第5試合はオカダ・カズチカがタマ・トンガとデビッド・フィンレーと異色のトリオを結成し、ジェイ・ホワイト&ジュース・ロビンソン&外道組と対戦。7.26後楽園のDブロック公式戦で対峙するフィンレーとジュース、同じく8.16日本武道館のBブロック公式戦で雌雄を決するタマとジェイのダブル前哨戦となる。IWGP世界ヘビー級王座を巡る因縁もあるオカダとジェイの絡みにも注目だ。
タマは邪道を伴って入場。ジュースは会社からの返上要求を拒否しているIWGP USヘビー、ジェイはIWGP世界ヘビーのベルトを携えて花道を進む。BULLET CLUBには外道が帯同する。ジュースはマイクをつかむと、自身がUSヘビーチャンピオンだとアピール。
すると、タマがジェイ、フィンレーがジュースに襲いかかり試合スタート。場外戦になだれ込む。
リング上では外道がオカダに握手を要求。そのスキをついて、ジェイとジュースがオカダに背後から奇襲攻撃。
そしてBULLET CLUBはトレイン攻撃を狙うも、オカダは切り抜け、同士打ちを誘い、ジェイにはDDTをお見舞い。そして外道をエルボーでダウンさせる。
スイッチしたフィンレーは場外のジュースにプランチャ。さらに鉄柵に二度にわたりハンマースルー。タマもジェイを鉄柵にたたきつける。
フィンレーはジュースをリングに戻す。ここで外道が襲いかかるも、フィンレーは切り抜けてストンピングを乱打。そしてロープを上って外道の頭部にナックルを落とすが、ジュースが場外にフィンレーを突き落とす。
今度はジュースがフィンレーを3度にわたり鉄柵にたたきつける。ジェイもオカダを鉄柵にハンマースルー。そしてジュースはフィンレーを鉄柱にもたたきつける。
リング上ではジェイがIWGP世界ヘビーを掲げ、タマを挑発。戦場がリングに戻ると、ジュースはフィンレーをボディスラムで叩きつけてセントーンをお見舞い。
カバーをフィンレーが返すと、ジュースはジェイとスイッチ。ジェイは逆エビ固めを決めるが、これはフィンレーがロープエスケープ。
するとジェイは執拗にカバーしフィンレーの体力を削り、さらにスリーパーを決めながら顔面かきむしり。
スイッチした外道はフィンレーにフライングメイヤーから顔面を踏みつける。さらにフィストドロップを食らわせ、ロープを用いて喉元を攻める。ジュースは場外からパンチでアシスト。
スイッチしたジュースはフィンレーをキャメルクラッチで捕獲。フィンレーはパンチで切り抜け、逆さ押さえ込み。さらに十字架固め。これをジュースが返すと、バックドロップの読み合いとなり、最後はフィンレーが旋回式のバックドロップ。
次はジェイとタマのマッチアップ。タマはジェイ、外道の順でドロップキック。さらにタマはジェイにサイドバスターから串刺しボディアタック。そしてバックドロップを決め、一気にガンスタンを狙う。
しかし、ジュースがスピンキック。タマがかわすと、フィンレーがジュースにPrima Nocta。そしてタマはジェイにガンスタンで飛びかかるが、ジェイは切り抜けてDDT。
スイッチした外道は、相手コーナーに突進してオカダにサミング。そしてタマを引きずり起こそうとするが、タマはスキをついてガンスタン一閃。この一撃で3カウントを奪取した。
試合後、フィンレーとジュースは挑発合戦。タマはオカダと握手をかわす。そして、タマもジェイと口論を繰り広げた。