フィールズPresents レッスルキングダムIII in 東京ドーム
- 日時
- 2009年1月4日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 東京・東京ドーム
- 観衆
- 40000
-
第2試合 30分1本勝負
獣神サンダー・ライガー デビュー20周年記念試合 -LIGER 20th anniversary match-レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
“デビュー20周年”を迎えたライガーが、かつて幾度も死闘を繰り広げた佐野との“ライバルタッグ”を結成した第2試合。ライガーの入場時には、ビジョンにライガーの歴史を振り返る映像、アニメ「獣神ライガー」の映像が流れた。
井上&金本は、ライガーに奇襲攻撃。井上は、ライガーにスタガリンブローをいきなり炸裂させる。しかし、ライガーも串刺しランニング掌底ですぐに応戦する。
佐野と金本の攻防になると、金本は佐野に顔面ウォッシュ。さらに、飛び膝蹴り、スピンキック、ハイキックとラッシュをかける。ところが、佐野も黙っておらず、得意のローリングソバットで金本を後退させる。
その後、佐野は、替わって入った井上にもローリングソバットを浴びせ、ダイビングフットスタンプ。井上が反撃してくると、もう1度ローリングソバットから ダイビングフットスタンプを狙う。ところが、井上はこれを阻止し、雪崩式ブレーンバスター、スピアー2連発で逆襲する。
終盤戦に入ると、リング上はライガーと金本の攻防になる。佐野がトペスイシーダで井上を分断すると、ライガーは金本にパワーボム。しかし、金本は回転エビ固めで切り返し、アンクルホールドでライガーにギブアップを迫る。
佐野のカットで難を逃れたライガーだったが、金本の猛攻は続き、ムーンサルトプレスでカウント3を迫られる。だが、ライガーは自力でキックアウトすると、 佐野のノーザンライトボムから垂直落下式ブレーンバスターで金本をカバー。カウント2でクリアされると、なんと“雪崩式”垂直落下式ブレーンバスターを繰 り出し、金本を撃沈した。
試合後、4人で揃って両手を挙げると、互いの健闘を称えあった。
COMMENT
佐野「やっぱり組んでいても、気持ち的にはお互いに闘っているから。まぁ、闘った方がもっと気持ちは爆発できるかなとは思うんだけど。組んでても、(以前に)あれだけ試合をやってきたからね。何も合図がなくてもなんとなく(やることが)分かるんですよね」
ラ イガー「連携ができたからね、スムーズに。ビックリした。ただ、佐野さんは新日本の会場だからオブラートに包んでいるよ。『絶対にコイツには負けたくな い』と思っているだろうし。俺も『佐野さんには負けたくない』と思ってる。今、佐野さんはノアのヘビー級でガンガンやっているんで、GHCのベルトを狙っ て欲しいと心から思うよ。俺も、この後のタイガーvsロウ・キーの勝者に挑戦したいですね。そろそろライガーもシングル(IWGP Jr.)に挑戦してもいいんじゃないかと。まぁ、シングル獲って、タッグ獲って『ライガー、二冠すごいな』というところを佐野直喜に見せたいと思います」
井 上「金本さんはここにいないけど、俺と言う事は一緒でしょう。試合に負けたとしても、向こうのチームが絆が上だとか、そんな事は絶対に無いはずだ。俺達が 1回負けたくらいで投げ出したら、それこそ今まで築いてきた絆はどうなるんだ。俺達は今年、これからはじまる1試合1試合、魂込めて闘います。以上で す!」
※金本はノーコメント