第1試合は後藤洋央紀&矢野通&YOSHI-HASHI組が、因縁のEVIL&SHO&ディック東郷組と激突。先シリーズの7.5後楽園大会でドッグケージ・デスマッチ&NEVER6人タッグ選手権で争った6人が第1試合で相まみえる。後藤とEVILは共に『G1 CLIMAX 32』のCブロックにエントリーされており、終盤の8.16日本武道館大会で公式戦を戦うため、その前哨戦となる。
後藤とYOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルトを腰に入場。H.O.TはToo Sweetサインをかわすと、ゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛ける。
EVILは後藤にハンマーパンチ、ストンピングを浴びせる。東郷は矢野に顔面かきむしり。
EVILは後藤をリングに投げ入れると、相手の邪羅蛇羅棒で襲いかかる。だが、後藤は奪い返す。すると、スキをついてEVILは串刺し攻撃を狙う。しかし、後藤は切り抜け、ヒップトスからエルボードロップ。
続いて毘沙門がEVILにダブルのショルダータックルからざんまい。さらにSHOに太鼓の乱れ打ち。そして矢野が加わり、東郷にも太鼓の乱れ打ちをお見舞い。
次はYOSHI-HASHIがEVILのTシャツを脱がし、強烈な逆水平チョップを連発。さらにロープに固定し、背中にショットガンドロップキックを狙う。だが、H.O.Tが妨害し、一気に形成逆転。SHOは場外でYOSHI-HASHIに顔面かきむしりを食らわせてから、リングに投げ入れる。するとEVILが矢野の消毒スプレーを、YOSHI-HASHIに浴びせる。
次はSHOがYOSHI-HASHIにアームブリーカー。そして東郷と共にロープを用いて痛めつける。続いてSHOは金具むき出しのコーナーにハンマースルー。ダメージの大きいYOSHI-HASHIはリングに倒れ込んでしまう。
スイッチした東郷はフライングメイヤーからフィストドロップを決めてカバー。YOSHI-HASHIがカウント2ではね返すと、東郷はサミングからハンマースルー。しかし、YOSHI-HASHIが逆に投げ返し、膝に低空ドロップキックをヒット。
交代した矢野に対し、東郷はハンマースルー。だが、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そして東郷の後頭部を叩き、コーナーパッドを手にする。しかし、H.O.Tは奪い取り、スポンサーの書かれた箇所に恐れ知らずなストンピング。さらに矢野にCHAOSのお株を奪う“H.O.T太鼓”をお見舞い。
続いてH.O.Tは矢野にトレイン攻撃。そしてEVILがフィッシャーマンズバスターを決め、東郷がカバー。これは後藤がカットする。
するとSHOが矢野を捕らえ、東郷が突進。しかし、矢野は同士打ちを誘うとまとめて小次郎をお見舞い。すかさず矢野は東郷を横入り式エビ固めで丸め込み、3カウントを奪取した。