ともに前日まで3勝2敗同士。文字通りの初顔合わせ。
試合開始のゴングが鳴らされると、リンダマンが右手を差し出して握手を求める。ユウタがそれを握り返して、改めて向かい合った。リンダマンが狙ったカウンターのドロップキックをかわしたユウタ。カウンターのボディースラムを決めたが、続くセントーンはかわされる。リンダマンはユウタの体勢を低くさせると、背後からの低空ドロップキックを決めた。
ユウタをコーナーに追い詰めて踏みつけていったリンダマン。エルボーを受けるも、ユウタをロープに張り付けて走り込んでのドロップキック。ユウタがリング下に逃れると、トップロープ越しのトペ・コン・ヒーロを放っていった。リングに戻ると何度も強引に押さえ込んでいくが、いずれもカウント2。
コーナーをめぐる攻防の中でコーナートップに上がったリンダマン。しかしユウタはキックでリング下に落とすとトペを発射。そしてリングに押し上げて、ロープを挟んでのショルダーアームブリーカーからフライング・ボディーアタック。さらにキャトルミューティレーションでギブアップを迫るが、リンダマンはじわじわとロープににじり寄ってブレイクに持ち込んだ。
ランニング・フォアアームの打ち合いからマンハッタンドロップ、アトミックドロップ、エンズイギリを決めたユウタに対し、リンダマンはカウンターのドロップキックを返す。ここでダブルノックダウン。
「俺が主役だ!」と叫んだリンダマンに対し、ユウタはリンダマンの熊殺しをかわして腰を落とした状態の相手をリバースフルネルソンに捕らえてサイドにローリング。そしてスタンド移り、狼流バックフリップの要領でマットに叩きつけた。しかしカウント3は奪えず。
ここでユウタはシットダウン状態のリンダマンのバックに回ってヒジを落としてシートベルトクラッチへ。しかしリンダマンは腕のフックを外すと、うつ伏せ状態のユウタのバックに回る。そしてそのまま立ち上がってジャーマン。しかしカウント2。ならばとタイガースープレックスへ。ブリッジをガッチリ決めてカウント3を奪った。