第1試合はウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&TJP&フランシスコ・アキラ組と、タイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのく組が対戦。前日の2.4札幌ではオスプレイがタイチ、Catch 2/2が金丸&DOUKIにIWGPジュニアタッグ王座戦で勝利。新ユニットとしてほろ苦いスタートとなったJust 4 Guysとしては、ここで一矢報いたいところだ。
TAKAはリングアナからマイクを奪い取りと場内を煽ると、UNITED EMPIREを「YOU! ALREADY! DIE!!」と挑発。Catch 2/2はIWGPジュニアタッグ、オーカーンはブリティッシュヘビーのベルトを携えリングイン。ゴング前、オスプレイとタイチは至近距離で視殺戦を展開。タイチの首と背中にはテーピングが見える。
先発はアキラとDOUKI。ロックアップでDOUKIはロープまで押し込むも、アキラは身体を入れ替えてエルボー。しかし、DOUKIはかわし、ロープワークの攻防に。アキラはアームホイップを連発。
しかし、DOUKIもアームホイップでアキラを場外に落とし、空中技を狙う。だが、アキラはすばやくエプロンに上がり、スワンダイブのティヘラをお見舞い。
次はCatch 2/2がDOUKIに連携の低空ドロップキック。しかし、金丸&DOUKIもTJPに連携でお返しの低空ドロップキック。そしてDOUKIがラ・ランツァをお見舞い。続いて金丸&DOUKIはアキラにダブルのドロップキックをヒット。
さらに金丸はTJPの膝に低空ドロップキック。そして串刺し攻撃を狙うも、TJPは回避。するとアキラがショットガンドロップキックを金丸にヒット。オスプレイはタイチを場外でいたぶる。
リング上、Catch 2/2は金丸に連携のマンハッタン・ドロップから河津落とし&ネックブリーカードロップ。次はオスプレイのアシストを得て、アキラが金丸をタランチュラで捕獲。すかさず、オスプレイがドロップキックを金丸の腹部にヒット。
劣勢の金丸は、オスプレイにエルボーを連発。しかし、オスプレイはフロントキックでなぎ倒す。スイッチしたオーカーンは金丸を引きずり起こし、玉座で痛めつける。
さらにオーカーンはモンゴリアンチョップからカバー。これは金丸がカウント2でキックアウト。するとオーカーンは串刺し攻撃へ。だが、金丸はキックで迎撃し、旋回式のDDTを炸裂。
次はオスプレイとタイチのマッチアップ。フロントキックの応酬から、エルボーとローキックを打ち合う。タイチはソバットを叩き込み、串刺しアックスボンバー。
TJPがカットに入るも、タイチは喉輪で鎮圧。さらにアキラにはスピンキック、オスプレイにはアックスボンバーをお見舞い。
そしてタイチはバズソーキックを放つが、オスプレイはかわす。続いてオスプレイはハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。さらにピッピー・チェリオをタイチに食らわせてカバーするが、これはカウント2。
ならばとオスプレイはオスカッターを狙うが、タイチは切り抜けてバックドロップを狙う。オスプレイが回避し突進すると、タイチはかわしてジャンピングキックをヒット。
ここでJust 4 Guysはオスプレイにトレイン攻撃。そしてTAKAがジャスト・フェイスロックを決めるも、オーカーンがカット。そのオーカーンを金丸が場外に連れ出す。
オスプレイはTAKAにサイレント・ウィスパーを食らわせ、ヒドゥンブレードを狙う。これはタイチがカットに入り、オーバーヘッドキックをヒット。
すかさずTAKAはオクラホマロール、トランスレイヴとたたみかける。そしてみちのくドライバーIIを狙うが、オスプレイは回避。間髪入れずにオーカーンがTAKAに地獄突き、さらにCatch 2/2がサンドイッチキックをお見舞いし、オスプレイがファルコンアローを炸裂。カバーはJust 4 Guysがカット。だが、最後はオスプレイがヒドゥンブレードでTAKAを撃沈した。
試合後、タイチとオスプレイは挑発合戦。そしてUNITED EMPIREが勝ち名乗りを受けると、オーカーンがマイクを握り「ひれ伏せ、北海道の愚民ども!(場内拍手&歓声)。こっちはベルトが三つもあるぞ。格が違うんだ! これがグレート-O-カーン、ウィル・オスプレイ、IWGPジュニアタッグチャンプオン、フランシスコ・アキラ、TJP。そう、UNITED EMPIREの力だ!」と勝ち誇った。