Circuit2010 G1 CLIMAX SPECIAL
- 日時
- 2010年9月3日(金) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1950
-
第7試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (第60代王者)
- (挑戦者)
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プリンス・デヴィット
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ケニー・オメガ
※王者が2度目の防衛に成功レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
リングに戻ってもオメガの攻勢は続き、新日本ファンからは「レッツ・ゴー・デヴィット!」コールが起きる。するとデヴィットは、エプロンを走ってコーナーに駆け上ろうとしたオメガをドロップキックで場外に落とし、ノータッチトペコンヒーロをお返し。
リングに戻ると、オメガが串刺し攻撃を回避し、ヘッドシザースホイップ。そして、その場飛びシューティングスタープレスを繰り出す。これに対しデヴィットは、串刺し攻撃を回避して延髄斬り。そしてロープに走るものの、「ストーップ!!」と叫んで急停止させたオメガが延髄斬りで反撃。しかし、デヴィットもすぐにオーバーヘッドキックでお返し。
続いてオメガが、ジャンピングスピンキックからロープへ走るが、デヴィットが追走式ドロップキックの荒技で逆襲。そして、エプロン上でブラディサンデーを狙うものの、ヘッドバット3連射で反撃したオメガが、断崖式コタロークラッシャーを敢行。
リングに戻ったオメガは、フライングボディアタックで追い討ちをかけ、クロイツ・ラスへ。しかし、デヴィットが前方回転エビ固めに切り返す。するとオメガはジャンピングハイキックで反撃し、ファイヤーバードスプラッシュ。だが、よけられて自爆してしまう。
しかしオメガは、スピンキックをかわして蒼い衝動(変型スタガリンブロー)、波動拳と繋ぎ、クロイツ・ラスでフォール。だが、カウントは2。するとオメガは、デヴィットをコーナーに乗せて雪崩式クロイツ・ラスを狙うが、デヴィットが抵抗してオメガを叩き落とし、後ろ向きでダイビングフットスタンプ。
これで悶絶したオメガに、デヴィットは改めてダイビングフットスタンプを放って追い討ち。そして最後は、ジャンピングスピンキックからのブラディサンデーでオメガを下した。
試合後、デヴィットのセコンドについた田口、オメガのセコンドについた飯伏幸太もリングに上がり、再戦を確認。
そしてデヴィットは、シングルとタッグのIWGP Jr.ベルトを掲げてコーナーに上り、ファンの大歓声に応えた。
COMMENT
デヴィット「ホワット?」
外道「ヘイ、チャンプ! ユー・ニード・ダブル!? ディス・ベルト・ユー・ルーズ! オールレディ! ジャドー・イズ・カミンバック! アー・ユー・レディ? ウィー・ガナ・チャレンジ! マザーファッカー!」
邪道「オラ! ついに俺は戻ってきたぞ!」
※ここで邪道&外道は退場。
デヴィット「最初に、今日はコテツサンの追悼大会ということで、コテツサンにいい試合を見せることができた。それを確信しています。今日勝つことでニュージャパンがナンバーワンということを証明できたと思う。ただし、今日闘ったケニー・オメガ、そしてイブシのDDT勢。以前はもっと力の差があったと思ったけど、ドンドン力をつけてきているよね。そして試合後のリング上で、イブシとオメガがIWGP Jr.タッグに挑戦したいと言ってきた。もちろん自分たちは、受けて立つつもりはあるよ。(「今日は外国人同士の試合だったが?」)みなさんがどう考えるかはわからないけど、ボクは外国人という前に、一人のニュージャパンのレスラーだと思ってる。ニュージャパンのレスラーが、外国人と闘った。それだけさ」
※ここでApollo55の二人が、ビールで乾杯。
田口「デヴィちゃん、おめでと〜! カンパーイ!」
※反対のコーナー。ケニーがコメントを出そうとした瞬間、こちら側のコメントルームにも邪道が乱入。
邪道「ケニー、オイ! おまえ、どのツラ下げて新日本に上がってきてんだ! テメェのツラ見てるとムカムカすんだよ! テメェの首、叩き折ってやるぞオラ! かかって来い! いまでもやってやるぞ! かかって来い!!」
ケニー「ヘイ! 1回目は事故だけど、2回目は事故じゃねぇぞ!!」
邪道「あ? 次はブチ殺すからな?」
※ここで邪道は退場。
ケニー「鍛えとけよ! とっくにおまえらは引退してるはずのレスラーなんだから。今日は間抜けだった……みんなに約束したのに約束を守れなかった。でも自分はベストを尽くせたと思うよ。それに考えてみろ? IWGPJr.タッグに挑戦できることになったし、俺たちにはまだビックチャンスがある。今日の負けは俺にとってはよかったと思う。今日負けたことで、もっともっと強くならなきゃと思ったしね。次はひょっとしたら俺のラストチャンスかもしれない。俺は次、必ずリベンジしてやるぞ!」
飯伏「とりあえず、タッグやります。シングルはケニーが今回ダメだったんで、次は僕が。でもまずはタッグですね。とりあえずやりますよ。頑張ります、頑張ります……」