イーグルスがファンタズモとの超絶バトルを制す!
SHOの無法殺法に沈んだヒロムは悪夢の3連敗!
BUSHIがデスペラードを渾身のエムエックスで撃破!
オースティンは石森との王者対決に技アリの勝利!
Aブロックはオースティンが単独トップ、
Bは3選手が首位で並ぶ混戦模様に!
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5月26日(木)、東京・後楽園ホールで『BEST OF THE SUPER Jr.29』第9戦が開催され、A・Bブロックそれぞれの公式戦(全9戦の6戦目)が行なわれた。
メインイベント(第10試合)はBブロック公式戦として、ロビー・イーグルス(2勝3敗)とエル・ファンタズモ(4勝1敗)が激突。長きにわたる因縁関係を持つ両者は、緩急自在のファイトで丁々発止の攻防を展開。終盤、ファンタズモはターボ・バックパック、ワープ4.5と掟破りの攻撃を見せるも、イーグルスも相手のお株を奪うサンダーキス’86で反撃。激しく攻守が入れ替わる中、ファンタズモは雪崩式のスピニングネックブリーカーを炸裂。そしてとどめのCRⅡを決めるが、足のダメージでカバーが遅れてしまう。ここからイーグルスは盛り返し、ワープ4.5からのロン・ミラー・スペシャルでついにファンタズモからギブアップ勝ち。試合後、イーグルスは「ワタシヲ、シンジテクレテ、アリガトウ」とファンに感謝を伝えた。
セミファイナル(第9試合)のAブロック公式戦は、高橋ヒロム(3勝2敗)とNEVER6人タッグ王者SHO(2勝3敗)の対決。SHOは入場時のヒロムに襲いかかろうとするも、この動きを読んだヒロムが背後から逆に襲撃。その後も両者はラフファイトの応酬で場内を沸かす。終盤、ヒロムがDを決めるも、EVILが介入してレフェリー不在の無法状態を作り出す。すかさずSHOは場外でシューズに何やら細工を施すと、ヒロムを蹴りつけてから変形の4の字固めで捕獲。たまらずヒロムはタップアウトし、悪夢の公式戦3連敗に。
第8試合はBブロック公式戦、BUSHI(2勝3敗)vsエル・デスペラード(4勝1敗)。BUSHIはゴング前に攻撃を仕掛け、闘志を燃やす。だが、デスペラードも得意の膝殺しで機動力を奪いに出る。終盤、BUSHIはエムエックスを繰り出すが、デスペラードは回避すると流れるように大技を連発。だが、BUSHIも猛攻を見せ、最後は渾身のエムエックスで大きな勝利をつかんだ。
第7試合はAブロック公式戦として、IMPACT!のXディヴィジョン王者エース・オースティン(4勝1敗)とIWGPジュニアヘビー級王者・石森太二(4勝1敗)が対戦。注目のシングル王者対決は、石森の肩攻めに対し、オースティンもトリッキーな蹴りを軸に徹底抗戦。互いに得意技のTHE FOLD、ラ・ミスティカ式Bone Lockを繰り出すも、決め手にならず大接戦に。だが、最後はオースティンが技の読み合いから石森を丸め込み、価値ある勝利をゲットした。
第6試合のBブロック公式戦はAEWのROHピュア王者ウィーラー・ユウタ(3勝2敗)とGLEATのG-REX王者エル・リンダマン(3勝2敗)の一戦。両者は序盤から持てる力を真っ向からぶつけ合う。体格で勝るユウタのダイナミックな攻撃に苦戦するも、リンダマンは意地を発揮。ユウタのシートベルクラッチを切り抜けると、ジャーマンからのタイガースープレックスで激勝。
第5試合はAブロック公式戦、YOH(3勝2敗)とフランシスコ・アキラ(1勝4敗)が激突。厳しい星取りのアキラは、入場時のYOHに襲いかかり、気合いを見せる。YOHも負けじと反撃し、一進一退の攻防となるが、終盤にアキラは雪崩式スパニッシュフライを炸裂。そこからスピードファイヤー、ファイヤーボールとたたみかけて勝利をもぎ取った。
第4試合はAブロック公式戦、IWGPジュニアタッグ王者の田口隆祐(1勝4敗)とアレックス・ゼイン(3勝2敗)が対峙。ゼインのダイナミックな攻めに対し、田口は尻殺法で対抗。タイツまで脱いで攻撃を繰り出すも、なんとゼインが尻に噛み付いて反撃する一幕も。最後はゼインが鮮やかなシナモンツイストを決め、勝ち星を伸ばした。
第3試合のAブロック公式戦はクラーク・コナーズ(2勝3敗)vs金丸義信(2勝3敗)。コナーズのパワーに対し、金丸は老獪なインサイドワークで崩しにかかる。しかし、金丸の丸め込みの連発をしのいだコナーズが、最後はスピアーからのトロフィーキルで勝利をつかんだ。
第2試合のBブロック公式戦は、DOUKI(3勝2敗)とTJP(2勝3敗)の対戦。TJPは奇襲攻撃を仕掛けるが、DOUKIは切り抜けて徹底抗戦。TJPをイスに座らせてトペ・スイシーダを炸裂する。終盤、TJPはマンバスプラッシュを繰り出すも、DOUKIはイタリアンストレッチNo.32で捕らえる。だが、TJPは巧みに脱出しピノイストレッチで捕獲。DOUKIは逃げることができず、TJPが勝利をスコア。
オープニングマッチはBブロック公式戦、IWGPジュニアタッグ王者のマスター・ワト(1勝4敗)とCMLLのティタン(1勝4敗)が対峙。両者は立体的な攻防、さらにキックの応酬で正面からやり合う。最後はワトがTTDからのRPPでティタンを下した。
この結果、Aブロックはオースティンが単独首位となり、そのあとを石森とゼインが追走。Bはデスペラード、ファンタズモ、リンダマンが首位で並ぶ混戦模様に。
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