第2試合は棚橋弘至&矢野通&デビッド・フィンレー&アレックス・ゼイン組が、マーク・デイビス&カイル・フレッチャー&アーロン・ヘナーレ&ギデオン・グレイ組と激突。前STRONG無差別級タッグ王者のオージー・オープン(デイビス&フレッチャー)は、今回が待望の初来日となる。
まずはグレイが単独で入場し、マイクを握ると仲間たちを呼び込む。続いて棚橋組が、棚橋&矢野の合体テーマ曲で花道を進む。
先発はフィンレーとヘナーレ。ロックアップで組み合うと、ヘナーレが一気にロープに押し込む。離れ際にヘナーレは打撃を振るうが、フィンレーはかわす。
続くロープワークの攻防では、ヘナーレがショルダータックルでなぎ倒す。そしてヘッドロックでフィンレーを捕獲。だが、フィンレーはハンマースルーのフェイントから逆にヘッドロック。さらに丸め込みの連発から、バックドロップをお見舞いする。
次はゼインが登場。ヘナーレはエルボーを乱打するが、ゼインはフィンレーのアシストを得て、バハブラストを炸裂。さらにダブルニードロップから、その場飛びのコークスクリューセントーンを見舞う。
勢いに乗るゼインはエルボーを連発。しかし、ヘナーレもセカンドロープからのジャンピングキックをヒット。ここからUNITED EMPIREは分断作戦に出る。
リング上、ヘナーレはゼインをロープを用いたチンロックで痛めつける。すかさずオージー・オープンがエプロンでクラウンズアップのポーズ。
さらにヘナーレは強烈なキックをゼインに叩き込んでカバー。ゼインがカウント2ではね返すと、フレッチャーが登場。
フレッチャーはゼインをブレーンバスターで持ち上げる。その状態のままデイビスに受け渡すと、デイビスがゼインをマットに叩きつける。
続いてデイビスはゼインをボディスラムを食らわせてセントーン。これをゼインは切り抜け、技の読み合いからオーバーヘッドキックをお見舞い。
スイッチした棚橋はデイビスにジャンピングフォアアーム。すかさずヘナーレとフレッチャーが棚橋に襲いかかるが、棚橋は切り抜けてヘナーレにドラゴンスクリュー。
するとグレイが襲いかかるも、棚橋は顔面に強烈な張り手。グレイはフラフラと倒れ込んでしまう。
棚橋はデイビスをボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップを繰り出してカバー。デイビスが返すと、棚橋はスリングブレイドへ。だが、かわしたデイビスはボディスラムからセントーンを炸裂。
次はフレッチャーが棚橋にエルボー&逆水平チョップ。しかし、棚橋がフレッチャーをロープに振ると、矢野がキックでアシスト。そして棚橋がツイスト&シャウトを食らわす。
スイッチした矢野はコーナーパッドを外し、フレッチャーにパス。そしてスキをついてフレッチャーの後頭部を叩き、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。逆にフレッチャーが投げ返すも矢野は踏みとどまり、突進してきたフレッチャーをコーナーに叩きつける。すかさず横入り式エビ固めを決めるが、カウントは2。
フレッチャーは反撃のエルボーを連発するが、矢野はうしろ髪をつかんで引き倒す。するとヘナーレが矢野に強烈なボディブロー。ここからUNITED EMPIREは矢野に連携攻撃
。最後はデイビスが矢野を担ぎ上げ、投げ飛ばしたところにフレッチャーがキックを叩き込む。だが、フレッチャーのカバーは棚橋がカット。
ならばとオージー・オープンは同じ技を棚橋にも狙う。しかし、矢野がカットに入り、棚橋と共に同時にオージー・オープンに横入り式エビ固めを決める。だが、オージー・オープンはキックアウト。
そしてオージー・オープンは棚橋&矢野を担ぎ上げ、鉢合わせ攻撃。ここでオージー・オープンは一気に分断作戦に出ると、矢野にサンドイッチ式のショートレンジラリアットを3連発。続いて必殺のコリアリスを炸裂し、矢野から3カウントを奪取した。
試合後、UNITED EMPIREは堂々の勝ち名乗りを上げた。