試合開始前、山本さんが「アイ・アム・コテツ！」の名ゼリフを残した2007年3月6日NJPWグレーテストレスラーズ受賞式の模様が上映された。
　
　高橋が永田を指名し、挑発的な攻撃に出る。すると、これに怒った永田が、容赦のない打撃を連発。さらにショルダーアームブリーカーで追い討ちをかける。
　ここから集中砲火を浴びた高橋だったが、永田に強烈な張り手を食らわせ、前のめりにダウンさせる。これでピタリと動きの止まった永田を、NO LIMITが場外に追い込み、内藤がテレビカメラのケーブルを使って首を絞め上げる。
　その後もNO LIMITが永田を逃さず、一方的に攻め立てる展開が続くが、永田は合体ショルダースルーをトーキックで阻止して突破口を作り、エクスプロイダーで内藤と高橋をマットに叩きつけて脱出。
　井上対内藤の場面。井上が高橋の攻撃を内藤に誤爆させ、カウンターエルボーで内藤を倒す。そして井上は、串刺しスピアー、水車落とし、トライアングルランサーとラッシュ。さらには、カットに入った高橋をドラゴンスクリューで蹴散らし、ダブルアーム式フェースバスターで追い討ち。だが、内藤はジャーマンスープレックスを着地すると、ジャピングエルボーアタックで逆襲。
　永田対高橋の場面。永田がミドルキック3連射、サッカーボールキック、エルボーの乱れ打ち。そして、串刺しフロントハイキックを放つものの、受け止めた高橋が強烈な張り手で反撃。
　しかし永田は、カウンターフロントハイキックですぐにやり返し、左右の張り手を連射して高橋をダウンさせる。さらに永田は、垂直落下式ブレーンバスター、タイナーと繋ぎ、雪崩式エクスプロイダーからフォールに行くものの、内藤がカットに入る。
　すると永田は、内藤のニーパットとテーピングを剥ぎ取り、そのまま膝を絞り上げる。それを見た高橋が背後から永田に襲い掛かるが、井上がスピアーでカット。そして最後は、永田がバックドロップホールドで高橋を仕留めた。
　
　試合後、永田が井上に向かってマイクアピール。青義軍結成1周年に伴い、IWGPタッグ王座への挑戦を表明した。
　そして永田は「カモン！ バッドインテンションズ！」と叫んで現IWGPタッグ王者組のバーナードとアンダーソンをリングに呼び入れ、「ウイ・チャレンジ・タッグベルト・オーケー？」と2人に確認する。
　これにバーナードとアンダーソンがうなずき、4人はリング中央で睨み合いを開始。すると突然、永田がバーナードに張り手。それを見たアンダーソンがガンスタンを永田に見舞い、すぐさま井上にも技を仕掛ける。しかし、これを突き飛ばした井上はアンダーソンにスピアー。ところが、その直後にバーナードが井上にネックハンギングボム。
　バーナードとアンダーソンは、永田と井上を挑発しつつ、余裕の表情で退場して行った。

内藤「痛い、痛い！」
※高橋はノーコメント
　
※永田、井上はノーコメント