Tが初防衛に成功した。

COMMENT

※EVILが「OK、OK」と言いながら東郷を加えた4人でコメントスペースに入ってきて、用意されていたビールで乾杯。それぞれが1口飲んだところで……」

裕二郎「反則? 反則じゃない? きれいな試合? 汚ねぇ試合? いったい、誰が決めたんだよ? アントニオ猪木か? 神様はもう、いねぇんだよ。なぁ? これからは俺たち、HOUSE OF TORTUREが、この新日本の、新しい神になってやるよ。これ、マジ……」
EVIL「そういうことだ……」

※SHOはノーコメント


田口「(※うつろな目で引き揚げてきて、タイトルマッチ勝者チーム用にバックステージわきに用意されていたテーブルの前にヘタり込んで、置かれていた缶ビールの栓を開けて口に含み、うわ言のように)なんとか勝つことができました、ありがとうございます……。ほんとです……」

ヒクレオ「(※遅れて入ってきて)アイム・ソーリー……」
田口「ソーリー? WHY?」
ヒクレオ「ソーリー……」

棚橋「(※英語で)今日の敗因は俺の責任だ。俺がしばらく(リングから)離れていたから。次はもっと良いチームワークに改善しないと……」
ヒクレオ「いや、俺のせいだよ、タナハシさん」
棚橋「ヒクレオは『俺の責任だ』って言ってるけど、俺の責任だから」

田口「みんなで獲りました。みんなのチームワークですよ。これがタグチジャパン。グレート・ビクトリーですよ。誰でもいいですよ、挑戦者……。誰でも(挑戦を)受けますよ……(※とうわ言のようにつぶやきながら、先に控室へ向かう)」
棚橋「(※英語で)ヒクレオ、どう思う? ワン・モア・タイム?」
ヒクレオ「ワン・モア・タイム。ワン・モア・タイム」

※棚橋とヒクレオはカメラ目線でガッチリ握手を交わし、再挑戦を誓った。

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