ヒロムがYOHの猛攻をしのぎジュニアの至宝死守!
ザックが石井との接戦を制しTV王座初防衛!
毘沙門がTMDKを撃破しIWGPタッグを防衛!
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2月5日(日)、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーるにてビッグマッチ『THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~』が2日目を迎え、3大王座戦を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合はウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&TJP&フランシスコ・アキラ組と、タイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのく組が対戦。前日の2.4札幌でタイチはオスプレイ、金丸&DOUKIはCatch 2/2に敗北。新ユニットとしてほろ苦いスタートとなったJust 4 Guysは、一矢報いるべく猛攻を見せる。しかし、最後はオスプレイが孤立したTAKAをヒドゥンブレードで撃沈した。
第2試合は鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮&中島佑斗組とEVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷組が対峙。鈴木のNEVER6人タッグ挑戦アピールに対し、NOを突きつけているH.O.Tはゴング前に奇襲攻撃。終盤、鈴木がピンチに陥ると、成田が救出に入る。成田はコブラツイストで裕二郎からギブアップを奪い、試合後に鈴木とデスペラードとガッチリ握手。そして鈴木があらためて挑戦をアピールするも、EVILは断固拒否の構えを見せた。
第3試合は2.11大阪で一騎打ちを行なう棚橋弘至とKENTA、そしてマスター・ワトと石森太二が、それぞれタッグを組んでダブル前哨戦。BULLET CLUBは狡猾なインサイドワークでワトの左肩に集中攻撃。しかし、棚橋&ワトも意地の反撃。終盤、棚橋がKENTAをプランチャで分断すると、ワトは石森と目まぐるしい技の読み合いを繰り広げる。最後は石森がロープを踏み台にした“反則フォール”でワトから3カウントを強奪。昨日の8人タッグでワトにフォールを奪われたリベンジを果たした。
第4試合はタマ・トンガ&ヒクレオ&邪道vsジェイ・ホワイト&エル・ファンタズモ&外道。2.11大阪でのNEVER無差別級王座戦(王者タマvs挑戦者ファンタズモ)、ルーザー・リーブジャパンマッチ(ヒクレオvsジェイ)のダブル前哨戦は、BULLET CLUBの悪の連携に対し、G・O・Dもひるまず応戦。終盤、外道が邪道にメリケンサックで襲いかかる。しかし、邪道がかわすと、タマが外道にガンスタンを炸裂。すかさず邪道がクロスフェイス・オブ・JADOにつなぎ、外道からギブアップを奪った。試合後、ファンタズモはNEVERのベルトでタマを殴打し、両者は遺恨をさらに深めた。
第5試合はオカダ・カズチカ&矢野通&海野翔太&田口隆祐vs内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&BUSHI。前日の2.4札幌で内藤との一騎打ちに敗れた海野は、開始から闘志ムキ出しで内藤とつばぜり合いを展開。2.11大阪のIWGP世界ヘビー級王座戦で雌雄を決する王者オカダと挑戦者・鷹木も、丁々発止の攻防を繰り広げる。終盤、オカダはSANADAを旋回式のツームストンパイルドライバーで突き刺し、最後はレインメーカーで快勝。試合後には鷹木と視殺戦を繰り広げた。
第6試合はIWGPタッグ王者の毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)が、初防衛戦でTMDKのマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組を迎撃。タッグとして新たな勲章を狙うTMDKは、後藤に集中攻撃。しかし、後藤がピンチを切り抜けると、毘沙門も徹底抗戦。終盤、TMDKは後藤にタンク・バスターを炸裂するが、後藤はカバーを必死にキックアウト。ならばとサンダーバレーを狙うも、YOSHI-HASHIが寸前でカット。ここから毘沙門がたたみかけ、孤立したニコルスをGYRからの消灯で撃破。接戦を制し、ベルトを守り抜いた。
セミファイナル(第7試合)は石井智宏がザック・セイバーJr.の保持するNJPW WORLD認定TV王座に挑戦。これまでも名勝負を繰り広げてきた両雄は、緊張感あふれる攻防を展開。“対ストロングスタイル”を掲げる石井が、あえて卍固めを繰り出す場面も。さまざまな引き出しを開ける石井に対し、ザックも持ち前のテクニックで応戦。最後は石井の垂直落下式ブレーンバスターを切り抜けたザックが、流れるような動きでザックドライバーを炸裂。残り時間22秒で石井を下し、王座防衛に成功した。
メインイベント(第8試合)ではIWGPジュニアヘビー初戴冠を目指すYOHが、王者・高橋ヒロムに挑戦。ヒロムは序盤、場外戦をはじめ、荒いファイトでYOHを攻め立てる。だが、YOHもキレのある動きで負けじと応戦。そして前哨戦で痛めつけたヒロムの足に、集中攻撃を見舞う。終盤、YOHは牛殺し式ファルコンアローからドラゴンスープレックスを炸裂。勢いに乗るYOHの前に絶体絶命のヒロムだったが、王者の意地を発揮。DIRECT DRIVEをしのぐと、TIME BOMB、Dの悪夢、渾身のヒロムちゃんボンバーを炸裂。最後はTIME BOMB IIでYOHを沈め、ベルトを死守した。
試合後、ヒロムは2.11大阪でオカダに挑戦する鷹木にエールを送ると、観客との「もっと!」のコール&レスポンスから「みんなで~、楽しもうぜ~!!」と叫び大会を締めくくった。
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