棚橋が鮮やかな逆転勝利! 内藤は開幕2連敗!
コブがファレとの肉弾対決に豪快勝利!
SANADAはタイチとの白熱の戦いに辛勝!
ファンタズモが裕二郎とのクセ者対決を制す!
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7月24日(日)、東京・大田区総合体育館で『G1 CLIMAX 32』第5戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第9試合)はCブロック公式戦として棚橋弘至(0勝1敗)と、内藤哲也(0勝1敗)が激突。これまで幾度となく激闘を繰り広げてきた両雄は、序盤から重厚なレスリングでせめぎ合いを見せる。終盤、棚橋はハイフライフローを繰り出すが、かわした内藤は3月の『NEW JAPAN CUP』3回戦で勝利したように、ジャックナイフ式エビ固めを仕掛ける。だが、棚橋は意地のキックアウト。ならばと内藤はバレンティアからとどめのデスティーノを狙うも、棚橋は首固めで切り返し、執念の3カウントを奪取。これで棚橋は1勝1敗、内藤は悪夢の開幕2連敗に。
試合後、棚橋は観客に感謝を伝えると「どこでお返しすればいいのか、今朝方、答えが見つかりました。『G1 CLIMAX』、ちょっくら優勝してきます!」と高らかに宣言した。
セミファイナル(第8試合)はAブロック公式戦、ジェフ・コブ(0勝1敗)vsバッドラック・ファレ(1勝0敗)。外国人実力者同士による注目の初対決は、体格で優るファレが重い攻撃で攻め込んでいく。だが、コブも真っ向から応戦し、終盤にはファレの巨体をブレーンバスターで叩きつける。続けてツアー・オブ・ジ・アイランドを見事に決め、コブが勝利をつかんだ。ファレ、コブ共に公式戦は1勝1敗。
第7試合はBブロック公式戦で、SANADA(0勝1敗)とタイチ(1勝0敗)が対峙。元・全日本プロレス同士の両者は、往年の“四天王プロレス”を彷彿とさせる攻防を展開。終盤、タイチはSANADAの負傷箇所である左目に非情の攻撃。だが、横綱式カチ上げエルボーをかわしたSANADAが、オコーナーブリッジで逆転勝利。この結果、公式戦は共に1勝1敗。
第6試合はDブロック公式戦、エル・ファンタズモ(0勝1敗)と高橋裕二郎(1勝0敗)がBULLET CLUB同門対決。裕二郎は試合前、ピーターをファンタズモに差し出す代わりに「今日の試合、オマエが負けろ!」と要求。ファンタズモは応じると見せかけ、多彩な動きで攻め立てる。終盤、SHOが介入するも、ファンタズモは切り抜けると、最後はサンダーキス’86で裕二郎に勝利。これで共に公式戦は1勝1敗に。
第5試合はオカダ・カズチカ&タマ・トンガ&デビッド・フィンレーの異色トリオが、ジェイ・ホワイト&ジュース・ロビンソン&外道組と対戦。7.26後楽園のDブロック公式戦で対峙するフィンレーとジュース、同じく8.16日本武道館のBブロック公式戦で雌雄を決するタマとジェイは、ラフファイトを交え激しい攻防を繰り広げる。最後はタマが外道をガンスタンで料理した。
第4試合は、ランス・アーチャー&ザック・セイバーJr.&TAKAみちのくvsウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。アーチャーとオーカーンは互いの髪を巡り丁々発止の攻防。ヘナーレは前日のCブロック公式戦で敗れたザックに猛攻を見せる。終盤、TAKAは小気味いい動きでヘナーレを攻め込む。だが、ヘナーレは強烈なボディブローで動きを止めると、アルティマでギブアップを奪った。
第3試合は鷹木信悟&BUSHIvsジョナ&バッド・デュード・ティト。『G1』では別ブロックの鷹木(D)とジョナ(A)は、肉弾ファイトを展開。鷹木はジョナの巨体に手を焼くも、ブレーンバスターを決めて見せる。だが、最後はジョナがBUSHIをブラックフォレストボムで粉砕した。
第2試合はトム・ローラー&ロイス・アイザックス組とKENTA&チェーズ・オーエンズ組が対戦。TEAM FILTHYはそれぞれが持ち味を見せるが、BULLET CLUBは持ち前のインサイドワークで主導権を握らせず。最後はオーエンズがアイザックスをCトリガーの連発からのパッケージドライバーで葬った。
第1試合は後藤洋央紀&矢野通&YOSHI-HASHI組が、因縁のEVIL&SHO&ディック東郷組と激突。H.O.Tは悪の連携を仕掛けるが、CHAOSはひるまず応戦。とくに8.16日本武道館のCブロック公式戦でEVILと対峙する後藤は、力強い攻めを見せる。終盤、矢野は東郷とSHOの同士打ちを誘い、すかさず小次郎をお見舞い。そして東郷を丸め込み、まんまと3カウントを奪取した。