試合後、満身創痍のYOHが転がりながら近づき、ヒロムに言葉をかける。すると、ヒロムは水をYOHの口に運ぶ。そして勝ち名乗りを受けると、再びYOHと言葉をかわす。そしてYOHがリングを下りると、ヒロムはベルトを掲げる。YOHは悔しさをあらわにしながら退場。
そしてヒロムはマイクをつかむと、そのまま大の字に。場内は「ヒロム」コールが発生。
■ヒロムのマイクアピール
「ちょっと待ってよ、みんな~。声出しOKでしょ? 何年ぶりの声出しよ? まあ、昨日来た人もいるかもしれないけどさ、ちょうだいよ、あの試合のときのようなヒロムコールを~!! (場内に大きなヒロムコールが発生すると)ありがとう!
YOH! オマエがどんな爆風を吹かせても、俺がいつまでもチャンピオンとして壁でいてやるから安心しろ!(場内拍手&歓声)。いや~、それにしても熱かったな、YOH! オマエ、そんなに熱くなれるヤツだったのか、知らなかったよ。今日みたいな熱さ、毎日頼むぜ!
いやあ、熱かった熱かった! 札幌なのに熱かったよ! 熱すぎて、このきたえーるの周りの雪、溶けちゃったんじゃないの!?(場内拍手&歓声)。本日のハッシュタグは、“YOHが熱すぎて雪溶ける”でお願いしま~す!(場内拍手&歓声)。
いやあ、それにしてもさあ、悔しいよね。チャンピオンとしてさ。超満員札止めにしなきゃいけない、いや、したかった。悔しいよ。内藤さんにもさ、前日、あれだけリング上で煽られてさ。プレッシャー、感じないわけないし、もちろん前日の試合ももちろん意識してたし。なんでもさ、勝たなきゃダメだよね。
でも、俺が意識してたのって、去年のきたえーる2連戦の2日目なんだよね。みんな覚えてるかな? IWGP世界ヘビー級選手権試合、オカダ・カズチカvs内藤哲也。あの試合をね、やっぱ意識したよ(場内拍手)。
まあ、昨日、内藤さんにあれだけ煽ってもらったからさ、俺も煽らなきゃいけないなと思って、昨日今日とL・I・Jがメインを勝つことができました(場内拍手)。ということは、まだ残ってるよね、一人。2月11日、大阪大会、IWGP世界ヘビー級選手権試合、オカダ・カズチカvs鷹木信悟!(場内拍手)オイ、鷹木信悟! 意地でも、絶対、勝てよ~!!(場内拍手)。
そうだ、阿部さん、調印式のときにさ、このジュニアのあとのビジョン、見えてますかって質問くれましたよね? あのときさ、ビジョンっていうのは見えなかったし、いまビジョンがあるかと言われると、べつにないわけさ。でも、俺には! 昔からの夢があるんですよ! 俺の夢は、IWGPジュニアヘビー級王者、そしてジュニアのまま、IWGP世界ヘビーのベルトを獲る! ゴールデンタイムで試合をすることだー!(場内拍手)。
そのとてつもなく、とてつもなく、デカすぎる夢が叶う日まで! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! (ヒロム)もっと! (観客)もっと! みんなで~、楽しもうぜ~!!」
そしてヒロムは放送席に座るエル・デスペラードにベルトを見せつけてから、花道を引き上げた。