新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜
- 日時
- 2007年10月21日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 福岡・アクロス福岡
- 観衆
- 900
MATCH REPORT
闘いの舞台を九州へと移して行なわれた「G1タッグリーグ」3日目。
開幕からここまで2連勝と波に乗る蝶野正洋&曙は、飯塚高史&山本尚史と対 戦。「G1タッグ」連覇を目論む蝶野は、曙の巨体を凶器へと変えて飯塚&山本を終始押しまくる。執拗なまでのスリーパーホールドで曙を落とそうとする飯塚 を振り切ると、最後はシャイニングケンカキックと64の連携殺法で勝利。“黒い絆”で結ばれた師弟タッグの牙城を崩すチームは現われるのか?
9月24日広島大会でIWGPタッグ王座を賭けて激突したジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコと永田裕志&中西学が「G1タッグ」公式戦で再び対峙。
試合は、“最強外国人コンビ”が中西を捕まえるも、なかなかトドメを刺す事ができない。もたつく王者を尻目に、タッチを受けた永田が劣勢を挽回。そして、 ナガタロックIIとアルゼンチンバックブリーカーの競演から、中西がヘラクレスカッターに移行してトムコを撃破。昨日の敗戦を帳消しにするくらいの大きな 1勝を得た“同期タッグ”が、優勝候補本命に再び名乗りを挙げた。
後藤&ミラノが公式戦3試合目にしてようやく初白星!
ここまで2連敗ともう後の無い後藤洋央紀&ミラノコレクションA.T.は、昨年の準優勝チームである棚橋弘至&金本浩二と激突。1試合ごとに急造チーム のイメージを払拭しつつある後藤組は、棚橋組を相手に一歩も引かない展開。11月11日両国国技館大会でのIWGPヘビー級選手権試合に向けて激しく交錯 する棚橋と後藤を、金本とミラノがそれぞれ上手くサポート。そして棚橋がミラノを仕留めようとしたその時、場外で金本を蹴散らした後藤が援護射撃。このス キを逃さなかったミラノはミラノ固め! で棚橋から電光石火の3カウント奪取。
背水の陣をしいて臨んだ1戦で何とか優勝戦線に踏み止まった後藤&ミラノは、この勝利を機にさらなる巻き返しを誓った。