フィールズPresents レッスルキングダムIII in 東京ドーム
- 日時
- 2009年1月4日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 東京・東京ドーム
- 観衆
- 40000
-
第8試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合 ハードコアルール- (挑戦者組)
- (第51代王者組)
※挑戦者組が第52代王者組となるレフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
レイが「バンザイ!」と絶叫しながら、真壁に雪崩式ブレーンバスター。続けて、ディーボンが真壁にダイビングヘッドバットをお見舞いする。しかし、真壁も 竹刀でチーム3Dに反撃し、ディーボンを場外ハイジャックパイルドライバーの餌食に。そして、真壁が鉄製のゴミ箱のふた、矢野が竹刀でレイを殴りつける。
その後、真壁&矢野に集中攻撃されるディーボンだったが、矢野の串刺し攻撃を避けて金具むき出しのコーナーに衝突させ、真壁にジャンピングショルダータックル。これで反撃に成功し、レイとスイッチする。
レイは、ナックル、水車落とし、串刺しボディアタックで真壁&矢野を攻撃。さらに、真壁にチョークスラム、矢野にフルネルソンバスター。しかし、真壁の急所パンチで動きがストップしてしまう。
真壁は、矢野と交互にゴミ箱がヘコむまでレイの頭部を何度も殴りつける。フラフラ状態のレイだったが、なんとか両腕ラリアットで2人に反撃。そして、レイ が真壁の股を広げると、ディーボンが真壁の股間目掛けてダイビングヘッドバット。得意のムーブで自分達のリズムを整える。
ディーボンはリング内 に机を設置し、レイと共に真壁を攻撃しようとする。しかし、矢野が真壁を救出し、合体フラップジャックでレイをテーブル上に叩きつける。これでテーブルが 破損すると、真壁は新しいテーブルを用意。その上にディーボンを乗せ、コーナー最上段へ。すると、ディーボンの助けに入ったレイが真壁を持ち上げ、テーブ ル目掛けてパワーボム。真壁は、カウント2でキックアウトする。
チーム3Dが揃ってロープへ走ると、場外の矢野がレイの足を掴んで転倒させ、真壁がディーボンにパワースラム。そして、真壁はチェーンラリアットを狙うが、矢野に誤爆してしまう。
それでも真壁がチェーンラリアットでディーボンに迫ると、ここでレイがリングイン。合体技の3D(ダッドリー・デス・ドロップ)で真壁を沈め、チーム3Dが新タッグ王者に輝いた。
試合後、ベルトを手にしたレイは、「マカベ! ヤノ! ガンバッテクダサイ! ドウモアリガトウ!」と片言の日本語でマイクアピール。大歓声を浴びながら、ディーボンと共に退場していった。
COMMENT
ディーボン「アイツらと試合をできたことは光栄じゃった。だが、ここへ来る前からずっと言っていたが、ワシらは世界で一番強いチーム。それを改めて証明したまで」
レ イ「これでワシらの強さを証明した。プロレスの歴史上、これだけのタイトルを総なめにしたタッグチームは他におらんじゃろ。ワシらを憎んでいるファンもい るだろうし、好きなファンもいるじゃろう。それはどちらでもいい。だが、ワシらをリスペクトしろ。ワシらは、このIWGPタッグで21回目のチャンピオン になったんじゃ。(今後の挑戦者について)ディーボンと組んでから、一度も挑戦を避けたことはない。だから誰でもいい。それと、世界一のタッグチームが、 大事なベルトを巻いたのだから、ニュージャパンはうれしく思った方がいい」
ディーボン「色んなチームがワシらに挑戦してきたが、プロレス界で最も強烈な技3Dで葬ってきた。タイトルが懸かっていても、懸かっていなくても、日本でも、アメリカでも、そんなことは関係ない」
レ イ「(真壁&矢野について)たしかに奴らはこのベルトを守ってきたが、それは日本の中だけ。全世界には色んな強敵がいる。ワシらはこのベルトをアメリカだ けでなく、世界のあらゆる所に持って行き、価値を高めるつもりじゃ。奴らはたしかに成長している。だが、ワシらも成長しているんじゃ。奴らは結成して2年 ぐらいか? ワシらは結成15周年。キャリアがぜんぜん違う」
ディーボン「たしかに奴らは強いチーム。再戦ならいつでもどこでも受ける」
レ イ「(最後に言った日本語のメッセージについて)奴らがいいファイトをしたから、ワシらもいいファイトができた。そして、日本のファンは世界で最もプロレ スを理解し、リスペクトしてくれている。だから『ありがとう』と言っただけじゃ。また来日できることを祈っている。(天山広吉と小島聡の欠場について)最 後に一つだけ言いたい。万全なコンディションで彼(天山)が戻ってきた時、今日行なう予定だった試合を彼らに提供しよう」
矢野「オイ、ふざけんなよ! アイツら、今すぐだ。いつでもいいんだ、リマッチを組め。あれはなぁ、俺らのベルトなんだよ! お前らも分かってんだろ、とっとと組みやがれ!」
真壁「(『チーム3Dに連敗となったが?』)だからなんだよ、この野郎! 俺達は何べんでも行くんだよ。リマッチ組めよ、この野郎! それより何か聞きてぇ事あんのか。(『敗戦した事については?』)敗戦? だからなんだよ、この野郎!」
矢野「お前うるせぇんだよ! 俺らはしつけぇんだよ」
真壁「食らわされてぇのか、テメェ。何だよ、文句あんのか。(目の前の机を勢いよくひっくり返して)リマッチだ、バカ野郎!」